• 2022/10/24 掲載

米原油備蓄の追加放出、価格抑止効果は限定的=ゴールドマン

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[21日 ロイター] - 米金融大手・ゴールドマンサックスは20日付のリポートで、米バイデン政権が計画している石油価格抑止のための戦略原油備蓄(SPR)の追加放出は、原油価格抑止への効果が限定的だとの見方を示した。

バイデン大統領は19日、年内にSPRから1500万バレルの追加放出を行うと発表。ただ、公式統計によると、先週のSPRは1984年半ばの水準まで落ち込み、商業原油在庫も減少し、価格は抑えられていない。

議会の承認案では2023会計年度(22年10月─23年9月)は1600万バレルの放出が可能で、政府は最も有効な手段として追加放出を検討している。

ただ、ゴールドマンは、それは価格次第で、その程度の放出では価格への影響は1バレル当たり5ドル以下という小さな押し下げ効果しか得られない公算が大きいと分析した。

ゴールドマンは、来月の中間選挙という政治的障害が解消されれば、原油価格は1バレル=125ドル、ガソリン小売価格は5ドルの水準に大幅に上昇する可能性が高いと予想。SPR放出の根拠として、ガソリン小売価格が現在の水準より上昇する必要があると指摘した。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます