- 2022/06/18 掲載
米欧、経済の軟着陸可能 中銀に十分な信頼=セントルイス連銀総裁
ブラード総裁は、FRBが前回、急激な物価上昇への対応を迫られた際について言及。「ボルカー元FRB議長の下でのディスインフレは代償が大きかった。ボルカー氏は信頼を勝ち得る必要があった」と指摘。「FRBとECBはかなりの信頼を得ているため、新型コロナウイルス禍後の転換がうまくいけば、米経済とユーロ圏経済のソフトランディング(軟着陸)は可能であることが示されている」と述べた。
米国では約40年前、ボルカー元FRB議長の下で実施された急激な利上げを受け、失業率が急上昇した経緯がある。
FRBは14─15日の連邦公開市場委員会(FOMC)で75ベーシスポイント(bp)の利上げを決定。27年ぶりの大幅利上げに踏み切った。ブラード氏はこれまでも、FRBのインフレへの積極的な対応に支持を表明している。
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