記事 開発総論 ビジネス向けAPI開発方法、ガートナーが推奨する5ステップとは 2017/11/17 デジタルビジネス時代にはアプリケーションの開発方法が抜本的に変わる。良いものを開発したから外部に売るというのではなく、顧客の需要に合わせてビジネスを作らなければならない。こうした時代には、機能よりもまず、俊敏性や拡張性といった非機能要件が重要になる。アプリケーション開発のカギを握るAPIファーストの考え方について、ガートナージャパンのリサーチ部門でリサーチディレクターを務める飯島公彦氏が解説する。
記事 開発総論 システム開発はどう標準化すべきか?開発標準がITベンダー任せではダメな理由 2017/09/27 システム開発の標準化、すなわち開発標準は、品質確保や生産性向上に欠かせない取り組みです。実際にシステム開発を外部委託している場合は、ITベンダーの開発標準がよく用いられています。しかし、ITベンダーの開発標準は、ITベンダーの思惑やソフトウェア開発そのものの標準化の難しさから、発注者が期待する品質を確保できないケースが後を絶ちません。本稿では、開発標準の基礎的な考え方から、発注者が開発標準を適切に適用するための方法を解説します。
記事 開発総論 システム開発の意思決定プロセス、3つのタイプ別で理解すれば最適化できる 2017/08/04 ITの導入を外部委託する場合、意思決定は発注者の重要な役割ですが、重視する根拠や判断基準は発注者によって異なります。そのため、発注者が自らの特徴を意識することなく、ITベンダーにシステム開発を発注することが、プロジェクトに問題を引き起こす場合があります。本稿では、発注者の意思決定の特徴をタイプ分けし、それぞれの留意点やリスク対策について解説します。
記事 プロジェクト管理・ワークフロー管理 システム開発プロジェクトの成否が「社内政治で決まる」本当の理由 2017/06/21 システム開発プロジェクトでは、QCD(品質/コスト/納期)を満たすことだけを考えがちである。さらに、プロジェクトの初期段階でユーザー要件を定義した後は、ユーザー部門とコミュニケーションを取らないケースも多い。しかし、こうしたプロジェクトは失敗しがちだ。たいがいのことは、論理的には決まるものではなく、「社内政治で決まる」からだ。したがって、利害調整を進めながらプロジェクトを進めることが肝要になる。プロジェクトの成功とはそもそも何なのか、どうすれば成功できるのか。ガートナージャパンのリサーチ部門でバイスプレジデントを務める松本良之氏が解説する。
記事 開発総論 DevOps再入門 カギとなる2つの原則とは 2017/05/17 国内で最初のDevOpsに関する大型イベント「DevOps Days Tokyo 2012」が開催されたのは2012年。続いて2013年にも「DevOps Days Tokyo 2013」が開催されました。DevOps Daysは世界各国で行われているDevOpsに関するグローバルなイベントです。そのイベントが日本に上陸して5年が経過した今年、国内で3回目の開催となる「DevOps Days Tokyo 2017」が開催されました。
記事 開発総論 システムインテグレーター(SIer)・ITコンサル・ソリューションベンダーの違いは何か 2017/05/09 彼を知り己を知れば百戦殆うからず──敵と味方の情勢をしっかりと把握してさえいれば、何度戦っても敗れることはないということを意味する孫子の兵法書(謀攻篇)の有名な故事ですが、IT導入を外部に委託せざるを得ないユーザー企業にも同じことが言えます。ITベンダーは敵ではありませんが、発注相手について理解を深めることは、システム発注の失敗を回避する上で不可欠な取り組みです。そこで今回はITベンダーの種類やそれぞれの得意分野/苦手分野などについて解説します。
記事 開発ツール・開発言語 Google、「TypeScript」を社内の標準言語に採用 承認は2年掛かり 2017/04/26 Googleが中心となって開発しているオープンソースのJavaScriptライブラリ「Angular」のイベント「ng-conf 2017」が、4月5日から3日間、米国ユタ州ソルトレイクシティで開催されました。
記事 開発ツール・開発言語 小中高校生が「AIプログラミング」で激闘、Rubyまつもと氏に続く才能は生まれたのか 2017/04/21 日本人が開発した言語の中で、国際的な標準として高い認知を得ているプログラミング言語「Ruby」。その開発者であるまつもとゆきひろ氏の出身地、島根県松江市で2016年から始まった新しい取り組みのひとつが「スモウルビー・プログラミング甲子園(以下、スモウルビー甲子園)」である。高校生以下の若者たちが、GUIで簡単にプログラミング可能なスモウルビーという開発環境を使い、アルゴリズムの優秀さを競うことで新しい人材を発掘しようとする試みだ。2017年3月に松江市で開催された第2回大会の様子を現地で取材した。
記事 開発ツール・開発言語 スクラッチ開発とAD自動化ツールのメリットとデメリットを整理、どう選ぶべきか 2017/04/04 アプリケーション開発自動化ツール(AD自動化ツール)を採用する動きが広がってきた。だが一方では、従来のスクラッチ開発(手組みコーディング)を支持する声も依然として根強い。ITリーダーは、アプリケーションの新規開発や再構築に際していずれを採用すべきなのか。その選択・判断のポイントやツール導入の留意点を、ガートナー リサーチ リサーチ ディレクター 片山 治利氏が解説する。
記事 開発総論 「攻めのIT」を成功させる術理、ITベンダーには「2つの資質」を求めるべきだ 2017/03/10 IT業界の定説に、「システム開発プロジェクトの成功率は3割」というのがあります。何をもって成功というのかは判断が分かれるところではありますが、いずれにせよシステム開発のプロジェクトは決して簡単なものではなく、常に失敗と隣り合わせにあると受け止める必要があるでしょう。本稿では、IT構築を外部に委託せざるを得ない企業に向けて、なぜシステム開発プロジェクトには失敗が起きてしまうのか、どう対応すれば失敗が起きにくくなるのか、どういう企業をパートナーとして選ぶべきか、正しい術(すべ)と理(ことわり)について解説していきます。
記事 開発ツール・開発言語 GIF動画で見るマイクロソフト「Visual Studio Code」最新版の新機能 2017/03/06 マイクロソフトはオープンソースで開発しているコードエディタの最新版「Visual Studio Code 1.10」リリースを発表しました。
記事 開発総論 「穴が空いたバケツ」だった日経電子版アプリ、どうやって改善したのか? 2017/02/16 1月12日と13日に行われたスクラムのイベント「Regional SCRUM GATHERING Tokyo 2017」では、日本経済新聞社でモバイルアプリケーションの開発チームを担当する武市大志が登壇。内製化やアジャイル開発を実現するために改革と改善を繰り返してきた背景と事情を詳しく解説してくれました。本記事はその講演内容をダイジェストで紹介します。
記事 開発総論 「古い体質」の日経が、日経電子版アプリを内製化・アジャイル開発した理由と裏側 2017/02/14 日本を代表する新聞社のひとつである日本経済新聞社は、スマートフォンから記事を読むことができる日経電子版を提供しています。そしてこのスマートフォンアプリ開発において、同社は内製化とアジャイル開発による迅速なリリース体制を実現しました。講演者自身が「古い体質」と説明する企業で、それまで外注によって開発されてきたアプリを、どのように内製化へ持ち込み、アジャイル開発の体制を実現していったのでしょうか。
記事 開発ツール・開発言語 まつもとゆきひろ氏が賞賛する「Ruby」で開発された8つのサービス 2017/01/17 暮れも押し迫った12月、2016年のRuby開発を振り返るいい機会があった。それが、今年で2回目となる「Ruby biz Grand prix 2016」だ。Ruby開発者であるまつもとゆきひろ氏の出身地である島根県などが主催し、Rubyを使った製品やサービスの中からイノベーションを起こしたものを表彰、紹介するというもの。国内外から29事例の応募があり、その中から優秀な8事例が表彰された。今回は授賞式のレポートを通じて、受賞作品を紹介していきたい。
記事 CAD CADユーザーのコミュニティは「地方」にこそ必要だ 2016/10/26 地方の多くは製造、土木、建築といった産業に支えられているといっても過言ではない。こうした産業に欠かせないのが、CADをはじめとした設計ツールだ。図面作成ソフトウェアの「AutoCAD」で知られるオートデスクのユーザー会「AUGI(Autodesk Users Group International)」の日本支部にあたる「AUGIjp」は長らく休眠状態に入っていたが、2016年に入って再び活動を開始。5月に東京、続いて9月に富山でワークショップを開催している。今回はAUGIjp初めての取り組み「地方ワークショップ」イベントの様子を紹介しよう。
記事 開発総論 米大企業の「DevOps」採用率は81%、利用ツールでは「Docker」と「Ansible」が倍増 2016/06/15 米RightScaleは、1060人のITプロフェッショナルを対象にDevOpsに関する調査を実施。その結果を発表しました。
記事 開発ツール・開発言語 元マイクロソフトのプログラマが開発した「HyperDev」は、8つの面倒を不要にする 2016/06/07 元マイクロソフトのプログラマジョエル・スポルスキー(Joel Spolsky)氏が、Webブラウザから使えるWebアプリケーションの統合開発環境「HyperDev」のベータ版を公開しました。8つの面倒な作業が不要になる、非常に簡単なフルスタックのWebアプリ開発環境です。
記事 開発総論 アプリケーション開発を劇的に変える「HTAP」と「マイクロサービス」とは?ガートナーが解説 2016/05/17 デジタルビジネスは「アプリケーションの本質」を変えつつあるようだ。多くのエンドポイントが存在するようになり、瞬間的なビジネスモーメントをその場で捕捉しなければ、ビジネスチャンスはすぐに消えてなくなってしまうからだ。デジタルビジネスの時代のアプリケーション開発で注目するべき、HTAP、マイクロサービス、PaaS、コンテナなどのテクノロジーについて、ガートナーリサーチ バイスプレジデント兼最上級アナリストのアン・トーマス氏が解説した。
記事 開発総論 プログラム自動生成ツール/テスト自動化ツールを比較・導入する際の4つのポイント 2016/04/20 「アプリケーション開発(以下、AD:Application Development)の自動化」が徐々に広がりつつある。アジャイル型の開発手法の採用も増えつつあり、「プログラム自動生成ツール」や「テスト自動化ツール」を採用する企業も増えた。より速く、より効率的にADを行うことで、企業は他社に先駆けてソフトウェアを開発し、市場での優位性を確保でき、新たな革新的市場を開拓できる可能性を得ることができる。ここではAD自動化の現状と、AD自動化ツール選択のポイントについて考えてみたい。
記事 開発ツール・開発言語 損保ジャパン日本興亜システムズ、CAのDevOpsツールを採用 アジャイル開発を強化 2016/04/06 損保ジャパン日本興亜システムズは、アプリケーション開発プロジェクトにアプリケーションテストを効率化するCA Service Virtualizationと継続的デリバリーを実現するCA Release Automationを採用した。
記事 プロジェクト管理・ワークフロー管理 ギネス世界一の新宿駅、なぜ「サグラダ・ファミリア」よりも早く完成しないのか 2016/04/02 1日364万人の乗降客数をこなす駅として、世界一のギネス認定(2007年)を受けた新宿駅。4月4日には「バスタ新宿」がオープンするなど、最近、この駅が大きくリニューアルしているのをご存じだろうか? 何十年も同駅を利用する人は「新宿駅はいつまで工事を続けているのか」と疑問に思われているかもしれない。実は新宿駅の建築年数は、未完の建造物として世界的に有名な「サグラダ・ファミリア」を超えることがほぼ確実となっているのだ。なぜ新宿駅は完成しないのか。一級建築士で、昭和女子大学 生活科学部 環境デザイン学科 准教授の田村 圭介氏に話を聞いた。
記事 組み込み・産業機械 STAMPとは何か? IPA/SEC 松本隆明 所長に聞くCPS/IoT時代の安全性開発モデル 2016/03/17 現実社会(フィジカル空間)にある、あらゆるデータを収集してサイバー空間で分析し、その知見を実世界で活用する――。今、現実社会とサイバー空間が緊密に結びついた「サイバーフィジカルシステム(CPS)」が注目されている。しかし、CPS社会の実現には、セキュリティ対策や相互接続を前提としたシステム設計など、克服すべき課題も多い。本稿では、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)技術本部 ソフトウェア高信頼化センター(SEC)の松本隆明所長に、CPS社会に向けた取り組みとその課題、今後の展望について話を聞いた。
記事 開発総論 ヤフーがアジャイル開発で変えた”サービスの作り方” 何をではなくなぜ作るのか 2016/03/14 変化の速いビジネス環境に対応するために、多くの企業がアジャイル開発の採用を進めています。本記事では、2月18日に行われたDevelopers Summit 2016のセッション「現場から変えた”サービスの作り方” ~何を作るのかではなくなぜ作るのか~」で紹介された、Yahoo! Japanにおけるアジャイル開発の導入と実践、そして改善がどのように行われたのかについての内容を記事にしました。
記事 開発総論 なぜヤフーはアジャイル開発を採用するのか? チームにもたらす4つの変化 2016/03/11 変化の速いビジネス環境に対応するために、多くの企業がアジャイル開発の採用を進めています。本記事では、2月18日に行われたDevelopers Summit 2016のセッション「現場から変えた”サービスの作り方” ~何を作るのかではなくなぜ作るのか~」で紹介された、Yahoo! Japanにおけるアジャイル開発の導入と実践、そして改善がどのように行われたのかについての内容を記事にしました。
記事 プロジェクト管理・ワークフロー管理 フィードバックは「あなたvsわたし」ではなく、「私たちvs問題」という形にする 2016/03/02 業務で行われるソフトウェア開発プロジェクトのほとんどすべては、何らかのチームによって行われています。そしてそのプロジェクトが成功するか失敗するかを左右する大きな要因が、技術力よりも人間系にあることはよく指摘されることです。では、その人間系に注目して強いチームを作るにはどうすればよいのか、そのヒントを多数紹介したセッション「強いチームのつくり方」が、2月19日に行われたイベントDeveloper Summit 2016(通称デブサミ)で行われました。この記事では、そのセッションの内容を前編、中編、後編の3本の記事で紹介します。いまお読みの記事は後編です。
記事 プロジェクト管理・ワークフロー管理 イエス、ノーだけでは共通理解は得られない リーダーシップと権限委譲の仕方 2016/03/01 業務で行われるソフトウェア開発プロジェクトのほとんどすべては、何らかのチームによって行われています。そしてそのプロジェクトが成功するか失敗するかを左右する大きな要因が、技術力よりも人間系にあることはよく指摘されることです。では、その人間系に注目して強いチームを作るにはどうすればよいのか、そのヒントを多数紹介したセッション「強いチームのつくり方」が、2月19日に行われたイベントDeveloper Summit 2016(通称デブサミ)で行われました。この記事では、そのセッションの内容を前編、中編、後編の3本の記事で紹介します。いまお読みの記事は中編です。
記事 プロジェクト管理・ワークフロー管理 プロジェクトの多くは技術ではなく人間系で失敗している 2016/02/29 業務で行われるソフトウェア開発プロジェクトのほとんどすべては、何らかのチームによって行われています。そしてそのプロジェクトが成功するか失敗するかを左右する大きな要因が、技術力よりも人間系にあることはよく指摘されることです。では、その人間系に注目して強いチームを作るにはどうすればよいのか、そのヒントを多数紹介したセッション「強いチームのつくり方」が、2月19日に行われたイベントDeveloper Summit 2016(通称デブサミ)で行われました。この記事では、そのセッションの内容を前編、中編、後編の3本の記事で紹介します。いまお読みの記事は前編です。
記事 開発総論 自動化の現場の真実:開発現場を「自動化」する仕事は時給は1360円? 2016/01/19 テスト自動化研究が主催するイベント「システムテスト自動化カンファレンス 2015」が、2015年12月13日に、六本木のヤフー株式会社で開催されました。午前中に行われたセッション「自動家は見た~自動化の現場の真実~」には関西のコミュニティ「おいしが」のメンバーが登壇。テストを含む開発環境を自動化しようとしてきたエンジニアの、現場での苦悩と苦労をリアルに紹介しています。その内容を3本の記事にまとめました。この記事は後編です。
記事 開発総論 自動化の現場の真実:抵抗するマネージャのロジックとは?「抵抗の6階層」を知る 2016/01/18 テスト自動化研究が主催するイベント「システムテスト自動化カンファレンス 2015」が、2015年12月13日に、六本木のヤフー株式会社で開催されました。午前中に行われたセッション「自動家は見た~自動化の現場の真実~」には関西のコミュニティ「おいしが」のメンバーが登壇。テストを含む開発環境を自動化しようとしてきたエンジニアの、現場での苦悩と苦労をリアルに紹介しています。その内容を3本の記事にまとめました。この記事は中編です。
記事 開発総論 自動化の現場の真実:自動化への取り組みは、外の事情であっさりと「ご破算」になる 2016/01/15 テスト自動化研究が主催するイベント「システムテスト自動化カンファレンス 2015」が、2015年12月13日に、六本木のヤフー株式会社で開催されました。午前中に行われたセッション「自動家は見た~自動化の現場の真実~」には関西のコミュニティ「おいしが」のメンバーが登壇。テストを含む開発環境を自動化しようとしてきたエンジニアの、現場での苦悩と苦労をリアルに紹介しています。その内容を3本の記事にまとめました。この記事は前編です。