• 2022/07/21 掲載

米ユナイテッドの第2四半期実質利益が予想下回る、人手不足など影響

ロイター

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[シカゴ 20日 ロイター] - 米航空大手ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスが20日発表した第2・四半期決算は、調整後1株利益が1.43ドルで、リフィニティブのデータに基づくアナリスト予想の1.95ドルに届かなかった。

新型コロナウイルスのパンデミック発生以降、米政府の助成措置なしで今回初めて黒字を計上したが、人手不足などで拡大する需要を十分に取り込めなかった。

この夏、米航空業界は過去3年で最も旺盛な旅行需要の恩恵を受けている。ワクチン接種を経て通常の社会経済活動に戻る人が増えたためで、海外旅行やビジネス旅行の需要も持ち直している。

一方で各社とも働き手の確保が難しく、減便を迫られて、こうした待機需要に全面的に対応することができていない。また燃料費や営業経費も膨らんだ。

ユナイテッドの場合、第2・四半期の燃料以外の経費はパンデミック前の2019年の同じ時期から17%増加。年内はこれらの経費増大圧力が続くとみている。燃料費は前期から45%も増えたが、第3・四半期にはある程度落ち着く見通し。

第3・四半期の有効座席マイル当たり総収入は19年の同期比で24─26%増と想定しており、調整後の営業粗利益率は10%となりそうだ。

年後半は運賃値上げや物価高、金利上昇によって旅行需要が鈍るのではないかとの懸念も出ている。しかしユナイテッドは、年内は黒字基調を維持できるとの見方を示している。

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