• 2022/06/01 掲載

古野電気、野菜の売れ行きを就農者にライブ配信する実証実験を実施

古野電気

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 古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員:古野幸男、以下、当社)は、阪急阪神ホールディングスグループの株式会社ミマモルメ(本社:大阪市福島区、社長:小坂光彦)が推進する、就農者の高齢化に伴う道の駅支援プロジェクトに参画しています。このたび、株式会社ミマモルメ、株式会社アジラ(本社:東京都町田市、代表取締役:木村大介)、有限会社能勢観光物産センター(道の駅能勢・くりの郷、代表取締役:上森一成)と共同で、2022年3月より売り場の映像をワイヤレスAIカメラによって就農者(出荷者)へ連携するシステムの実証実験を実施しました。

 当社は本実証実験の中で、株式会社アジラのAI画像処理技術を活用したワイヤレスAIカメラの開発などを担っています。

1. 背景

 大阪府能勢町にある「道の駅能勢・くりの郷」では、野菜など地元で採れた商品を就農者自らが納品し構内の売り場で販売しています。納品後、就農者は現場の販売動向を確認することができないため、開店まもなくして商品が品切れするなど度重なるチャンスロスが発生しており、販売動向にあわせて効率的に商品を納品する仕組みが求められていました。

 今回、それらの課題解決に向けて、売り場の映像をワイヤレスAIカメラによって就農者へ連携するシステムを用いた実証実験を行いました。販売動向をタイムリーに配信することで、効率的な商品の補充や供給量の調整など就農者への判断・行動を促し、1日を通した安定供給を目指します。

2. 実証実験開始日

 2022年3月21日

3. 実施内容

(1)ワイヤレスAIカメラを設置し、売り場状況をWEB上でリアルタイム配信。 ※参考資料1

(2)人物を骨格で認識するAI画像処理を実装。人物をライン化することでプライバシー保護に加えて野菜を隠さず空き棚の状況を確認可能に。 ※参考資料2

(3)最新の現場画像を指定時間(10時、12時)に就農者へメール配信。 ※参考資料3

(4)来客数の把握を目的とした人物計測プログラムを実装。 ※参考資料4

(5)WEBアンケート調査を就農者に対して実施。 ※参考資料5

 本実証実験をもとに、当社は個人情報やプライバシーに配慮した施設・屋外の混雑情報の提供や、不法投棄・侵入監視システム、不審者・緊急時のアラートなど、本技術を活用できる分野への展開も進めています。

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