- 2022/04/19 掲載
中国、粗鋼生産の削減を22年も継続へ=発展改革委
中国の粗鋼生産量は21年は10億3500万トンで、前年から3000万トン減少。6年ぶりのマイナスとなり、年間の削減目標を達成した。
中国政府は30年までに二酸化炭素排出量をピークアウトさせる目標を掲げており、業界関係者は生産制限が今年も維持されると予想していた。鉄鋼部門は中国全体の温室効果ガス排出量の約15%を占める。
NDRC報道官は会見で、鉄鋼部門の供給サイドの改革を進めつつ、エネルギー消費と環境規制に沿った政策を厳格に実施すると説明。
具体的な減産目標は示さなかったが、削減は主に北京・天津・河北地域と長江デルタで実施するとの考えを示した。
18日に発表された統計によると、今年第1・四半期の粗鋼生産は2億4340万トンで、前年同期比10.5%減少した。
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