電通 橋口 幸生
電通 カスタマーエクスペリエンス・クリエーティブ・センター クリエーティブ・ディレクター/コピーライター
生成AIが急速に普及する中、アンソロピックはClaudeに「憲法」を持たせ、グーグルディープマインドも哲学の知見をAIの価値判断に生かす研究を進めるなど、大手AI企業はいま、性能競争だけでなく「何を良しとするか」を考えるフェーズに入っている。AIそのものに価値判断が求められるなら、それを使って表現を生み出す人間はどうか。誰もが一定水準のコピーやビジュアルを生み出せる時代、広告クリエイターの価値は「何を作れるか」から「何を作るべきか」を判断する力へ移りつつある。電通の橋口幸生氏が語る、AI時代に広告がこれまで以上に「倫理」を必要とする理由。そして、人権やジェンダー、多様性への配慮を「制約」ではなく強い表現やブランド価値につなげる方法、最後に残るプロの価値とは。