記事 IT戦略・IT投資・DX レガシーシステムの救世主、P2P型マイグレーションでシステムの延命を レガシーシステムの救世主、P2P型マイグレーションでシステムの延命を 2013/09/13 企業のITシステムは、ハードウェアのリースや保守が切れる4~5年ぐらいのサイクルでリプレースすることが一般的だ。そのタイミングでシステムを刷新すると、OSのバージョンが変わることにより日頃から使っていた業務システムの変更も余儀なくされる。とはいえ、アプリケーションにはまだ使えるものも多いし、慣れたシステムをわざわざ変更したくないという現場の声も強い。高額な費用を支払ってリプレースを実施しても、費用対効果が得られるかどうかも分からない。ならばハードウェアのみを変更し、従来どおりの環境で使い続けたいと考える企業担当もいるだろう。しかし、そんなうまい方法が本当にあるのだろうか? 実は、オーダーメイドの高集積サーバ・ストレージで定評のあるファナティックが、この難題を解決できるサービスを提供している。同社の斉藤悦彦氏に、ユニークな「システム延命サービス」について話をうかがった。
記事 IT戦略・IT投資・DX iPhone/iPad/Android端末をビジネスで活用するための「多層防衛」の考え方 iPhone/iPad/Android端末をビジネスで活用するための「多層防衛」の考え方 2013/09/12 iPhoneやiPadをはじめとするアップルのiOS搭載デバイスでは、利用するアプリケーションは原則としてApp Storeからインストールしなければなりません。App Storeでは、有償無償に関わらず、アプリケーションを登録するには厳しい審査が必要となっており、悪意のあるアプリケーションを登録しようとしても、排除されてしまうと言われています。しかし、米ジョージア工科大学の研究チームが、マルウェアの「パーツ」を仕込んだスマートフォン向けアプリケーションを作成し、App Storeの審査に通過し、公開することに成功したと発表しました。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ グーグル型システム基盤へのパラダイムシフト、VDIに最適な環境を構築する グーグル型システム基盤へのパラダイムシフト、VDIに最適な環境を構築する 2013/09/10 2014年4月にマイクロソフトのWindows XPのサポートが終了する。そのため、セキュリティや従来から使用しているアプリケーションの継承など、企業担当者にとって頭の痛い問題が持ち上がっている。その対応策の1つとして注目を集めているのが、デスクトップ仮想化技術(VDI:Virtual Desktop Infrastructure)だ。VDIにはセキュリティの向上や運用管理負荷の軽減といったメリットがあるが、死角もある。その1つは、将来の利用者数を見越してサイジングするため、初期費用が大きくなりがちだということだ。こうした問題を解決するため、米国ではVDIのシステム基盤にパラダイムシフトが起きている。
記事 IT戦略・IT投資・DX ガートナー ハイプサイクル2013年版:ポイントは「人とマシン間の進化しつつある関係」 ガートナー ハイプサイクル2013年版:ポイントは「人とマシン間の進化しつつある関係」 2013/09/03 米ガートナーは8月19日、「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2013年」を発表した。その中で、今回の鍵となるテーマは「人とマシン間の進化しつつある関係」であるとの見解を示し、3つのトレンドを発表した。
記事 設備投資 設備投資、3四半期ぶりのプラス ソフトウェア投資は-13.5%--財務省 設備投資、3四半期ぶりのプラス ソフトウェア投資は-13.5%--財務省 2013/09/02 財務省は2日、4-6月期の法人企業統計を発表した。これによると金融・保険業を除く全産業の設備投資は、前年同期比0.02%増の8兆3,106億円で、かろうじて3四半期ぶりのプラスとなった。
記事 モダナイゼーション・マイグレーション ホンダのIT部門が取り組んだ、グローバルにおけるシングルオペレーション化とその成果 ホンダのIT部門が取り組んだ、グローバルにおけるシングルオペレーション化とその成果 2013/09/02 四輪や二輪に加え、最近では太陽光発電や航空、ロボット事業にも注力している本田技研工業。同社のIT部門では、“グローバルにおけるシングルオペレーションを目指す”というビジネス側の要求に即応するため、IT構造改革に取り組んでいる。その1つが、老朽化資産の見える化およびシステムの標準化だ。日本能率協会コンサルティング主催のIT経営セミナー「ビジネスを加速する情報資源管理」にて、本田技研工業 IT本部 コーポレート・セールスシステム部 コーポレート・セールス推進ブロック 主任の有馬勉氏が、実際の取り組み内容とその成果について語った。
記事 BPM・ビジネスプロセス管理 日本BPM協会 横川省三氏が語るBPM取り組みのポイント--プロセスと実態の一致がキモ 日本BPM協会 横川省三氏が語るBPM取り組みのポイント--プロセスと実態の一致がキモ 2013/08/30 BPM(ビジネスプロセス・マネジメント)に取り組む企業が増えてきた。BPMが必要とされる背景について、日本BPM協会 理事 横川省三氏は「BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)以降、日本企業の業務改革は悪循環に陥っている」と指摘する。それは、経営層がなかなか改革をリードできないといったことであったり、部長が組織の壁に遮られているといったこと、課長が現場のモチベーションを上げられないといったことや、情報システム部門がメンテナンスに追われて新しい取り組みができないといったことだ。こうした改革推進上の問題を解決するアプローチとして注目されるBPMへの取り組みのポイントについて、横川氏がBPM Forum 2013で語った。
記事 IT戦略・IT投資・DX セキュリティ投資の「バランス」を取るのに役立つ、3つのベンチーマーク セキュリティ投資の「バランス」を取るのに役立つ、3つのベンチーマーク 2013/08/28 世界的に有名な保険シンジゲート、英ロイズ社がビジネス全般に関するリスクを調査した「Risk Index 2013」をこのほど公開したのですが、なんと3位に「サイバーリスク」がランクインしました。数あるビジネスリスク要因を押しのけて、ITに関するリスクが上位にランクインしたことには目を見張るものがありますが、その対応としてのセキュリティ投資の方向性については問題があるようです。本稿では、今や経営の大きな課題となっているサイバーセキュリティについて、いかに適正な投資バランスを取っていくべきか、という点について考察したいと思います。
記事 ERP・基幹システム 高橋洋一氏ら講演:アベノミクスでどうなる?インフレ・賃金の変化から次の一手を導く 高橋洋一氏ら講演:アベノミクスでどうなる?インフレ・賃金の変化から次の一手を導く 2013/08/26 この20年間、日本の名目GDPは横ばいで停滞していたが、昨年の安倍政権発足後の政策、いわゆるアベノミクスで経済に大きな変化の兆しが見えてきた。「この10年間における世界各国のデータを見ると、お金を刷れば名目GDPも伸びており、マネー伸率と名目GDP伸率にはかなり強い相関関係がある」と指摘するのは安倍内閣で経済政策のブレーンをつとめた高橋洋一氏だ。日本経済の未来を占うとともに、その未来を見据えたIT戦略をテーマにしたイベントが行われた。
記事 ERP・基幹システム 消費税増税の対応に3つの大きな課題、複雑な増税に対応する会計システムとは? 消費税増税の対応に3つの大きな課題、複雑な増税に対応する会計システムとは? 2013/08/19 消費税増税の行方に注目が集まっている。政治判断も絡むが、予定通りに進めば、2014年4月に8%、2015年10月に10%へと消費税が引き上げられる。これまでも消費税増税を経験してきた企業もあるため、企業システムへの影響もただ税率を変更すればよいだけと誤解している担当者も少なくないが、実は今回の増税に合わせて注意するべきポイントがいくつもある。それが「経過措置」と「段階的増税」、そして「軽減税率」だ。
記事 BPO・シェアードサービス 突然の保守契約打ち切り!?星野リゾートが語る、インドオフショア開発への挑戦 突然の保守契約打ち切り!?星野リゾートが語る、インドオフショア開発への挑戦 2013/08/15 国内で30もの高級リゾートホテルや温泉旅館を運営する星野リゾート。同社では約10年にわたり、社内システムの開発と運用を国内のあるシステム会社に委託してきた。しかしその会社が事業領域を受託開発からクラウドサービスに移行するという方針を打ち出し、ある日突然、保守契約の継続打ち切りを告げられる。困った末、同社が目を向けたのがインド企業を活用したオフショア開発だ。ガートナー アウトソーシング&戦略的パートナーシップ サミット 2013で登壇した星野リゾート グループ情報システム ユニットディレクターの久本英司氏が、同社のアウトソーシングへの取り組みについて語った。
記事 クラウド 国内プライベートクラウド市場が急成長、2017年には2012年比で4.4倍に 国内プライベートクラウド市場が急成長、2017年には2012年比で4.4倍に 2013/08/12 2013年の国内プライベートクラウド市場は大幅に伸張し、前年比43.9%増の4,627億円になる見込みとなった。なかでも、事業者データセンターを活用したプライベートクラウドが同市場の成長をけん引。2017年の市場規模は2012年比4.4倍の1兆4,129億円になるとIDC Japanは予測した。
記事 PC・ノートPC スペックでは読み取れない、モバイルPCの堅牢性──7つの過酷な実験を動画で見よう スペックでは読み取れない、モバイルPCの堅牢性──7つの過酷な実験を動画で見よう 2013/08/05 薄型軽量で持ち運びやすいモバイルPCは、ビジネスの強力な味方となる。特に外回りの多い営業マンなどは、ビジネスモバイルPCを選ぶ際、軽さを最重視して選択する人も多いだろう。しかし、薄くて軽いという長所は、故障のリスク増大にもつながる。実際、ノートPCを壊してしまうケースは意外と多いものだ。頻繁に持ち運ぶなら、「堅牢性」にも目を向けておく必要があるだろう。そこで本記事では、ビジネスシーンで起こりうる事態を想定しつつ、HP EliteBook 2170p Notebook PCを用いてメーカー保証外の過酷な堅牢性テストを7つ行い、実際に検証してみた。(本実験は、ソフトバンク ビジネス+IT編集部が実施しています)
記事 IT戦略・IT投資・DX 【特集】まだ使えるシステムと古いハードウェア、その解決策は? 【特集】まだ使えるシステムと古いハードウェア、その解決策は? 2013/08/01 PCサーバの老朽化やメーカー保守切れによって、ハードウェアの刷新が必要となっている一方で、業務アプリケーションはまだ十分に使える、オプション開発やカスタマイズで最適化したシステムを不必要に変更するためのコストはかけられないというケースが増えている。本特集ではこのような状況をどう解決すべきか、事例を交えて紹介する。
記事 データベース クラウド進展で運用負荷は増大?注目集める“マルチテナント”という新潮流 クラウド進展で運用負荷は増大?注目集める“マルチテナント”という新潮流 2013/07/31 企業の情報システムに対する意識が大きく変化を遂げつつある。その1つがクラウドであり、サーバ仮想化の進展だ。ハードウェアリソースを最大限活用する効率性や、変化の激しいビジネスに合わせた柔軟性をITにもたらした。その一方で、集約密度が高まったからこそ生まれる課題も見えてきた。その1つが運用管理負荷の増大だ。仮に数十台のサーバを仮想サーバで1台の機器に集約したとしても、ハイパーバイザ上にはOSやミドルウェア、データベースがあり、それぞれの管理の手間は物理サーバの時代と何ら変わりがない。しかし今、こうした問題に対応する新しい動きが注目を集めている。
記事 IT戦略・IT投資・DX スマートフォンブームの一巡やLTE投資前倒し影響、2013年国内IT市場はマイナス成長へ スマートフォンブームの一巡やLTE投資前倒し影響、2013年国内IT市場はマイナス成長へ 2013/07/29 2013年の国内IT市場規模は、13兆7,525億円、前年比成長率はマイナス0.9%の予測となった。国内IT市場を構成する国内ハードウェア市場、国内ITサービス市場、国内パッケージソフトウェア市場の2013年の市場規模と前年比成長率は、それぞれ6兆2,242億円、マイナス5.0%、5兆309億円、1.9%、2兆4,974億円、4.3%の予測となった。国内IT市場に国内通信サービス市場を加えた国内ICT市場の2013年の市場規模は25兆1,680億円、前年度成長率はマイナス0.1%の予測となった。
記事 IT戦略・IT投資・DX 野村證券 国内IT戦略部長が語る、8000台のタブレット導入の成果、次は企業内SNS活用へ 野村證券 国内IT戦略部長が語る、8000台のタブレット導入の成果、次は企業内SNS活用へ 2013/07/22 国内最大手の野村證券は、「コンサルティング営業の強化」を経営方針とする中で2012年7月、競合他社に“先手を打つ”形で、全国のリテール営業担当者約8,000人を対象にタブレットの導入を決定した。それから1年が経過した現在、同社は一連の取り組みからどんな成果を掴んだのだろうか。同社はさらに次の一手として、企業内SNSであるセールスフォース社の「Chatter」の導入実験も開始している。
記事 製造業界 イノベーションは企業存続の危機につながる!?コスト4割減につなげたリコーのIT改革 イノベーションは企業存続の危機につながる!?コスト4割減につなげたリコーのIT改革 2013/07/18 複合機やプリンターなどの設計から販売、サービスまでを一環してグローバルに展開するリコー。2012年3月期の連結売上高は1兆9,034億円で、うち海外比率が53.4%と半分超を占めている。厳しい国際競争を戦っていくために、同社はITを活用して、高効率経営と事業の創造を目指している。近年では、同社元副社長の遠藤紘一氏が政府CIOに就任したことでも知られている。設計・製造ソリューション展で登壇したリコー IT/S本部 本部長の石野普之氏が、リコーでの取り組み内容とその成果について明かした。
記事 ITコスト削減 IT運用コストの削減調査:肥大化が課題の企業は9割超、削減策トップは値引き交渉で7割 IT運用コストの削減調査:肥大化が課題の企業は9割超、削減策トップは値引き交渉で7割 2013/07/17 アイ・ティ・アール(ITR)は17日、国内企業を対象に実施した「IT運用コストの削減施策に関する調査」の結果を発表した。調査結果によれば、国内の企業においては、コスト削減への関心度が一様に高く、93%の回答者がITの運用コスト/維持費用の削減は「喫緊の課題」(37%)あるいは「中長期的な課題」(56%)と捉えていることが明らかとなった。
記事 業務効率化 ネポンとNEC、ハウス内機器の制御機能を農業ICTクラウドサービスで実現 和郷園が導入 ネポンとNEC、ハウス内機器の制御機能を農業ICTクラウドサービスで実現 和郷園が導入 2013/07/11 ネポンと日本電気(以下、NEC)は11日、農業の生産性向上や農産物の品質改善に貢献する農業ICTクラウドサービスの強化を行い、あらかじめ設定したスケジュールにあわせて灌水制御(水やり)を行う機能を追加し、同日より提供を開始した。
記事 IT戦略・IT投資・DX ミサワホーム宮本眞一氏:クラウドへの全面移行を決断、いかに経営や現場を説得したか ミサワホーム宮本眞一氏:クラウドへの全面移行を決断、いかに経営や現場を説得したか 2013/07/03 過去10年間にわたってシステム投資を抑制していたミサワホームだが、業績回復基調に乗り、ついに反転攻勢の狼煙を上げた。2012年にユーザー部門とシステム部門の混成チームによる「システム整備プロジェクト」を発足。これまでグループ各社でサイロ化していたシステムをクラウドに全面移行して一元化していくという基本方針のもと、2014年上半期には社内データセンターを廃止するという不退転の決意で臨んでいる。
記事 Web戦略・EC サントリー、ベネッセ、常陽銀行が語る、企業Webサイト構築・リニューアル成功の秘訣 サントリー、ベネッセ、常陽銀行が語る、企業Webサイト構築・リニューアル成功の秘訣 2013/07/02 今や企業のWebサイトは、宣伝や広報の媒体としてのみならず、顧客との関係を強化するうえでも重要な存在になった。しかし、Webサイトを確実にビジネスに結びつけることができている企業は、まだごく一部に過ぎないのではないだろうか。こうした中、サントリー酒類やベネッセコーポレーション、常陽銀行らが取り組んでいるのが、徹底した顧客志向のWebサイト戦略だ。その重要性について、サントリー酒類の室元隆志氏は「ユーザーをしっかり見つめないとWebビジネスは成功しない」と指摘する。各社担当者が、自社のWebサイトの構築やリニューアル時、キャンペーン時に行った成功事例や失敗事例について、つまびらかに語った様子をお届けしよう。
記事 サーバ仮想化・コンテナ 【特集】ビジネスへの変化に対応できるか?いま求められるIT基盤の条件 【特集】ビジネスへの変化に対応できるか?いま求められるIT基盤の条件 2013/07/01 刻々と変化を続けるビジネス環境に対して、ITにも柔軟さが求められている。昨今、サーバ仮想化やクライアント仮想化の採用はこうした流れを受けたものと言える。一方でこれらのシステム基盤自体は依然として従来の考え方に基づいた仕組みに基づくものが多い。本特集では、仮想化が成熟期を迎える中で求められるIT基盤の条件を探る。
記事 IT戦略・IT投資・DX ライオン、国分、カシオ、ラックが語る、10年後に向けてIT部門が今できること ライオン、国分、カシオ、ラックが語る、10年後に向けてIT部門が今できること 2013/06/26 10年後の近い未来、クラウドやグローバル化がさらに進んだ世界で、組織のイノベーションを支えるために、IT部門は今何をすべきなのだろうか。ライオン 統合システム部の森山卓也氏は「ビジネスの差別化とリスクに応じて、IT部門の業務内容をテーマごとに明確にすれば、具体的な方針が見いだせるのではないか」として、3つの視点でテーマを分解した。この3つのテーマを軸に、人材育成に取り組むカシオの事例、トライブ型プロジェクトで案件化を進めるラックの事例などについて紹介する。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 ASEAN市場解説:国別アンケートで見えてきた巨大消費者市場で採るべき2つの戦法 ASEAN市場解説:国別アンケートで見えてきた巨大消費者市場で採るべき2つの戦法 2013/06/14 生産拠点としてだけでなく、成長する消費市場としても現在大きな注目を集めているASEAN(アセアン)。今や総GDP規模は中国に次ぐまでに拡大したと言われている。しかし、国ごとにその特徴を見た場合、政治体制や民族構成、宗教、言語、人口規模や経済水準に至るまで、さまざまな点で数多くの違いがある。こうしたASEAN諸国での事業展開を考えた時、日本企業はどのような戦い方をすればいいのだろうか。野村総合研究所では、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、ミャンマーの主要5か国において、4か月にわたって2400名の消費者に調査を実施。その結果とともに巨大消費者市場攻略の糸口について野村総合研究所の新美佑氏と倉林貴之氏が解説した。
記事 中堅中小企業・ベンチャー MonotaRO 鈴木雅哉 社長インタビュー:300万点超のB2Bネット通販事業でROE35%の秘密 MonotaRO 鈴木雅哉 社長インタビュー:300万点超のB2Bネット通販事業でROE35%の秘密 2013/06/13 インターネットやカタログなどを介した事業者向け工場用間接資材の通信販売を行うMonotaRO(モノタロウ)。工場や自動車整備の現場などで利用される切削工具や研磨剤、溶接材料や清掃用品などを販売するいわばB to Bのネット通販事業を手がけている企業だ。今やその取扱商品は300万点超、会員数は98万4000件(2013年6月10日現在)にのぼり、2012年12月期のROE(株主資本利益率)は34.9%と驚異的な数字を誇る。2000年設立後は、2006年に上場、2009年には東証1部に上場するなど、飛躍的な成長を遂げる原動力について、同社代表執行役社長の鈴木雅哉氏に話を聞いた。
記事 設備投資 高橋洋一氏x山口俊昌社長 対談:アベノミクスでどうなる!?激動を勝ち抜く企業経営、IT戦略とは 高橋洋一氏x山口俊昌社長 対談:アベノミクスでどうなる!?激動を勝ち抜く企業経営、IT戦略とは 2013/06/11 安倍政権が掲げる経済政策、いわゆるアベノミクスの効果は、現在のところ、円安、株高という具体的な形で現れている。この効果は実体経済にも波及し、本格的な景気回復へとつながるのだろうか。小泉政権下で経済財政担当大臣の補佐官を務め、2008年には「霞が関の埋蔵金」に言及し、現在は嘉悦大学教授、政策工房会長、大阪市特別顧問をつとめる高橋洋一氏とGRANDIT 代表取締役社長 山口俊昌氏の対談から、今後の日本経済の見通し、IT戦略のヒントを探る。
記事 経営戦略 夏野剛氏:個人に力を与えた3つのIT革命、それを活かす企業や組織はどうあるべきか 夏野剛氏:個人に力を与えた3つのIT革命、それを活かす企業や組織はどうあるべきか 2013/06/06 政権に返り咲いた自民党・安部政権が打ち出した一連の経済政策、いわゆるアベノミクスにより、これまでの超円高は是正され、株価は上昇。長らく低迷していた日本経済の再生、景気回復への期待が急速に高まっている。しかし、これによって日本企業が抱えている根本的な課題は解決されたと言えるのだろうか。慶應義塾大学大学院の夏野剛氏は、インターネットやソーシャルが生み出したさまざまなIT革命を本当の意味で取り入れ、実践していくことが必要だと語る。
記事 IT戦略・IT投資・DX ITR 内山悟志氏:ITは10年変わらず、変革するキーワードは「トライブ」と「予測市場」 ITR 内山悟志氏:ITは10年変わらず、変革するキーワードは「トライブ」と「予測市場」 2013/06/04 加速化する市場変化に対して弾力的に対応しながら、新たなビジネス価値を創出する。そうしたイノベーションを支えるのがITであり、IT部門は経営戦略への関わりを深めることが求められている──。こうした理想が掲げられる一方で、現実に目を向けると、IT部門の状況は10年前からほとんど変わっていないようだ。アイ・ティー・アール(以下、ITR)の調査によれば、情報システムが重要であると位置付けて“いない”経営者は2001年から倍増、一般社員の理解や意識もほぼ変化していないことがわかった。IT部門の在り方や課題、組織に必要な変革、そして未来について、ITR 代表取締役の内山 悟志 氏が語った。
記事 IT戦略・IT投資・DX 富士通 山本正已社長が語る、ビジネスのチャレンジや社会の変革を支えるICTとは 富士通 山本正已社長が語る、ビジネスのチャレンジや社会の変革を支えるICTとは 2013/05/29 経済のグローバル化、スマートフォンの登場、ソーシャルメディアの興隆、サイバー攻撃の激化など、ICTの普及により、企業や個人は劇的な変化に直面している。こうした変化をビジネスのチャンスと捉えるために、また社会をより豊かにする(=ソーシャルイノベーション)ために、ICTの力をどう生かせばいいのか、富士通フォーラム2013において、富士通 代表取締役社長 山本 正已氏が語った。