記事 リーダーシップ 700年間伝承され続けた人材確保と社員定着率アップの秘訣とは:人を動かす極意 700年間伝承され続けた人材確保と社員定着率アップの秘訣とは:人を動かす極意 2014/12/16 株高と円安の影響で、緩やかではあるが景気の上昇機運が高まってきている。それに伴い、6月の有効求人倍率は19ヶ月連続改善、その後若干低迷したものの、10月は1.10倍となるなど、転職や再就職を試みる動きも目立つ。その分、人材不足や優秀な人材の流出も懸念され、大手企業ではベアや福利厚生の充実で、社員を引き留めようと躍起になっている。
記事 人材管理・育成・HRM 「社会の総プロジェクト化」が進む現代においてルーチンワークは消滅したのか(後編) 「社会の総プロジェクト化」が進む現代においてルーチンワークは消滅したのか(後編) 2014/12/10 現代社会においては、だれでもできる「ルーチンワーク」は消滅し、あらゆる仕事において未知の局面が満ち溢れている――。人が何かを選択するとき、過去の事例を参考にするものだが、いざ自分自身の事業運営のことになると、驚くべきほどに目が曇ってしまい、頓珍漢な判断を下してしまうのが世の常である。いかに歴史から、事例から学ぶのかの「思考の方法」をE.H.カーに学ぶ。
記事 リーダーシップ 「夢と妄想」がビジネスチャンスを生むというお話:人を動かす極意 「夢と妄想」がビジネスチャンスを生むというお話:人を動かす極意 2014/12/09 景気の上向き傾向も相まって、TDLシンデレラ城のプロジェクションマッピングやUSJウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターなど、大人も楽しめるアトラクションが続々とオープンしている。夢と妄想の世界にどっぷりと浸かり、心身ともに癒される時間。この珠玉の時を求めて連日、多くの人がテーマパークに押し寄せている。ところが、その多くが月曜日の夜明けとともに現実に引き戻され、職場では仕事と責任が大きな口を開けて待ち受ける。「夢と妄想」では生活は成り立たないことを実感しながら…。このような経験は誰にでもあるだろう。「夢と妄想」と現実のギャップを噛みしめつつ生活を送る日々。しかし、この“ギャップ”こそがビジネスチャンスにつながることを皆さんはお気づきだろうか。
記事 人材管理・育成・HRM 「社会の総プロジェクト化」が進む現代においてルーチンワークは消滅したのか(前編) 「社会の総プロジェクト化」が進む現代においてルーチンワークは消滅したのか(前編) 2014/12/08 新たなものを作り上げる、前例のない仕事は「ルーチンワーク」と対比して「プロジェクト」と呼ばれる。しかし現代においては、社会そのものが激しい変化にさらされており、「社会がプロジェクト化しつつある」とも言えるような状況を呈している。いかに社会が変化しても、その変化の仕方には万古不易の法則がある、とは歴史家の主張であるが、確かにその名著は私たちに大切なことを示唆しているように思える。
記事 運輸業・郵便業 ななつ星in九州の立役者、JR九州 唐池恒二会長が魅せる「夢」とそれをもたらす「気」 ななつ星in九州の立役者、JR九州 唐池恒二会長が魅せる「夢」とそれをもたらす「気」 2014/12/08 2013年10月15日に運行を開始するや否や、高額なチケットにもかかわらず、またたく間にプラチナチケットとなったJR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」。JR九州で代表取締役会長をつとめる唐池 恒二氏にとって、ななつ星への思い入れは人一倍強いものだが、唐池氏は何より「気」の重要性を強調する。ななつ星にはそれに携わったさまざまな人々の「気」が込められており、それが人を豊かにし、職場を元気にするのだという。
記事 人材管理・育成・HRM 日本プロ野球選手会とイーキャリア、引退したプロ野球選手にキャリア支援サービス提供 日本プロ野球選手会とイーキャリア、引退したプロ野球選手にキャリア支援サービス提供 2014/12/05 転職サイト「イーキャリア」を運営するソフトバンクグループのSBヒューマンキャピタルと日本プロ野球選手会は4日、引退後のプロ野球選手のセカンドキャリアを支援するサービス「イーキャリアNEXTFIELD」を開始したことを発表した。
記事 流通・小売業界 三越伊勢丹HD 大西洋 社長が語る百貨店変革、優秀な販売スタッフには役員以上の給料を 三越伊勢丹HD 大西洋 社長が語る百貨店変革、優秀な販売スタッフには役員以上の給料を 2014/12/04 高齢化や外国人観光客の増加、Eコマースの急激な伸長、消費増税など、小売業を取り巻く環境は大きく変化している。その中で、かつて9~10兆円規模の売上があった百貨店市場は、この20年間、売上の落ち込みが続き、2013年度の実績は6.4兆円となった。国内百貨店で首位を走る三越伊勢丹ホールディングス 代表取締役社長執行役員の大西洋氏は「モノ、コトに潜む価値やストーリーなくして消費は活性化しない」として、変革に向けた同社の取り組みについて明かした。
記事 人材管理・育成・HRM ローソン子会社のローソンスタッフ、アルバイト採用を一括管理するコールセンター設立 ローソン子会社のローソンスタッフ、アルバイト採用を一括管理するコールセンター設立 2014/12/02 ローソンの子会社であるローソンスタッフは2日、12月1日に新たにコールセンターを設立したことを発表した。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 「勝ち負け」という将棋電王戦の結果を、プロ棋士が乗り越える術はあるか? 「勝ち負け」という将棋電王戦の結果を、プロ棋士が乗り越える術はあるか? 2014/12/02 ブランドにとって、その外部環境が変化するということは避けられない問題である。将棋のプロ棋士界におけるコンピュータ将棋ソフトのように、その強みを発揮してきた分野に競合が現れる場合は、極めて厳しい戦いを強いられることになる。このことを考えるとき「ルイ・ヴィトンのコンセプトは“旅”である」という話を思い出す。ルイ・ヴィトンとは言わずと知れたバッグの高級ブランドメーカーである。彼らがバッグを作るのに、どうして“旅”などという持って回ったコンセプトが必要となったのか、その過程には大いなる知恵が秘められている。
記事 ソーシャルメディア モスバーガー炎上案件とおせち事件から考える ソーシャルリスクを長期化させない対策 モスバーガー炎上案件とおせち事件から考える ソーシャルリスクを長期化させない対策 2014/12/01 大手ハンバーガーチェーンの「モスバーガー」が11月12日、ホームページ上に謝罪文を掲載した。この謝罪文は、とあるモスの店頭に設置された黒板に記載された、不適切な文章に対する批判への対応である。その黒板は、一般ユーザーの手によって撮影され、ツイッター投稿されて拡散し、その結果モスバーガーのTwitter公式アカウントや本部には批判が殺到した。このように昨今、一般ユーザーからのソーシャルメディアへの投稿が瞬時に拡散され、企業に批判が集中することは珍しくない。今回は、消費者からの投稿によるネット炎上と企業に長期に渡って及ぼす影響と対策について解説する。
記事 リーダーシップ フルオープンの姿勢が信用を生み出し繁盛モデルにつながる:人を動かす極意 フルオープンの姿勢が信用を生み出し繁盛モデルにつながる:人を動かす極意 2014/11/28 テレビでよく見かける謝罪会見。経営陣がずらっと並んで深々と頭を下げる、あのシーン。どうしてそんなことになってしまったのか、現場でトラブル対処ができなかったのだろうか。経営者が謝罪をしなければならなくなった背景として、企業の隠ぺい体質がある。傷が浅いうちに手当てをし、公表をすれば良いものを、地位が危うくなることに恐れ、嘘をつく。最初は小さな嘘だったはず。しかし、コソコソ対応しているから、根本的な解決策ができず、傷口は大きくなるばかり。
記事 人材管理・育成・HRM MITメディアラボ所長 伊藤穰一氏が語るイノベーション「アートや科学に機能を重ねる」 MITメディアラボ所長 伊藤穰一氏が語るイノベーション「アートや科学に機能を重ねる」 2014/11/25 ミクロの遺伝子レベルからマクロの都市レベルまで、すべてのスケールにおいて複雑性と関係性があり、裏でつながるようになっている――。日本人として初めてMITメディアラボの所長に就任した伊藤 穰一氏は、都市とライフスタイルの未来を議論する国際会議として開催されたイベント「Innovative City Forum2014」に登壇。インターネットを凌駕する勢いで進化するバイオテクノロジーなどの先端技術について、MITメディアラボの取り組みを挙げて紹介した。
記事 リーダーシップ ザックジャパンなぜ負けた?ザッケローニ氏がサッカー日本代表の課題を振り返る ザックジャパンなぜ負けた?ザッケローニ氏がサッカー日本代表の課題を振り返る 2014/11/21 サッカー日本代表の監督をつとめたアルベルト・ザッケローニ氏と岡田 武史氏が、都内で開催されたC&Cユーザーフォーラム&iEXPO 2014(NEC主催)において、「日本が超えるべきもの」と題する特別講演に登壇した。
記事 中堅中小企業・ベンチャー トーマツイノベーション、中小企業の人材育成手法の研究開始 東大 中原 淳氏ら参加で トーマツイノベーション、中小企業の人材育成手法の研究開始 東大 中原 淳氏ら参加で 2014/11/21 トーマツ イノベーションは20日、11月より東京大学准教授 中原 淳氏らとともに、中小企業に必要な人材の育成手法を確立するための共同研究に着手すると発表した。
記事 人材管理・育成・HRM 「働きマン」の休載は、女性の活躍が簡単ではないということを示唆している(後編) 「働きマン」の休載は、女性の活躍が簡単ではないということを示唆している(後編) 2014/11/18 漫画「働きマン」で問題提起されているのは、女性と社会進出でも男性社会との闘争でもなく、「働くとは一体なんなのか」という、男も女も関係ない当たり前の問いである。物語のなかばで「働きマン」が中途半端な形で休載を迎えたという事実は、現代社会で起こっている混乱の複雑さを物語っており、第2次安倍改造内閣発足時に安倍 晋三首相自身が言い放った「女子力開花内閣」という言葉の響きは、なんとも虚しく、現実味がないものに感じられる。
記事 人材管理・育成・HRM 「働きマン」の休載は、女性の活躍が簡単ではないということを示唆している(前編) 「働きマン」の休載は、女性の活躍が簡単ではないということを示唆している(前編) 2014/11/13 第2次安倍改造内閣発足時に安倍 晋三首相自身が言い放った「女子力開花内閣」というキャッチコピー。ときの内閣総理大臣が女性の活躍を掲げたことを歓迎する意見がある一方で、そう額面通りには受け取れないという見方もあり、賛否両論入り乱れるなかで、政治資金に関する追求がさらに事をややこしくしている。今日の混乱を考えるとき、働く女性のあり方をテーマとした漫画「働きマン」を思い出す。およそ10年前に一世風靡したこの作品は、我々の社会にいまなお鋭い問いを投げかけている。
記事 人材管理・育成・HRM 理屈をこねる人間はたくさんいるが、実行できる人間はなかなかいない 理屈をこねる人間はたくさんいるが、実行できる人間はなかなかいない 2014/11/12 トヨタ式に関する本は山ほど出ている。それだけにトヨタ式についてよく知る人は多いが、ではトヨタ式をトヨタほどに実行できる企業がどれほどあるかというとその数は案外少ないのではないだろうか。知ることと実行することの間には大きな壁がある。トヨタ式を導入して効果を上げるためには、何よりも「まずやってみる」という姿勢を持ち続けることが大切なのだ。トヨタの元会長の奥田碩氏も「理屈をこねる人間はたくさんいますが、実行できる人間はなかなかいません」と語っている。
記事 人材管理・育成・HRM ベネッセとソフトバンク、学校教育向け支援サービス提供の新会社「Classi」設立 ベネッセとソフトバンク、学校教育向け支援サービス提供の新会社「Classi」設立 2014/11/11 ソフトバンクとベネッセホールディングス(以下、ベネッセ)は11日、2014年4月4日に合弁会社Classi(クラッシー)を設立したことを発表した。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 将棋電王戦を支えているのは、超確信犯的ミスリードによる壮大な誤解かもしれない 将棋電王戦を支えているのは、超確信犯的ミスリードによる壮大な誤解かもしれない 2014/11/07 「プロ棋士VSコンピュータ将棋ソフト」という図式でここ数年、社会の幅広い注目を集めてきた、将棋電王戦。様々な趣向でプロ棋士との対局数が重ねられ、コンピュータ将棋ソフトの実力が極めて高いということが明らかになってきた。プロ棋士というブランドは、歴史上初めて強力な競合が登場するという、大きな外部環境の変化にある。これが次世代に受け継がれるために、変えてはいけないもの、変わらなければならないものを考えることは、ブランド作りに携わる全ての人々にとって大きなヒントとなるように思える。
記事 人材管理・育成・HRM 女性管理職になりたい、18.7%にとどまる 仕事と家庭の両立に疑問 女性管理職になりたい、18.7%にとどまる 仕事と家庭の両立に疑問 2014/11/06 大企業のビジネスパーソンを対象にした「女性管理職」に関する調査の結果、「管理職になりたい」と回答した女性社員は18.7%に留まり、「管理職になりたくない」女性社員は2倍以上の49.0%に上ることが明らかになった。クレイア・コンサルティングが発表した。
記事 人材管理・育成・HRM 日本には16万人も不足?情報セキュリティのエキスパート人材に求められる4つの視点 日本には16万人も不足?情報セキュリティのエキスパート人材に求められる4つの視点 2014/11/05 欧米では数年前から、日本でも昨年あたりから情報セキュリティに関係する人材不足が叫ばれている。組織的なサイバー犯罪やサイバーテロなどが問題になるなか、情報セキュリティインシデントの被害や金額が甚大化する傾向にある。流行のビッグデータも、プライバシーやセキュリティの問題を避けて通ることはできない。モバイルおよびソーシャルシフトへの対応は? 今求められるセキュリティ人材像を考えてみたい。
記事 ソーシャルメディア 優秀な内定者を囲い込むためのSNS活用の方法、そのリスクと対策も解説 優秀な内定者を囲い込むためのSNS活用の方法、そのリスクと対策も解説 2014/10/28 2015年度の新卒者を採用する企業の多くでは、10月になって内定式のシーズンを迎えている。企業としては、採用のためのテストや面接を繰り返した中で優秀な人材に内定を出して、ひとまず採用活動は終わっているが、人事担当者は入社までの間、内定者をさまざまな形でフォローしなければならない。というのも、今年は学生の半数が2社以上から内定を得ていると言われる売り手市場。そのため、“内定者の囲い込み”も必要になっている。そこで有効なのがSNSだ。実際、Facebookを内定者の交流の場として積極的に活用する企業も増えてきた。しかし、一方でSNSを活用するリスクも存在する。今回は、内定者向けのSNS活用とそのリスクについて解説する。
記事 リーダーシップ 社内に不満分子を作らないために読む民話:人を動かす極意 社内に不満分子を作らないために読む民話:人を動かす極意 2014/10/27 独立を問う住民投票に揺れたスコットランド。賛成が44.7%に対し、反対は55.3%と独立反対票が上回った。しかし、賛成派の鼻息は荒く、いずれはイギリスから独立を果たす、と運動を続けるのだという。キャメロン首相は独立に危機感を募らせ、今後1兆円余りに上る北海油田の税収の還元や自治権の拡大を検討するものと見られている。ある意味、今回の住民投票は独立支持派の勝利だと言えるかもしれない。
記事 人材管理・育成・HRM 上司が部下を「詰める」という日本特有の文化は、本当に生産性を上げるのか?(後編) 上司が部下を「詰める」という日本特有の文化は、本当に生産性を上げるのか?(後編) 2014/10/24 現場で起きる事象は多様性に満ちていて、「想定外のことに直面しないほうが珍しい」といってもいいぐらいである。すなわち、ビジネスの現場とはすなわち「混沌」であり、そのなかで戦略を実現するために、「上下関係」という「秩序」がある。昨今、欧米式の組織体系と日本式の組織文化の衝突、融合が進んでいる。俗に「詰める」と呼称される新たなマネジメント文化は、この構造変化において発せられるマネージャーの「悲鳴」のようにも思われる。
記事 リーダーシップ 上司が部下を「詰める」という日本特有の文化は、本当に生産性を上げるのか?(前編) 上司が部下を「詰める」という日本特有の文化は、本当に生産性を上げるのか?(前編) 2014/10/21 現代風のパワー・マネジメントともいえる、上司が部下を「詰める」という企業文化。無用の緊張を強いて表面的な上下関係の所在だけを明らかにするようなこのコミュニケーションは、一体どのようにして生まれ、この社会に根付いたのだろうか。昨今、社会問題となりつつあるブラック企業と安易に同一視することのできない「詰める」企業文化は、果たして企業の生産性向上に寄与するのだろうか。
記事 人材管理・育成・HRM デンソー、静岡県浜松市に管理職育成の研修センター建設へ オープンは2016年4月 デンソー、静岡県浜松市に管理職育成の研修センター建設へ オープンは2016年4月 2014/10/15 デンソーは14日、国内外グループ企業の管理職育成を行うためのグローバル研修センターを建設することを発表した。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 組織のブランドは、観客の語る「ストーリー」によって認知が拡がる 組織のブランドは、観客の語る「ストーリー」によって認知が拡がる 2014/10/14 ある組織に所属する人々やその出身者が、一定の領域において、常人離れしたパフォーマンスを発揮すると、その組織の外部の人々から期待されるというケースはよくある。組織ブランドがそのようなものであると考えた時、それが成立するためには、「選抜」「育成」「ストーリー」という、3つの要素が必要であるということがわかる。将棋のプロ棋士は、この三拍子が揃った環境で認知を獲得してきたのだ。
記事 人材管理・育成・HRM ビズリーチ 南 壮一郎氏が語る“肉食”人材戦略 「グローバルでダイレクトな採用を」 ビズリーチ 南 壮一郎氏が語る“肉食”人材戦略 「グローバルでダイレクトな採用を」 2014/10/06 世界的な人事コンサルティング会社である米Mercerが一昨年行った調査によれば、日本は人材採用活動において圧倒的に非効率で、必要となるコストも非常に高く、世界で最も人を採用しにくい国だという。こうした課題を解決しようと2007年に設立されたのが、管理職/グローバル人材の転職サイト「BizReach」の運営などを手掛けるビズリーチだ。同社 代表取締役の南 壮一郎氏は、日本の採用市場に存在するブラックボックスを取り除き、ダイレクトマーケティングにならった「ダイレクトリクルーティング」こそが企業の競争力のカギになることを語った。
記事 リーダーシップ 「姥捨て山」の教訓でビジネスに活路を見出す:人を動かす極意 「姥捨て山」の教訓でビジネスに活路を見出す:人を動かす極意 2014/10/06 高齢化が進む日本。年金受給者の比率はますます高まり、3人で1人の高齢者を扶養しているところ、将来的には2人で1人を扶養しないといけなくなると予測されている。しかし、これを嘆いたところで高齢化が止まることはなく、年金問題も解決できない。何か得策はないものだろうか。ところでこの高齢化の問題、どこかで聞いたような気がするのは私だけではないだろう。そう、60歳を越えた年寄りを山に捨てるというお触れがあったという国の話。あの民話「姥捨て山」である。もちろんフィクションだが、一説によると不作や飢饉に見舞われた一部の集落の掟として、老母を捨てるという残酷な行動があったとの言い伝えもある。深沢七郎氏の短編小説「楢山節考」ではこの逸話が民間伝承の棄老伝説として描かれている。ちなみに深沢七郎氏はこの作品で中央公論新人賞を受賞し、後に映画化やテレビドラマ化もされた。さて、「姥捨て山」、これはただの民話ではなく、実は高齢化や年金問題解決のカギ、さらには企業繁栄のヒントが隠されている。今回はこの「姥捨て山」の主人公から人を動かす極意を学んでみたい。
記事 見える化・意思決定 なぜトヨタは売上規模数十倍だったGMとの「差額」を集計したのか なぜトヨタは売上規模数十倍だったGMとの「差額」を集計したのか 2014/10/03 前回、さまざまな「見える化」について紹介したが、今回は目標達成に必要なトップとの“差額”を見えるようにすることの大切さについて触れてみたい。「目指せ日本一」「目指せ世界一」という目標を掲げる企業は少なくないはずだが、では自社とトップとの「差額」をどこまでみんなに見えるようにしているかというと案外少ないのではないだろうか。トヨタの原点、それは世界ナンバーワン企業GMとの差額を知ることから始まっている。