- 2022/06/02 掲載
米社債、月間リターンが今年初のプラス 金利上昇一服で
リフィニティブによると、ドル建て投資適格社債の指標ICEバンク・オブ・アメリカ(BofA)米社債指数の5月のトータルリターン(利息と価格変動を含むリターン)は0.55%と、昨年11月以来のプラスとなった。
ジャンク債の指標として広く利用されるICEBofA米高利回り債指数のトータルリターンも0.27%で、12月以来のプラスとなった。
今年はFRBがインフレ抑制に向けて引き締め姿勢を強める中、債券価格が下落した。
ただ、米国債利回りの上昇は5月に入って一服し、市場のインフレ期待も和らいだ。投資家は足元、利上げ回数が当初の予想より少なくて済む可能性があるとみており、一部ではFRBが9月に引き締めを一時停止する可能性があるとの見方も出ている。
関連コンテンツ
PR
PR
PR