- 2022/07/08 掲載
香港証券先物委トップのアルダー氏が退任、英FCA長官に就任へ
[香港 8日 ロイター] - 香港の証券監督当局である証券先物委員会(SFC)は8日、アシュリー・アルダー最高経営責任者(CEO)が退任し、英国の金融行動監視機構(FCA)の長官に就任することを明らかにした。
アルダー氏は2011年から香港証券先物委のトップを務めており、9月末に退任する。FCA長官には23年1月に就任する予定。
香港証券先物委はすぐに後任探しに着手するとしているが、これ以上の詳細には言及しなかった。
アルダー氏はもともと20年に退任する意向だったが、新型コロナウイルス大流行を受けて市場が混乱したことから退任を撤回していた。
香港の資本市場が株価急落や価格乱高下で不安定化したため、証券先物委はアルダー氏の在任中、より介入的な姿勢に転換。不正行為に対する罰則も強化した。
また、中国本土との間で株式やファンド、債券の相互取引制度も創設した。
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