- 2022/06/02 掲載
銀行アプリ利用、1000万超へ=地銀との連携強化―南りそなHD社長
りそなホールディングスの南昌宏社長は1日までにインタビューに応じ、スマートフォン向け銀行アプリのダウンロード数について、現状の2倍以上となる1000万件超を目指す考えを明らかにした。南氏は、銀行アプリ技術を提供する地方銀行との連携も強化し、「基本的にはすべての顧客とデジタルでつながっていく」と意気込みを語った。
りそなは、スマホで残高確認や振り込み、資産運用ができる銀行アプリを通じた金融取引の拡大を目指しており、常陽銀行や足利銀行など地銀にも技術提供している。
南氏は同アプリについて、来年3月までの目標である500万ダウンロードを1年前倒しで達成したと説明。その上で「顧客の金融行動が大きく変わってきており、(連携する地銀と合わせ)1000万ダウンロードは間違いない」と自信を示した。
地銀との連携では、「ファンドラップ」と呼ばれる投資一任型の資産運用商品を横浜銀行などと販売している。南氏は、今年3月末のファンドラップ残高が7568億円と前年比4割増えたと明かし、「1兆円を通過点として開拓していく」と強調した。
【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答えるりそなホールディングス(HD)の南昌宏社長=5月24日、東京都江東区
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