- 2022/06/02 掲載
物価は上下に不確実性、実力ベースで2%の可能性も=安達日銀委員
安達委員は、懇談会のあいさつで4月の消費者物価指数の前年比伸び率が2%を上回ったとは言え、エネルギーや携帯電話通信料など変動の大きい要因を除いた「実力ベース」のインフレ率は1.0%程度にとどまっていると指摘。「2%の物価安定目標の達成は、現時点では依然として道半ば」だと述べていた。
安達委員は会見で、金融緩和の正常化が可能になる条件として、実力ベースの物価上昇率が2%近傍を安定的に達成することを挙げた。
(和田崇彦)
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