- 2022/07/08 掲載
EU主要行、自己資本から「レガシー商品」排除進める必要=当局
EUの第1次資本要求規則(CRR1)で中核的自己資本(Tier1)にレガシー商品を算入することが2021年12月から禁止されており、主要行には株主からも圧力がかっている。
また、第2次資本要求規則(CRR2)では25年6月までに補完的自己資本(Tier2)から割引永久証券などのレガシー商品を除外するよう求められている。
EBAは、銀行が劣後ハイブリッド株式リンク証券といったレガシー商品をTier1から除外しているかどうかを監視してきた。
EBAの幹部、デルフィン・レイモンドン氏はCRR1で禁止されているレガシー商品は一部の限られた銀行に残っており、引き続き関係監督当局と協議していくと述べた。
また、CRR2の規制対象となったレガシー商品に監視の目を向けることになると語った。
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