- 2022/06/21 掲載
西松建設、木質バイオマス発電事業に進出
当社は、脱炭素社会の実現にむけて、再生可能エネルギー発電事業によるエネルギー創出を「中期経営計画2023」に掲げ、積極的に取り組みを進めております。
このたび、山口県山陽小野田市で木質バイオマス発電事業に取り組む目的とし、新たに本子会社を設立しました。
本子会社は、山口県山陽小野田市の小野田・楠企業団地において、2MWクラスの木質バイオマス発電所の建設・運営を行う予定です。
木質バイオマス発電は、再生可能エネルギーの中でも天候に左右されず安定的に供給できるベースロード電源であり、また地域に存する木質資源の活用によってエネルギーを生み出すことができる地産地消型の電源でもあります。
建設する発電所にて発電の燃料となる木質チップは、燦キャピタルマネージメント株式会社(所在地:大阪市淀川区西中島七丁目5番25号、代表取締役:前田健司)の関連会社である山陽小野田バイオマス供給株式会社(所在地:山口県山陽小野田市大字高畑字北畑77ー111、代表取締役:前田健司)を介して、主に山口県内の素材生産者によって集材される間伐材や林地残材等の未利用材を利用します。これら未利用材の活用は山林の保全育成や林業振興等につながるとともに、地元に対価をもたらす新たな木材需要を創出できると考えています。
なお、本事業の運営場所となる小野田・楠企業団地は、山口県、山陽小野田市土地開発公社が事業主体であり、建設に先立って土地の売買契約を結び、同時に山口県と山陽小野田市からの助成を受ける予定です。
当社は、エコ・ファースト企業として約束した「2030年度のCO2排出量ネットゼロ」の達成を掲げています。今後も、脱炭素社会の実現に向けて、地域社会を構成するさまざまなステークホルダーの皆様に寄り添いながら、地域の課題解決に取り組んでまいります。
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