記事 政府・官公庁・学校教育 横浜市のDX戦略、変革が1年前倒しで「サクサク進む」ワケ 横浜市のDX戦略、変革が1年前倒しで「サクサク進む」ワケ 2023/12/14 DXの取り組みを進める自治体は多いが「時間」を起点にしたDXを進めようとしているのが横浜市だ。「市役所に来庁する市民の時間や行政サービスを処理する職員の時間がどれだけ削減(還元)できるのか」を起点とし、イノベーションによる新たな行政サービスを生み出していこうという思いが「デジタルの恩恵をすべての市民、地域に行きわたらせ、魅力あふれる都市をつくる」という「横浜DX戦略」に定められている。横浜市のDXの基本方針や具体的な施策の取り組み、生成AIをはじめとする最新テクノロジーの活用について話を聞いた。
記事 政府・官公庁・学校教育 郡山市が「王道DX」でこれだけの成果を出せている“超本質的”な「4つの理由」 郡山市が「王道DX」でこれだけの成果を出せている“超本質的”な「4つの理由」 2023/12/12 1 東北地方で仙台に次ぐ第2位の経済規模を誇る福島県郡山市。同市が20年以上にわたって進めてきたデジタル化施策の成果が徐々に出始めている。前編ではその取り組みの詳細と成果について紹介したが、後編となる今回は郡山市の新たな挑戦について焦点を当てる。また、同市がこれだけの成果を積み重ねられている理由を探ると、自治体だけでなくすべての組織のDXに通じる「4つのポイント」が見えてきた。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス 空飛ぶクルマの開発競争の勝者は中国か?いよいよ目前に迫った実用化、2023年の現在地 空飛ぶクルマの開発競争の勝者は中国か?いよいよ目前に迫った実用化、2023年の現在地 2023/12/11 空飛ぶクルマの開発進捗(しんちょく)に新たな動きが出てきた。なんと中国のアーバン・エア・モビリティ(UAM)メーカーが中国で型式証明書(TC)を取得し、旅客輸送商業運用を行えるようになったのだ。また、日本国内でも日本で唯一のUAM企業スカイドライブがスズキと子会社を設立するなど、新たな動きが出てきている。そのほか、ドイツや米国の企業など世界のUAMの開発進捗の最前線を解説する。
記事 政府・官公庁・学校教育 初の女性首相誕生か? 退陣濃厚で始まる「ポスト岸田」争い、首相候補たちの顔ぶれ 初の女性首相誕生か? 退陣濃厚で始まる「ポスト岸田」争い、首相候補たちの顔ぶれ 2023/12/09 岸田文雄首相の内閣支持率が、JNNの調査(12月2~3日)の調査で、過去最低を更新し、28.9%となった。NHKの調査(11月10~12日)でも29%となっているのをはじめとして、各社の世論調査は、おおむね20%代で推移をしている。また、政治資金問題を受けて国民の批判が強なる中、12月7日には派閥を離脱する意向を固めた。こうした騒動の中、有力政治家たちの間では「ポスト岸田」に関心が高まっている。本稿では「ポスト岸田」と称される候補についてみていこう。
記事 製造業界 ダイハツが実現する「DXとAI推進」、短期間でのAI人材育成と全社活動が成功したワケ ダイハツが実現する「DXとAI推進」、短期間でのAI人材育成と全社活動が成功したワケ 2023/12/06 長らく日本経済をけん引してきた製造業は、現在、デジタル化の遅れが指摘されている。そんな中、ダイハツでは一足早く、2017年にAI活用を開始した。メンバー3人のワーキングチームから始まった取り組みが、今では全社に広がり、DXやAI推進が全社活動となっている。そこで、ダイハツにおけるDX推進やAI活用事例、教育ワークフローについてダイハツ工業 DX推進室データサイエンスグループ 兼 東京LABOデータサイエンスグループ グループ長の太古 無限氏に話を聞いた。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス 【独占】エミレーツ航空取材、中東をけん引する航空会社が日本市場で狙う勝ち筋 【独占】エミレーツ航空取材、中東をけん引する航空会社が日本市場で狙う勝ち筋 2023/12/06 中東地域の航空業界の勢いが止まらない。2021年の輸送力ランキングでは、アジア地域を抑えて4位にランクインした。その勢いをけん引するのが、中東航空会社の有償旅客キロ(RPK)の3割を占めるエミレーツ航空である。同社の日本支社長に独占取材を行い、日本市場への戦略や今後の展望について話を聞いた。
記事 流通・小売業界 ヨドバシの「占領」を許したそごう・西武、買収は「ある意味必然」だった納得理由 ヨドバシの「占領」を許したそごう・西武、買収は「ある意味必然」だった納得理由 2023/12/05 セブン&アイ・ホールディングスから米投資ファンドに売却されたそごう・西武。11月から、プラダ・ジャパン元社長のダヴィデ・セシア氏が同社の副社長として就任しました。西武池袋本店に計画されているヨドバシカメラ出店をにらんだ人事と言われています。生まれ変わりに向かって歩み始めた同社ですが、実は今回の「身売り」に至るまでに2回の「ターニングポイント」があったのをご存知でしょうか。その分岐点とは何かを解説します。
記事 製造業界 三井化学のDXの裏側、2030年に営業利益2500億へ…次世代の化学プラントの在り方 三井化学のDXの裏側、2030年に営業利益2500億へ…次世代の化学プラントの在り方 2023/12/05 国際化やデジタル化への対応の遅れ、あるいはサプライチェーンリスクやカーボンニュートラルなど、新たな課題に成長を阻まれ、競争力を失いつつある日本の製造業。その起死回生の鍵となるのは、やはりDXだろう。創業110年余の総合化学メーカー、三井化学もまた、DXを軸とした事業改革に挑む日系企業の1つだ。世界規模の社会課題を解決するグローバル・ソリューションパートナーを目指す同社CDOの三瓶 雅夫氏に、新長期経営計画「VISION 2030」にもとづくDX戦略の具体的な取り組みについて聞いた。
記事 金融業界 SBI新生銀行が推進「DX勝ちパターン」とは? 金融でもできる「自走式」組織の作り方 SBI新生銀行が推進「DX勝ちパターン」とは? 金融でもできる「自走式」組織の作り方 2023/12/05 SBI新生銀行が推進「DX勝ちパターン」とは? 金融でもできる「自走式」組織の作り方 世界情勢やマーケットが目まぐるしく変化する中で、他業種からの金融サービス参入が相次いでいる。小売・流通や保険、スタートアップまで、多種多様な業種が越境してくる厳しい環境の中で、銀行は本来の金融機関としての生き残りを賭けたDXを推し進めてきた。その中でSBI新生銀行は、CRMを軸にDX基盤を構築し、現場が自走しながらDXを実現する仕組みを自らつくり上げている。同行ならではのDX推進体制と人材育成について、同プロジェクトのキーパーソンである松永美生氏に伺った。
記事 製造業界 三菱マテリアルが語るDX、「心理的安全」「当事者意識」を育む制度とは? 三菱マテリアルが語るDX、「心理的安全」「当事者意識」を育む制度とは? 2023/12/04 DXの重要性が高まっている昨今、本質的なDXに取り組めず、ITツールの利活用で終わってしまっている企業も少なくない。本質的なDXとは何か、全社的にDX戦略を進めるためにはどうするべきかを知るためには、DXに成功している企業の事例が参考になるだろう。今回は、DX戦略を中心に経営改革を進めて2023年度には「DX銘柄」の注目企業にも選出された、三菱マテリアルの事例をもとに解説する。
記事 金融業界 〈みずほ〉の金融DXが業界を驚かせる理由、全社導入された〈みずほ〉版ChatGPTの全貌 〈みずほ〉の金融DXが業界を驚かせる理由、全社導入された〈みずほ〉版ChatGPTの全貌 2023/12/04 昨今、生成AIをはじめとするテクノロジーの発展が目覚ましく、さまざまな業界の企業・団体が利活用に取り組んでいる。そうした中、金融業界でもテクノロジーの活用に先進的に取り組むみずほフィナンシャルグループでは、顧客体験(UX)の向上、社会課題の解決などを目的に、ブロックチェーンやメタバースなどを活用したサービスを構築・展開してきた。同グループは、どのように先端技術を取り入れ、どのような成果を出しているのだろうか。同グループの金融DXの全貌に迫る。
記事 政府・官公庁・学校教育 総務省に聞く、自治体DXは「本当に進んだ」のか?現在の課題やガバメントクラウド進捗 総務省に聞く、自治体DXは「本当に進んだ」のか?現在の課題やガバメントクラウド進捗 2023/11/29 地方自治体にとってDXを進めることは、少子高齢化や過疎化といった地域課題を解決するために欠かすことのできない改革であり、もはや避けられないプロセスと言える。では、地方自治体におけるDXの取り組みは具体的にどのように進んでいるのか。そして、DXが進むことで、地方自治体はどのように変わる可能性を秘めているのか。総務省の自治行政局で地方自治体のDX推進の音頭を取る君塚明宏氏と地方公共団体の経営・財務マネジメントに関するアドバイザーを務めるNTTデータ経営研究所 大野博堂氏に地方自治体におけるDXの現在地を聞いた。
記事 流通・小売業界 王者メルカリが「取りこぼした」未開拓市場、総取り狙う“ある企業”が超強敵なワケ 王者メルカリが「取りこぼした」未開拓市場、総取り狙う“ある企業”が超強敵なワケ 2023/11/28 近年、急拡大しているリユース市場。その成長を牽引してきたのが、フリマアプリの「メルカリ」や、店舗型リユースショップの「ゲオ」や「ブックオフ」などだ。市場の過熱を物語るように、ゲオが運営するリユースショップ「セカンドストリート」の人気店には、連日買い取り待ちの行列が途絶えない。そんな注目のリユース市場では今、メルカリ、ゲオ、ブックオフなどの大手企業を脅かす、新たな勢力が誕生している。
記事 医療業界 医療の現場でも進む生成AI活用、莫大なコスト削減につながる理由とは? 医療の現場でも進む生成AI活用、莫大なコスト削減につながる理由とは? 2023/11/27 医療の現場では、医師、看護師、薬剤師の書類業務が増加しており、これが多くの時間を奪っている。生成AIによって、こうした業務の大部分を自動化することで、生産性が向上し、経済効果を生み出すと予想されている。ヘルスケア分野で始まる生成AIによる変革、その最新動向を探ってみたい。
記事 農業・漁業・林業・畜産業 さすがの英国でも「高すぎる」、サーロイン14万円の日本ステーキ店が進出のワケ さすがの英国でも「高すぎる」、サーロイン14万円の日本ステーキ店が進出のワケ 2023/11/23 1967 年に創業した炉窯炭焼ステーキ店「麤皮(あらがわ)」が、イギリスのロンドン中心部に出店をした。サーロインステーキ1枚760ポンド(約14万円)という強気の値段設定に、さすがのロンドンでも衝撃が走っているようだ。この「麤皮」の挑戦は日本企業と農産物の輸出にどのような影響をあたえるのだろうか。
記事 政府・官公庁・学校教育 2030年までに市民満足度90%以上へ、“住みやすい街”さいたま市に聞く自治体DXのあり方 2030年までに市民満足度90%以上へ、“住みやすい街”さいたま市に聞く自治体DXのあり方 2023/11/21 自治体DXランキング1位を獲得したさいたま市は、庁内業務の効率化のためペーパーレス化やRPAにも取り組み、年間8800時間の業務時間を削減するなど大きな成果を出している。また、スポーツビジネス、スポーツ産業の創出・活性化やデジタルを駆使したスマートシティの実証実験にも積極的だ。後編では、こうしたさいたま市のDXや先進的な取り組みを紹介する。また、2030年までに市民満足度90%以上を目指すさいたま市が考える、自治体DXのあり方について、都市戦略本部 情報統括監 石﨑 博幸氏に話を聞いた。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス なぜ鈴与がスカイマークの筆頭株主に?実現する、他社を寄せ付けない航空経営とは なぜ鈴与がスカイマークの筆頭株主に?実現する、他社を寄せ付けない航空経営とは 2023/11/21 スカイマークの筆頭株主インテグラルは、11月7日に一部株式を鈴与に譲渡すると発表した。鈴与がスカイマークの筆頭株主となったこのニュースは、航空業界に衝撃を走らせることとなった。なぜ鈴与への筆頭株主交代が行われたのだろうか。スカイマークのこれまでの歩みをたどりながら、その狙いと将来像を探ってみたい。
記事 政府・官公庁・学校教育 なぜ、さいたま市が自治体DXで1位に?生成AI・データ活用等、8つのDXコンセプトとは なぜ、さいたま市が自治体DXで1位に?生成AI・データ活用等、8つのDXコンセプトとは 2023/11/17 デジタル・トランスフォーメーション(DX)に取り組んでいるのは民間企業だけではない。全国の自治体にとっても、DXは重要なテーマだ。こうした中、「全国自治体DX推進度ランキング2023」で1位となったのが、埼玉県のさいたま市だ。なぜ、同市はDX推進度ランキングで全国1位となれたのか。DXに取り組むことになったきっかけから、DXを推進し、行政手続の電子化、生成AIやデータの活用まで、同市のDXを統括する、都市戦略本部 情報統括監 石﨑 博幸氏に話を聞いた。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 『僕のヒーローアカデミア』が日本の歴史を変える理由、NARUTO超えの“商売の秘密” 『僕のヒーローアカデミア』が日本の歴史を変える理由、NARUTO超えの“商売の秘密” 2023/11/15 2014年、週刊少年ジャンプ(集英社)で連載がスタートした『僕のヒーローアカデミア』(以下、ヒロアカ)は、連載開始から現在までに世界累計発行部数8500万部を記録するほどの人気作となった。しかし、実はここまでの人気作に至るうえで、他のロングセラー作品と同様、人気停滞期を経験している。ヒロアカは、いかにこの停滞期を乗り越え、現在のような商業的な成功を収めることができたのだろうか。
記事 医療業界 「オンライン診療」はなぜ進まない?コロナ禍で需要高まるも普及への課題が浮き彫りに 「オンライン診療」はなぜ進まない?コロナ禍で需要高まるも普及への課題が浮き彫りに 2023/11/15 コロナ禍では、感染リスクを恐れた「受診控え」が問題となりました。そのような中、打開策として注目されたのが、「オンライン診療」です。しかし、オンライン診療の普及率はそこまで高くないのが現状です。なぜ、日本の医療ではオンライン診療は普及しないのでしょうか。オンライン診療のメリットと患者側・医療機関側からみた普及への課題について解説します。
記事 製造業界 「売上12.7億円増」「作業1日→10分」……製造3社が大成功したDXの“ここだけ”の秘訣 「売上12.7億円増」「作業1日→10分」……製造3社が大成功したDXの“ここだけ”の秘訣 2023/11/10 バブル崩壊後の日本経済はあらゆる要因から悪循環に陥っているが、同時に企業にかかるコストも上昇を続けている。しかし、日本企業はそれを価格に転嫁する力が不足しており、その結果、投資にかける余裕もなくなって企業成長も停滞してしまった。こうした中で求められるのが、イノベーションであり、DXだ。そこで今回、ものづくりの分野でDXに成功した3社の事例を紹介し、収益力の向上につなげるポイントについて解説する。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ ネットフリックスまた値上げ…「解約」続出の超リスク、動画サブスク競争の勝敗の行方 ネットフリックスまた値上げ…「解約」続出の超リスク、動画サブスク競争の勝敗の行方 2023/10/27 米国でのテレビ利用目的において、地上波やケーブルテレビから動画ストリーミングへの移行が大きく進んでいる。日本でもテレビ放送を受信するためのチューナーを搭載していないチューナーレステレビが大きな話題を呼ぶなど、テレビ離れは世界で顕著だ。ところが、動画ストリーミングの相次ぐ値上げで、動画サブスクの中での競争が激化し始めた。これにより動画サブスクでの勝ち組と負け組が鮮明になりそうな一方、ストリーミング以外のあるコンテンツも台頭してきている。本稿ではコンテンツ市場の動向と将来性を分析する。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス JAL19年ぶり待望のエアバス「A350-1000」導入、ANAとのフラッグシップ競争の軍配は? JAL19年ぶり待望のエアバス「A350-1000」導入、ANAとのフラッグシップ競争の軍配は? 2023/10/27 JALが国際線の新フラッグシップとして、エアバスの「A350-1000」の就航を年内から始める。現在のフラッグシップであるボーイング777-300ERが2004年に導入されて以来、実に19年ぶりのこととなる。フラッグシップとは航空会社の顔となる航空機だが、その機体導入の経緯をANAとの比較で振り返ってみたい。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 伸びしろが凄い『クレヨンしんちゃん』、“ある国”で関連売上の爆増が期待できるワケ 伸びしろが凄い『クレヨンしんちゃん』、“ある国”で関連売上の爆増が期待できるワケ 2023/10/19 1990年、週刊誌『漫画アクション』(双葉社)より連載がスタートし、1992年からテレビ朝日でアニメ化された、大ヒットコンテンツ『クレヨンしんちゃん』。2023年に公開された映画『超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』もシリーズ31作目にして過去最高の売上23億を7週目にして記録するなど、その人気ぶりは衰えを知らない。それどころか『クレヨンしんちゃん』は、今後、海外の“ある地域”でさらに売上を伸ばす可能性すらある。
記事 製造業界 単なる下請けではない?最強の町工場「浜野製作所」の“スゴイ事業”に依頼殺到の理由 単なる下請けではない?最強の町工場「浜野製作所」の“スゴイ事業”に依頼殺到の理由 2023/10/18 近年、EVシフトなどのパラダイムシフトが起こる中、国内製造業はこれまで築き上げてきた製造技術・ノウハウの行き場を失ってしまう危機に直面している。こうした中で、今、培った製造技術・ノウハウの提供先としてスタートアップとの連携に注目が集まっているのだ。今回は、業界でも先陣を切ってスタートアップのものづくり支援をスタートし、今やスタートアップに限らず、大企業からもモノづくりの依頼が殺到する墨田区の浜野製作所のビジネスモデルを解説したい。
記事 製造業界 【日本企業のDX意識調査】結果まとめ、担当者が共感する“あるある課題”の第1位とは 【日本企業のDX意識調査】結果まとめ、担当者が共感する“あるある課題”の第1位とは 2023/10/16 2023年9月、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進の支援、コンサルティングなどを行うINDUSTRIAL-Xは、2020年、2021年、2022年に続いて実施した「DX実現に向けた課題と意向調査2023年版」の結果を発表しました。今回は、この調査で明らかになった、日本企業のDX推進の課題や必要となる新たな検討事項の変化などについて見ていきます。
記事 流通・小売業界 売上5倍超の商品も…資生堂や明治らに学ぶ「インバウンド戦略」大成功への秘策とは 売上5倍超の商品も…資生堂や明治らに学ぶ「インバウンド戦略」大成功への秘策とは 2023/10/13 コロナ禍の一時期と比較すると、街や観光地、飲食店はだいぶ活気が戻ってきました。特に外国人が多くなったと感じているのは筆者だけではないでしょう。日本政府観光局が発表している2023年8月速報値の訪日外客統計を見ると、2019年比で85.6%とかなり回復しています。ここで期待できるのがインバウンド需要です。自社の事業を成長させるためには、こうした需要を的確にとらえて、いかに商品を多く買ってもらえるかが重要となります。そこで本稿では、再び注目され始めているインバウンド需要を、需要予測、そして需要創造の観点で解説していきます。
記事 金融業界 住友生命から学ぶ「DXの成功公式」、生成AIも”いち早く活用”すべき? 住友生命から学ぶ「DXの成功公式」、生成AIも”いち早く活用”すべき? 2023/10/13 コロナ禍を経て、金融の領域でもDX推進の取り組みが加速している。注目すべきは、モバイルバンキングなど既存の銀行業務のデジタル化だけでなく、従来の金融にはなかった新たな価値が次々に生み出されている点である。その中で住友生命保険は、独自のDX成功の方程式に基づいたデジタル戦略を掲げ、社内の意識変革やDX人材の育成などに取り組んできた。本稿では、日本初の健康増進型保険「住友生命Vitality」を例に、DXを成功に導く組織づくりと生成AIがもたらすビジネス創出の新たな可能性について解説する。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ ゲーム界のカリスマ内海州史が語る、プレステ誕生に至る元ソニー大賀社長の凄い決断 ゲーム界のカリスマ内海州史が語る、プレステ誕生に至る元ソニー大賀社長の凄い決断 2023/10/13 『PlayStation』や『ドリームキャスト』などの家庭用ゲーム機をはじめ、『クラッシュバンディクー』や『キングダム ハーツ』といったゲームソフトまで、数々のヒット作を手掛けてきたゲーム業界の重要人物、それが現在セガの代表取締役副社長を務める内海州史氏だ。ソニー、セガ、ディズニー・インタラクティブ・スタジオ、ワーナーミュージックジャパンなどを渡り歩き、現在は再びセガに戻り、同社を主導している。そんなエンタメ業界を知りつくした内海氏に、手掛けてきたヒット商品の誕生秘話を聞いた。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 業界1位の給与水準? SEGA「絶好調」の納得の理由、海外売上を伸ばす“ある秘策”とは 業界1位の給与水準? SEGA「絶好調」の納得の理由、海外売上を伸ばす“ある秘策”とは 2023/10/10 2023年、セガはモバイルゲーム『アングリーバード』を開発したロビオ・エンターテインメントの買収を発表した。任天堂やカプコンがゲーム開発部門を国内に抱える方針をとる一方、同社はこれまで『Total War』を開発したクリエイティブ・アッセンブリー社、『Football Manager』のスポーツインタラクティブ社、『Company of Heroes』のレリック・エンターテインメント社など、海外のゲーム開発部門を積極的に買収してきた。はたして、セガは海外M&Aを成長に結びつけることができているだろうか。同社 代表取締役副社長の内海州史氏に、海外M&Aの狙いや、売上を伸ばす秘策について伺った。