• 2022/05/10 掲載

ゼンリンなど、道路情報の自動差分抽出プロジェクトを試験運用開始

ゼンリン、Mobility Technologies

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 株式会社ゼンリン(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:高山 善司、以下ゼンリン)と、株式会社Mobility Technologies(本社:東京都港区、代表取締役社長:中島 宏、以下MoT)は、ドライブレコーダーのデータを元に、地図と実際の道路情報の差分をAI技術などを用いて自動で抽出し、地図のメンテナンスに活用する「道路情報の自動差分抽出プロジェクト」において、全国の高速道路を対象に試験運用を開始しました。高速道路の規制標識の変化を自動で検出します。

■ドライブレコーダーのカメラ映像をAIで認識し、地図との差分を自動抽出

 「道路情報の自動差分抽出プロジェクト」は、ドライブレコーダーから取得できる情報を元に道路上の物体を検出し、地図と比較することで現地と地図の差分を見つけ、地図を更新するプロジェクトです。2020年4月の開始から要素技術の研究とシステム開発を終え、2022年4月より全国の高速道路を対象に試験運用を開始しました。

■契約台数3万台以上!『DRIVE CHART』搭載車両が全国の高速道路の約9割を1ヶ月で走行

 本プロジェクトの特徴である、高鮮度な大量の道路情報データは、MoTが展開する次世代AIドラレコサービス『DRIVE CHART』( https://drive-chart.com/)によって収集されています。現在、全国3万台以上のタクシーやトラック、営業車で契約されており、全国の高速道路(高速自動車国道および自動車専用道路)の総距離約3万kmのうち約9割を1ヶ月で走行する網羅性を有しています(※)。

※データ活用に許諾頂いている事業者データのみを利用

■日本最高峰の高い技術力で困難な物体認識も可能に

 現在は道路標識を対象にしていますが、例えば高速道路上のLED式速度制限標識は、LEDの点灯周波数とドライブレコーダーの撮影周波数の関係でLEDの数値が映像に映らない瞬間があり、AIによる数値の読み取りが困難です。このような問題に対し、複数名のKaggle Master(※)を有し、またアノテーションチームを内製化するなど、高い技術力と実装力を持つMoTでは、映像中で検出した標識を追跡し、LEDの数値がはっきり見える瞬間を自動的に選んで読み取りを行うことで、97%以上という高い読み取り正解率を達成しています。

※国際的なAIコンペティションプラットフォーム「Kaggle」における称号の1つ

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