• 2022/07/08 掲載

安川電、通期予想を据え置き 主力事業の受注は好調

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[東京 8日 ロイター] - 安川電機は8日、2023年2月期通期(国際会計基準)の連結営業利益見通しについて前年比36.2%増の720億円の従来予想を据え置いた。主力事業のモーションコントロール事業とロボット事業で想定以上の受注が続いているほか、製造業全般で生産の高度化・自動化を目的とした積極的な設備投資が継続しているという。年間配当予想も1株あたり64円で据え置いた。

IBESがまとめたアナリスト22人のコンセンサス予想の平均値は692億円。想定為替レートは4月に公表した1ドル=120円、1ユーロ=133.0円、1元=19.00円を据え置く。 第1・四半期(3─5月)の連結業績での営業利益は前年同期比7.8%増の139億5300万円だった。セグメント別では中国での売上減少や、原材料費の値上がりの影響を受け、主力のモーションコントロールが減益。半面、ロボットは売上増加や操業度の改善、システムエンジニアリングは構造改革の効果や経費抑制の継続が寄与し、増益となった。

売上収益は同1.1%増の1203億1200万円だった。地域別では、中国がロックダウンの影響を受け、前年同期比31.6%減の244億円と大幅に減少。ただ、国内のほか、米州、欧州、中国除くアジアが伸長し、全体をカバーした。

市場では「総じて無難な決算の印象。株価は大きく変動しなさそうだ」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との声が聞かれた。中国の四半期受注では、前年同期比10%増、前四半期比35%増加しており「この先、どれだけ改善していくかが焦点となる」(大塚氏)との見方が出ていた。

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