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なぜトヨタの14工場が停止? サプライチェーンに「社長セキュリティ」が必須なワケ
従来、サプライチェーンリスクは災害や事故が原因だった。しかし、テクノロジーの進化により組織と組織が複雑につながったことで、サイバー攻撃によるサプライチェーンリスクが注視されている。経営者を含めマネジメント層やリーダー層がセキュリティリスクに適切に対応していくために必要なことは何か? 東京電機大学 名誉教授 兼 サイバーセキュリティ研究所 客員教授の佐々木良一氏が、サプライチェーンセキュリティリスクに関する最新の動向に加え、経済産業省のサイバーセキュリティガイドラインを解説する。サイバー攻撃が原因で事業継続が失われるサプライチェーンリスクが注視されている
サプライチェーンとは、ある製品の原材料が生産されてから最終消費者に届くまでのプロセスをいう。各種のサプライチェーンの発展により、組織と組織が複雑につながる世界が誕生している。このような世界におけるサイバー攻撃は想定外の事態を引き起こす可能性があり、その被害も大きくなりがちだ。東京電機大学 名誉教授 の佐々木良一氏「従来は災害や事故が原因のサプライチェーンリスクに重点が置かれていましたが、最近ではサイバー攻撃が原因となり、事業継続が失われるサプライチェーンリスクが注視されています」と説明する。
佐々木氏によると、サプライチェーンセキュリティリスクに対応するには、現場での「係長セキュリティ」ではなく「社長セキュリティ」に意識を変え、経営陣の責任で取り組むべきということだ。
サプライチェーンのサイバーセキュリティに対応するには、サイバー攻撃が原因となるサプライチェーン対策が重要になった背景を含めて経営陣を含めたステークホルダーが理解する必要がある。佐々木氏は経済産業省のサイバーセキュリティ経営ガイドラインを紐解きつつ、トヨタの工場停止など事例を紹介しながら、解説した。
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