- 2022/06/02 掲載
日経平均は反落、模様眺めムードが支配
日経平均は寄り付きで小幅に反落後、一時206円65銭安の2万7251円24銭とこの日の安値をつけた。後場はプラス圏に接近し、7円42銭安の2万7450円47銭まで下げ幅を縮小する場面があったが、心理的節目の2万7500円手前では上値が重かった。
TOPIXも反落し、前営業日比0.63%安の1926.39ポイント。東証プライム市場の売買代金は2兆5463億7300万円と薄商いだった。東証33業種では、鉱業、医薬品、精密機器、サービス業などの26業種が値下がり。石油・石炭製品、保険業などの7業種は値上がりした。
SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長は「インフレ加速懸念が強まる中、先行して積極的に売買できる雰囲気ではない。米雇用統計の結果や要人発言などの明確な材料が出るまでは、循環物色の様相が続くだろう」との見方を示した。
個別では、アステラス製薬、テルモ、ソニーグループ、リクルートホールディングスなどが軟調。ファーストリテイリング、TDK太陽誘電は値上がりした。
プライム市場の騰落数は、値上がり579銘柄(31%)に対し、値下がりが1192銘柄(64%)、変わらずが66銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27413.88 -44.01 27340.52 27,251.24─27,450.47
TOPIX 1926.39 -12.25 1930.39 1,917.92─1,932.49
東証出来高(万株) 109537 東証売買代金(億円) 25463.73
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