記事 物流管理・在庫管理・SCM 【単独】クボタロジ、事故ゼロへ「2億円超」投資?「AIカメラ活用」の安全革命の中身 【単独】クボタロジ、事故ゼロへ「2億円超」投資?「AIカメラ活用」の安全革命の中身 2025/10/29 人やモノを識別するAIカメラは、いまや幅広い業界で活用が進んでいる。大手機械メーカー、クボタの物流子会社であるクボタロジスティクス(大阪市浪速区)は、物流現場のフォークリフト安全対策に向け、AIカメラを活用した人検知システムの独自開発に踏み出した。一連の取り組みに対し、総額2億円を超える投資を予定しており、その本気度が伺える。そこで今回、同社 代表取締役社長の深井 誠氏に、AIカメラ活用の全貌を聞いた。
記事 物流管理・在庫管理・SCM ローランド・ベルガー小野塚氏が解説、敵だけど…大手ビール4社が共同配送で見つけた“正解” ローランド・ベルガー小野塚氏が解説、敵だけど…大手ビール4社が共同配送で見つけた“正解” 2025/10/28 「物流コストが売上高の6%近くまで上昇し、企業の競争力を圧迫している」──。今、運送業界の人手不足が深刻化する中、多くの企業が物流コストの急激な上昇に苦しんでいる。2024年施行の「改正物流2法」により、一定規模以上の企業には物流統括管理者(CLO)の選任と改善計画の策定が義務付けられた。果たして企業はどのようにサプライチェーンを持続可能な形に変革すればよいのだろうか。
記事 生産・製造管理 トヨタ系ジェイテクト“本気”のAI活用、ものづくり現場を激変させた「事例3選」 トヨタ系ジェイテクト“本気”のAI活用、ものづくり現場を激変させた「事例3選」 2025/10/16 100年に1度の変革期を迎えている自動車業界。提供価値そのものが大きく変わりつつある中で、自動車部品などの製造・販売を手掛けるトヨタグループのジェイテクトは、AIを駆使した高効率なものづくりの実現を目指し、「AI活用プラットフォーム戦略」を策定した。「誰もが簡単にAIを業務アシスタントとして当たり前に活用する」をコンセプトに多様な取り組みを本格的に進めている。そこで今回、同社 AI研究室 室長の大久保 勇佐氏に、戦略の全体像と具体的な事例について話を聞いた。
記事 購買・調達 NEC流「調達DX」の衝撃、“間接材35億円削減”を見据えるデータドリブン調達の全貌 NEC流「調達DX」の衝撃、“間接材35億円削減”を見据えるデータドリブン調達の全貌 2025/10/10 システムがバラバラ、調達交渉はメール頼み──これは売上3兆円超のNECが4年前まで抱えていた調達部門の“過酷“な状況だった。しかし今、同じ企業が35億円のコスト削減を見込み、AIによってサプライヤーとの部材交渉(納期)を95%自動化の目途を立てている。一体何が起きたのか? その答えは「三位一体 Plus Oneの改革」にあった。サプライチェーンDX統括部長の森山氏が、その詳細を公開する。
記事 生産・製造管理 ものづくり太郎氏が断言「日本はAIを使えない」、活用以前の「致命的な大問題」とは ものづくり太郎氏が断言「日本はAIを使えない」、活用以前の「致命的な大問題」とは 2025/10/07 世界の製造業がAI活用で次のステージに突入する中、日本だけが取り残されつつある。欧州の工場ではAIによる自動化とデジタル連携で「匠の技」すら再現が可能だ。一方の日本は今もExcelや手作業に依存し続けている。なぜここまでの格差が生まれたのか。製造業系YouTuberでブーステック代表取締役のものづくり太郎氏が、海外とのデジタル格差やAI活用以前の問題点、日本企業が本当に取り組むべき点について解説する。
記事 生産・製造管理 週40時間の属人業務に終止符? 製造現場の非効率を解消する「AIエージェント活用術」 週40時間の属人業務に終止符? 製造現場の非効率を解消する「AIエージェント活用術」 2025/09/30 生成AIの登場に伴い、あらゆる業種のさまざまな業務が大幅に改善されてきた。しかし、そうした変化に取り残されかけているのが製造業だ。ChatGPTなど汎用的な生成AIツールだけでは、製造業の現場業務は大きく改善しきれず、一方でAIエージェントに頼るにも予算や人材の点から導入のハードルが高く、躓く企業は多い。限界が見え始めている製造業の現場の業務改革を前に進める方法はあるのだろうか。本記事では、なかなか改善しにくい社内固有の業務を“ある手法”で抜本的に効率化するためのアプローチを、製造業における具体的なユースケースとともに解説する。
記事 購買・調達 元日産CEO西川氏が指摘「昭和型調達の限界」、ゴーン改革で痛感した「重要プロセス」 元日産CEO西川氏が指摘「昭和型調達の限界」、ゴーン改革で痛感した「重要プロセス」 2025/08/06 調達コストの高騰やグローバル競争の激化が進む中、企業にとって「調達戦略の再構築」は早急に進めなければならない問題だ。そのためデジタル技術の導入などが進められる一方で、土台となる意思決定のプロセスや人材のあり方に課題を抱える企業も少なくない。こうした状況に対し、日産自動車で調達改革を進めた、元日産自動車 CEOで、現在は西川事務所 代表取締役を務める西川 廣人氏は「日本企業に長らく欠落していたプロセスがあります」と指摘する。今回、日本企業の調達業務が抱える本質的な問題とともに、“調達DX”を真に機能させるための条件について、西川氏に話を聞いた。
記事 購買・調達 調達DXに立ちはだかる「Excel多すぎ」問題、「社内データ活用」の新手法を解説 調達DXに立ちはだかる「Excel多すぎ」問題、「社内データ活用」の新手法を解説 2025/04/18 原材料の調達はもちろん、ESG対応が急務な折、調達部門は企業において事業活動を底支えする重要な役割を担う。その一方、表計算ソフトの多用などが原因で、業務の効率化が遅れがちなのも同部門だ。調達部門で抱える課題を解決し、業務効率化を実現、強靭なサプライチェーンを築くにはどんな手法が有効なのか。SRM(サプライヤーリレーションシップマネジメント)を活用した「調達DX」の実現方法を解説する。
記事 物流管理・在庫管理・SCM トヨタら爆速で推進、日本企業に「サプライチェーン横断データ連携」が必須となるワケ トヨタら爆速で推進、日本企業に「サプライチェーン横断データ連携」が必須となるワケ 2025/02/21 グローバルな経済環境が激しく変化する中、サプライチェーンの脆弱性が大きな課題として浮上している。コロナパンデミックや半導体不足、地政学リスクの高まりなどにより、従来の「効率性重視」のサプライチェーン運用だけでは対応が難しくなっているのだ。こうした状況を受け、サプライチェーンを横断したデータ連携による「レジリエンス(回復力)」の強化が図られている。そこで今回、d-strategy 代表取締役CEOの小宮 昌人氏に、トヨタの事例などを交えながら、日本企業が抱える課題や必要な行動について話を聞いた。
記事 物流管理・在庫管理・SCM Excelも不要になる?世界の「サプライチェーン最高責任者」が語る…生成AIの利用実態 Excelも不要になる?世界の「サプライチェーン最高責任者」が語る…生成AIの利用実態 2025/02/07 新型コロナウイルス感染症やデジタル技術の進化、地政学的状況、地球温暖化、地域紛争などの要因が重なり、企業のサプライチェーンは重圧にさらされてきた。しかし、苦しい状況を抜け出す糸口も見えている。それが「生成AI」だ。それでは、具体的に生成AIをどう活用し、どのようなサプライチェーンを構築すれば良いのだろうか。さまざまな業界で活躍してきた「最高サプライチェーン責任者(CSCO)」たちの金言を紹介する。
記事 設計・開発・生産準備 設計業務における「生成AI活用術」、CADと連携で生産性「爆上がり」の手法とは 設計業務における「生成AI活用術」、CADと連携で生産性「爆上がり」の手法とは 2025/01/16 事業の拡大や生き残りのために、業界を問わずDXの推進や生産性の向上が求められる現在。製造業においてもそれは例外ではない。製造業の企業では、設計業務をいかに効率化できるかが生産性の向上に大きな影響を与えるが、そのカギとして注目されているのが生成AIだ。3D CADやCAEなどのデジタル技術と生成AIを組み合わせて生産性を向上させる手法について解説する。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 日本の製造業に足りない「昭和式からのアップデート」、改革の進め方とは 日本の製造業に足りない「昭和式からのアップデート」、改革の進め方とは 2024/12/17 かつて日本の製造業はその優れた品質により世界を席巻してきたが、現在は厳しい局面を迎えている。大量生産・大量消費の時代が過ぎ、「小ロット・個別受注・短納期」が求められる現在、従来のものづくりのあり方を刷新しなければ企業競争力を失ってしまいかねない。では、これからの製造業はどのような視点を持って変革に臨むべきなのか。製造業およびそのテクノロジーの動向に詳しいフロンティアワン 代表取締役の鍋野 敬一郎氏に聞いた。
記事 設計・開発・生産準備 企業向けアプリ開発が高速かつ簡単に、継続性とスケールを保つ「AIの使い方」 企業向けアプリ開発が高速かつ簡単に、継続性とスケールを保つ「AIの使い方」 2024/11/13 ビジネスの環境が劇的に変わることがめずらしくなくなり、他社よりも早いアプリケーション開発が求められることも増えた。このような中で注目されているのが、高度なプログラミングスキルがなくても開発できるローコードプラットフォームだ。AIを活用しながら、開発者の高度なセキュリティとガバナンスが求められるエンタープライズ向けアプリケーションを他社よりも早く、簡単に、次々と開発し、かつ、それにより導かれる企業DXの永続性、成長を確保する方法を探る。
記事 生産・製造管理 三菱重工 江波工場の現場発AI活用、廃棄コスト「年6,000万円」を約9割削減できた秘訣 三菱重工 江波工場の現場発AI活用、廃棄コスト「年6,000万円」を約9割削減できた秘訣 2024/10/07 日々進化を遂げるAI技術によって、製造プロセスやビジネス戦略が変わりつつある。その一例として、コロナ禍で発生した減産の危機をDX推進で乗り越えた、三菱重工業 江波工場(広島市)の取り組みを紹介する。同社では、需要予測にAIを活用して生産材料の廃棄ゼロを実現するなど、多くの成果を上げた。その取り組み内容や成功要因について、同工場でDXを推進する2人の担当者が語った。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 「UDトラックス」の本質を突いた「物流DX」、AI活用術・DXロードマップも大公開 「UDトラックス」の本質を突いた「物流DX」、AI活用術・DXロードマップも大公開 2024/09/24 著しく変化する市場において、持続的な成長を目指すうえで欠かせないDX(デジタルトランスフォーメーション)。しかし、DXを進めること自体が目的と化してしまっている企業は少なくない。今回は、日本有数のグローバルトラックメーカーである「UDトラックス」のDXの取り組みから学ぶ。「DXは道のりであり、それ自体が目的ではない」と語る、同社デジタルソリューション・IT部門 シニアバイスプレジデント 何 慶輝(カ ケイキ)氏が同社のDXの考え方から施策の詳細までを明かす。
記事 購買・調達 なぜ「ミスミ製造業DX」は内閣総理大臣賞に選出? “調達デジタル化”が生産性を爆上げするワケ なぜ「ミスミ製造業DX」は内閣総理大臣賞に選出? “調達デジタル化”が生産性を爆上げするワケ 2024/09/20 日本の製造業は「人手不足」「自動化の遅れ」「技術継承問題」など、多くの課題を多く抱えている。ミスミは製造業の社会インフラとして課題解決のイノベーションを創出し、製造業DXの成功事例として注目を浴びている企業の1つだ。ミスミグループ本社の常務執行役員で、ID企業体社長の吉田 光伸氏が、新たな価値創造におけるプロセス、発想の転換やオープンイノベーションの手法、未来の製造業の姿について解説する。
記事 設計・開発・生産準備 ソニーグループが「技術戦略コミッティ設立」と「設計デジタル改革」を断行したワケ ソニーグループが「技術戦略コミッティ設立」と「設計デジタル改革」を断行したワケ 2024/06/28 ゲーム、音楽、映画といったエンタテインメントやエンタテインメント・テクノロジー&サービス、半導体、金融まで、さまざまな分野で世界的に事業を展開するソニーグループ。同社はその価値の根底にある「技術」をより強固に支えるため、設計・開発領域のDXを推進した。メカエンジニアの生産性を約25%以上向上した次世代CADへの移行など、紆余曲折があった変革の詳細について、ソニー インキュベーションセンター XR技術開発部門 部門長 / ソニーグループ メカ戦略コミッティ 領域代表の天辰 誠也氏が明かした。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 【危機】荷物“争奪戦”で運賃上がらず…船井総研ロジ赤峰氏が語る「最悪な物流事情」 【危機】荷物“争奪戦”で運賃上がらず…船井総研ロジ赤峰氏が語る「最悪な物流事情」 2024/06/20 2024年4月、働き方改革に関する法律がトラックドライバーにも適用された。この「2024年問題」解決に向け、政府も「物流革新緊急パッケージ」など対策に動いている。これまで無関心であった荷主企業も無関係ではいられなくなった。あらゆる企業が「物流クライシス」への対応が急務となっているが、それにはDXがマストと言えるだろう。では、どう進めていけば良いのか。船井総研ロジ 取締役 常務執行役員の赤峰 誠司氏に、物流DXに向けた現状の課題や、推進ポイントなどについて聞いた。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 物流の2024年問題の「最悪な末路」…花王が荷待ち「2時間→5分」に大成功した超ヒント 物流の2024年問題の「最悪な末路」…花王が荷待ち「2時間→5分」に大成功した超ヒント 2024/04/10 2024年4月1日からトラックドライバーの時間外労働における上限規制が960時間に制限されることで、物流全体に各種問題が生じる「物流の2024年問題」。トラックドライバーだけでなく、あらゆる業界・業種に影響が及ぶとされている。最悪の場合、商品を運べない・届かない事態に陥るなど、事業継続さえもが危ぶまれる可能性がある。では具体的に物流現場の課題はどこにあるのか。輸送や物流拠点、工場などを含めたサプライチェーン全体で乗り越えていくためのヒントを紹介する。
記事 購買・調達 Amazonが勧める「新しい購買アプローチ」、業務効率化とコスト削減を実現する秘訣 Amazonが勧める「新しい購買アプローチ」、業務効率化とコスト削減を実現する秘訣 2023/12/06 総務部門の役割や機能が多様化・複雑化する中で、購買取引を戦略の1つと位置づけ、DXによってバックオフィス業務の効率化とコスト削減を図ることが求められるようになってきた。とはいえ、「一体どこから手を付ければ良いのか分からない」という現場担当者の声も多く聞かれる。ここでは、購買活動において、実は多くの工数を占めている、少量・多取引で複雑なロングテール商品を最適化する、新しい購買アプローチについて解説しよう。
記事 設計・開発・生産準備 「徒弟制」から脱却し、土砂量計算「1時間→数秒」? 驚きの3Dモデリング活用術 「徒弟制」から脱却し、土砂量計算「1時間→数秒」? 驚きの3Dモデリング活用術 2023/11/24 膨大かつ多様な工学的専門知識により、日本のみならず世界的にも高い評価を得ている建設コンサルタント会社、パシフィックコンサルタンツ。しかしプロジェクトの規模および範囲が拡大し続ける中、競争優位性の維持のために、最先端のテクノロジーと新しい作業方法が必要となった。同社が設計、エンジニアリング、インフラ保守を連携させるとともに、生産性の向上とワークスタイル改革、知識の維持と共有を実現した方法とは?
記事 設計・開発・生産準備 バイク設計にVRも活用! 学生にイノベーションをもたらした「3D基盤」の実力 バイク設計にVRも活用! 学生にイノベーションをもたらした「3D基盤」の実力 2023/11/24 建築およびデザイン分野のスペシャリストを育成する麻生建築&デザイン専門学校。同校では生徒の作品や学習にイノベーションをもたらすために、3D統合基盤を積極的に活用している。コロナ禍でも学習を止めなかった同校の活用術を紐解いていく。
記事 設計・開発・生産準備 パナソニック コネクトはどうやって「勘や経験・根性のモノづくり」から脱却したのか? パナソニック コネクトはどうやって「勘や経験・根性のモノづくり」から脱却したのか? 2023/11/24 「現場を未来につなぐ」ことを目指すパナソニック コネクトが、どのように従来バラバラとなっていたデータやアナログな情報の一元管理を行い、莫大な工数削減と精度の高いデータ収集を達成したのか? その取り組みについて、同社のキーマンたちに話を聞いた。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 「サプライチェーンマネジメント」の即効力とは? 中堅製造業を強くするこれだけの理由 「サプライチェーンマネジメント」の即効力とは? 中堅製造業を強くするこれだけの理由 2023/11/21 コロナ禍は多くの企業で社員の働き方、ビジネスのあり方を変えた。また、昨今の地域紛争などの地政学リスクの高まりなどを背景に、サプライチェーンマネジメント(SCM)の重要性はますます高まっている。しかしながら、本来モノづくりに強みを持つといわれる日本企業はSCMの取り組みが十分進んでいるとはいえない状況だ。そこで、グローバル製造業を中心にSCMソリューションを提供するザイオネックス 代表取締役の藤原玲子氏に、SCMの本質的な役割と日本企業における課題、解決策について聞いた。
記事 生産・製造管理 このままではジリ貧? 製造の「現場が使える」業務アプリをノーコードで作れ このままではジリ貧? 製造の「現場が使える」業務アプリをノーコードで作れ 2023/06/12 これまで製造業の現場は、現場ごとに要件が異なるためにシステム導入が進みにくかった。特に情報入力や共有の仕組みはアナログな手法が多く、非効率な領域の1つである。人手不足が深刻化する中、非効率な領域をほったらかしにしていれば、ジリ貧になるだけだ。しかし、裏を返せばそのような領域こそITを活用して劇的に業務効率化できる可能性がある。特に効果を発揮すると期待されるのが業務用のモバイルアプリの導入である。だが、効果的に導入するのは簡単ではない。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 「アスクル物流DX」の知られざる裏側、ドライバー待機時間を1/3に変革できたワケ 「アスクル物流DX」の知られざる裏側、ドライバー待機時間を1/3に変革できたワケ 2023/04/13 物流業界にとって、「2024年問題」への対応は喫緊の課題である。しかし、その重要性を理解しつつも、行動を移せていない企業は少なくない。EC企業であり物流機能も保持するアスクルは、こうした課題に対してどのような対策をとっているのか。同社の執行役員 ロジスティクス本部長 伊藤 珠美 氏に、同社が推進する先進的な物流DXの取り組みの数々について、話を聞いた。※肩書は2023年2月17日の講演当時のものです。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 「AI×プロ」が最強のワケ、コロナ禍の牛乳大量廃棄を防いだ新たな需要予測とは 「AI×プロ」が最強のワケ、コロナ禍の牛乳大量廃棄を防いだ新たな需要予測とは 2022/11/09 国際秩序を脅かす軍事衝突やパンデミックによる世界的混乱などを背景に、グローバルサプライチェーンの不確実性が高まっており、ビジネスの先を見通すことはますます困難になっている。そこで注目を集めているのがAIを用いた需要予測だ。しかし、AIを導入すればすべて解決するのかというと、そんな簡単な問題ではない。AI需要予測をより高い精度にし、迅速な意思決定を実現するためのポイントはどこにあるのか。ビジネス+ITで需要予測をテーマにしたコラムを連載する元資生堂で現NECの山口氏に話を聞いた。
記事 物流管理・在庫管理・SCM アマゾンやニトリが「物流」で稼ぐ理由、リテール業で検討すべき“3つの好機”とは アマゾンやニトリが「物流」で稼ぐ理由、リテール業で検討すべき“3つの好機”とは 2021/09/29 「ロジスティクス4.0」と定義されるAI、IoT、ロボティクスといった先進技術活用の拡大が、物流業界の根幹を揺るがしている。次代のリテールビジネスにおいて存在感を発揮するには、この大変革に果敢に取り組み先駆者となることだ。「ロジスティクス4.0」により、具体的に何が起こるのか。すでに大きく動いているアマゾン(Amazon)、ニトリ、フェデックス(FedEx)、ザラ(ZARA)、アスクルなど、先進事例の数々から潮流をつかむ。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 「サプライチェーンDX」成功への条件を徹底討論、今まさに変革のチャンスである理由 「サプライチェーンDX」成功への条件を徹底討論、今まさに変革のチャンスである理由 2021/07/02 ビジネスのグローバル化や取引の複雑化によって製品の価値・需要が目まぐるしく変化する中、サプライチェーンにも変化への対応が求められてきた。また、今般の新型コロナウイルス感染症のパンデミックのように、多大な影響をもたらすインシデントへの対処という課題も顕在化している。特にグローバル規模の調達購買業務においては、危機対応力が高いレジリエントな(柔軟性の高い)サプライチェーンの構築が必要不可欠だと言える。そのカギを握るのは、デジタルトランスフォーメーション(DX)に他ならない。サプライチェーンのDXを実現するには、どうすればいいのか。
記事 物流管理・在庫管理・SCM トラスコ中山が「DXグランプリ」を受賞できたワケ、知られざるDXの全貌 トラスコ中山が「DXグランプリ」を受賞できたワケ、知られざるDXの全貌 2021/04/12 卸売業のビジネスは、メーカーと小売店の間に立ち、日々FAXや電話、メールを通じて頻繁にやり取りをするため、常に現場は多忙を極める。トラスコ中山も例外ではない。このようなアナログ主体の業務を効率化させ、顧客の利便性を向上させたいと考えていた同社は、サプライチェーン全体の改革を決断。そうして見事データ中心経営を実現し、DXグランプリ2020を受賞したほか、2020年度IT最優秀賞を受賞した。今や誰もが認める先進DX企業となったトラスコ中山のDXの取り組みについて、同社 取締役 経営管理本部長 兼 デジタル戦略本部長の数見篤氏に聞いた。