記事 見える化・意思決定 「組織の愚」を描いた宮崎駿のメッセージを、風の谷のナウシカから読み解く(前編) 「組織の愚」を描いた宮崎駿のメッセージを、風の谷のナウシカから読み解く(前編) 2014/08/15 私たちが「組織がうまく機能していない」という実感を持つ時、果たして、どのような視点で考えればよいのだろうか、有効な対策はあるのだろうか?今日の社会を生きる誰しもが向き合わざるを得ないこの課題に対して、「一下級将校の見た帝国陸軍」と「風の谷のナウシカ」という二つの作品を通して、「組織の愚」をテーマに、現代社会におけるヒントを探る。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 【特集】ERP統合が競争力を創る 【特集】ERP統合が競争力を創る 2014/08/10 経済のグローバル化が進むなか、大手ばかりでなく中堅中小企業も海外進出が進んでいる。ところが、海外に進出した企業の多くにはある共通の悩みが存在している。スピードを重視し過ぎたあまりに、現地のITシステムが混沌化しているというのだ。しかもそれは、企業規模の大小を問わないという。いったいその課題とは何なのか。解決策はあるのだろうか。
記事 新規事業開発 ソニー、4月設立の新会社「ソニー不動産」が営業開始 米国型エージェント制度導入も ソニー、4月設立の新会社「ソニー不動産」が営業開始 米国型エージェント制度導入も 2014/08/04 ソニー不動産は1日、本社の銀座オフィスで、一般向けの売買仲介サービスおよび賃貸管理を中心としたプロパティマネジメントサービスを開始を発表した。
記事 リーダーシップ スラムダンクから学ぶリーダーシップ “モチベートする言葉”の本質とは何か(後編) スラムダンクから学ぶリーダーシップ “モチベートする言葉”の本質とは何か(後編) 2014/07/26 「モチベートする言葉」とは、甘やかす言葉ではなく、また「突き放す言葉」でもない――。私たちが「組織がうまく機能していない」という実感を持つ時、果たして、どのような視点で考えればよいのだろうか、有効な対策はあるのだろうか?今日の社会を生きる誰しもが向き合わざるを得ないこの課題に対して、「孫子兵法」と「SLAM DUNK」という二つの作品を通して、リーダーシップ論の視点で、現代社会におけるヒントを探る。
記事 リーダーシップ スラムダンクから学ぶリーダーシップ “モチベートする言葉”の本質とは何か(前編) スラムダンクから学ぶリーダーシップ “モチベートする言葉”の本質とは何か(前編) 2014/07/19 現場における生産性は、「やる気」によって大きく左右される――。私たちが「組織がうまく機能していない」という実感を持つ時、果たして、どのような視点で考えればよいのだろうか。また、有効な対策はあるのだろうか?今日の社会を生きる誰しもが向き合わざるを得ないこの課題に対して、「孫子兵法」と「SLAM DUNK」という二つの作品を通して、リーダーシップ論の視点で、現代社会におけるヒントを探る。
記事 見える化・意思決定 レノボ、IBMからx86事業承継で「レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ」設立 レノボ、IBMからx86事業承継で「レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ」設立 2014/06/23 レノボは23日、日本国内に新会社のレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ(以下、レノボ・エンタープライズ)を設立したことを発表した。
記事 見える化・意思決定 NECソリューションイノベータ、「工場向けエネルギーマネジメントシステム」を海外展開 NECソリューションイノベータ、「工場向けエネルギーマネジメントシステム」を海外展開 2014/06/23 NECソリューションイノベータは23日、工場の生産におけるエネルギー効率化を支援する「NEC 工場向けエネルギーマネジメントシステム」を、グローバル向けに販売開始したことを発表した。
記事 リーダーシップ ONE PIECEの主人公を反面教師に? リーダーがやってはいけない5つの危険(後編) ONE PIECEの主人公を反面教師に? リーダーがやってはいけない5つの危険(後編) 2014/06/23 超人気漫画「ONE PIECE」の主人公たちは、孫子の語る「リーダーが犯してはならない五つの危険」を守っていなかった――。私たちが「組織がうまく機能していない」という実感を持つ時、果たして、どのような視点で考えればよいのだろうか、有効な対策はあるのだろうか?今日の社会を生きる誰しもが向き合わざるを得ないこの課題に対して、「孫子兵法」と「ONE PIECE」という二つの作品を通して、リーダーシップ論の視点で、現代社会におけるヒントを探る。
記事 リーダーシップ ONE PIECEの主人公を反面教師に? リーダーがやってはいけない5つの危険(前編) ONE PIECEの主人公を反面教師に? リーダーがやってはいけない5つの危険(前編) 2014/06/21 ONE PIECEの主人公、「麦わらのルフィ」から、リーダーシップを学ぶことができるのか――。私たちが「組織がうまく機能していない」という実感を持つ時、果たして、どのような視点で考えればよいのだろうか。また、有効な対策はあるのだろうか?今日の社会を生きる誰しもが向き合わざるを得ないこの課題に対して、「孫子兵法」と「ONE PIECE」という二つの作品を通して、リーダーシップ論の視点で、現代社会におけるヒントを探る。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング ビジネスの現場にいる個人が手軽に使える、誰にでもわかりやすいBI ビジネスの現場にいる個人が手軽に使える、誰にでもわかりやすいBI 2014/06/05 近年、ビッグデータというキーワードが飛び交い、BIも改めて見直され始めているが、実際に使いこなしているのは一部の企業に限られている。多くの企業ではいまだにExcelを使って手元にあるデータを分析し、マーケティングや営業活動に使っているのが現状だろう。こうした現状を打破する解決策について、Tableau Japan マーケティングマネジャー 原 信道氏に話を伺った。
記事 リーダーシップ 攻殻機動隊と孫子で説くリーダー論“スタンドプレーから生じるチームワーク”(後編) 攻殻機動隊と孫子で説くリーダー論“スタンドプレーから生じるチームワーク”(後編) 2014/05/30 1 アニメ作品「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」に登場する組織のリーダー“荒巻 大輔課長”は、孫子兵法の教えを遺憾なく発揮している――。私たちが「組織がうまく機能していない」という実感を持つ時、果たして、どのような視点で考えればよいのだろうか。有効な対策はあるのだろうか?「孫子兵法」と「攻殻機動隊」という二つの作品で共通に語られているのは、「チームプレイ」ではなく「各人の自主性に基づくチームワーク」の重要性である。
記事 リーダーシップ 攻殻機動隊と孫子で説くリーダー論“スタンドプレーから生じるチームワーク”(前編) 攻殻機動隊と孫子で説くリーダー論“スタンドプレーから生じるチームワーク”(前編) 2014/05/28 正しくリーダーシップが発揮されるということと、組織において人が適材適所で十分な働きを見せるということは、ほぼ同義である――。私たちが「組織がうまく機能していない」という実感を持つ時、果たして、どのような視点で考えればよいのだろうか。有効な対策はあるのだろうか?今日の社会を生きる誰しもが向き合わざるを得ないこの課題に対して、古典の名著「孫子兵法」とポップカルチャーの名著「攻殻機動隊」という二つの作品を通して、リーダーシップ論の視点で、現代社会におけるヒントを探る。
記事 リーダーシップ なぜ「進撃の巨人」の作中で“戦略”という言葉が使われていないのか なぜ「進撃の巨人」の作中で“戦略”という言葉が使われていないのか 2014/04/24 「戦略」という言葉を聞いて、どのような印象を受けるだろうか?足りない資源、不確実な情報しか得られない状況であっても、天才的な発想で状況を打破する、超知的な方法論、というイメージがあるのではないか。その一方で、「実効の伴わない、絵に描いた餅」とのイメージもある。一体このギャップは何なのだろうか?実は、我々が戦略を口に出すときとのほとんどの場合では、肝心の戦略的思考というものは置き去りにされ、「何か考えがある」というムードの演出でしかないのである。
記事 デザイン経営・ブランド・PR リーダーの資質を問う前に考えること 難局を乗り切る最後の手段は、意志の力か戦略か リーダーの資質を問う前に考えること 難局を乗り切る最後の手段は、意志の力か戦略か 2014/03/19 ここまでの連載をまとめてみると、クラウゼヴィッツからこのような学びがあった。計画が計画通りに進まないのは、「計画のもとになる情報が互に矛盾したり間違っていたり、なにより多くの部分は不確実だから」ということ。そして「情報が不測かつ不足な状況においても、いざというときは強い精神力で決心せよ」ということだ。しかし、クラウゼヴィッツ「戦争論」でも指摘されているように、問題の本質は、実はそこにはない。大ヒット漫画「進撃の巨人」を副読本に、この普遍的なビジネス課題への処方箋を探る。
記事 見える化・意思決定 情報爆発時代のビッグデータ分析 意思決定を支援する情報系システムの3大要素とは? 情報爆発時代のビッグデータ分析 意思決定を支援する情報系システムの3大要素とは? 2014/03/14 構造化データに加え、ソーシャルメディアや各種センサーから収集する非構造化データを含めた膨大なデータを意思決定に活用していくことが、企業での大きなトレンドとなっている。さらにそのビッグデータをビジネス価値に変換していくスピードこそ、企業の生き残りの鍵を握るといっても過言ではない。一方、モバイル端末の急速な普及によって人々のワークスタイルは変化し、どこでも意思決定ができるようになった。そこで求められるのは、データの鮮度、場所を選ばない、視覚性という3つの条件を担保できる情報インフラだ。Oracle Business Analytics Forumにて、日本オラクル 製品戦略事業統括本部 戦略製品&BA推進グループ 担当ディレクターの石家丈朗氏が語った。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 中堅・中小向けグループウェア「desknet's NEO」の最新版提供開始 日英切替にも対応 中堅・中小向けグループウェア「desknet's NEO」の最新版提供開始 日英切替にも対応 2014/02/20 ネオジャパンは19日、同社グループウェア製品「desknet's NEO(デスクネッツ ネオ)」のメジャーバージョンアップ版の提供開始を発表した。
記事 リーダーシップ ”進撃の巨人”で主人公が直面する 「情報が足りないという現実」への向き合い方 ”進撃の巨人”で主人公が直面する 「情報が足りないという現実」への向き合い方 2014/02/19 「正確な情報に基づいた未来予測をすることで、より望ましい意思決定を行うことができる」という考えに間違いはない。しかし、それが正しいとはいえ、そもそも正確な情報を必要十分に取得することの難しさを考えると、現実的にはほぼ達成不可能な命題である。そのなかで、いかに意思決定を行い、現実に対処すべきなのか。クラウゼヴィッツ「戦争論」から、ヒントを見出す。
記事 クラウド バンダイナムコスタジオ、人材情報の見える化に「Cultiiva Global/HM」導入 バンダイナムコスタジオ、人材情報の見える化に「Cultiiva Global/HM」導入 2014/02/18 NECは18日、バンダイナムコスタジオに、グローバルな人材マネジメントを支援するSaaS型のクラウドサービス「Cultiiva Global/HM」(カルティバグローバル/エイチエム)を提供したことを発表した。
記事 情報共有 古典から真の意味を学ぶ 計画にとって「情報」とは何か 古典から真の意味を学ぶ 計画にとって「情報」とは何か 2014/01/22 計画をできるだけ計画通りに進めるために「正確な情報」が必要であるということは、現代を生きる私達にとってはあたりまえの大前提である。しかしその「情報」に振り回され、無駄な戦いを強いられているという矛盾した現実もある。一体情報とは、どのようなプロセスで管理され、活用されるべきものなのだろうか?
記事 製造業界 三菱重工業、 ファイルサーバ統合管理にジャストシステムの「GDMS」を採用 三菱重工業、 ファイルサーバ統合管理にジャストシステムの「GDMS」を採用 2014/01/20 ジャストシステムは20日、三菱重工業がファイルサーバの可視化・分析するファイルサーバー統合管理システム「GDMS(Green Document Management System)」を採用したことを発表した。
記事 リーダーシップ 「進撃の巨人」でも描かれるビジネス課題 なぜ計画が思い通りに進まないのか? 「進撃の巨人」でも描かれるビジネス課題 なぜ計画が思い通りに進まないのか? 2013/12/25 私たちが「組織がうまく機能していない」という実感を持つ時、果たして、どのような視点で考えればよいのだろうか、有効な対策はあるのだろうか?今日の社会を生きる誰しもが向き合わざるを得ないこの課題に対して、昨今、ポップカルチャーの世界においても、きわめて先鋭的な問いかけが提示されている。本連載では、少年漫画に題材を探り、「戦争論」等の古典・名著を参照しながら、現代社会における処方箋を探る。
記事 見える化・意思決定 ガートナー志賀嘉津士氏:ソーシャル活用で注目される“コラボレーション型意思決定” ガートナー志賀嘉津士氏:ソーシャル活用で注目される“コラボレーション型意思決定” 2013/06/19 Webログやソーシャルメディアなどの非構造化データを含むビッグデータの収集が可能になってきたこと、あるいはデータ分析といったテクノロジが進化してきたことで、企業はこれまでにない意思決定を行うことが可能になってきた。ガートナー リサーチ部門 リサーチ バイス プレジデントの志賀嘉津士氏は、その1つを“コラボレーション型意思決定(CDM)”と呼び、これからのビジネスに勝つためには必要不可欠なものだと指摘する。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング 大阪ガスのビジネスアナリシスセンター所長が語る、データ分析で犯していた3つの勘違い 大阪ガスのビジネスアナリシスセンター所長が語る、データ分析で犯していた3つの勘違い 2013/06/17 大阪ガスは約10年前、社内に独立採算制のデータ分析専門組織である「ビジネスアナリシスセンター」を設置した。現在9名が所属し、年間約30のプロジェクトを通して、大小100近いソリューションを提供している。その大きな特徴は、社内の全組織および関連会社に対して提案型の分析ソリューションを提供していることだ。ガートナー ビジネス・インテリジェンス&情報活用サミット2013で登壇した大阪ガス 情報通信部 ビジネスアナリシスセンター 所長で博士(工学)の河本薫氏が、データ分析においてIT部門に必要な取り組みと求められる人材について語った。
記事 経営戦略 夏野剛氏:個人に力を与えた3つのIT革命、それを活かす企業や組織はどうあるべきか 夏野剛氏:個人に力を与えた3つのIT革命、それを活かす企業や組織はどうあるべきか 2013/06/06 政権に返り咲いた自民党・安部政権が打ち出した一連の経済政策、いわゆるアベノミクスにより、これまでの超円高は是正され、株価は上昇。長らく低迷していた日本経済の再生、景気回復への期待が急速に高まっている。しかし、これによって日本企業が抱えている根本的な課題は解決されたと言えるのだろうか。慶應義塾大学大学院の夏野剛氏は、インターネットやソーシャルが生み出したさまざまなIT革命を本当の意味で取り入れ、実践していくことが必要だと語る。
記事 IT戦略・IT投資・DX ITR 内山悟志氏:ITは10年変わらず、変革するキーワードは「トライブ」と「予測市場」 ITR 内山悟志氏:ITは10年変わらず、変革するキーワードは「トライブ」と「予測市場」 2013/06/04 加速化する市場変化に対して弾力的に対応しながら、新たなビジネス価値を創出する。そうしたイノベーションを支えるのがITであり、IT部門は経営戦略への関わりを深めることが求められている──。こうした理想が掲げられる一方で、現実に目を向けると、IT部門の状況は10年前からほとんど変わっていないようだ。アイ・ティー・アール(以下、ITR)の調査によれば、情報システムが重要であると位置付けて“いない”経営者は2001年から倍増、一般社員の理解や意識もほぼ変化していないことがわかった。IT部門の在り方や課題、組織に必要な変革、そして未来について、ITR 代表取締役の内山 悟志 氏が語った。
記事 グループウェア・コラボレーション エンタープライズソーシャルの流れが本格化、企業に取り込むメリットを改めて考える エンタープライズソーシャルの流れが本格化、企業に取り込むメリットを改めて考える 2013/04/17 ソーシャルネットワークのテクノロジーは、企業のITにもさまざまな影響を与えている。特に「エンタープライズソーシャル」と呼ばれるトレンドは、企業内のコミュニケーションや情報流通を変え、ビジネスのスタイルも劇的に変える可能性を秘めている。とはいえ、まだまだこうしたソーシャルを活用するメリットを十分理解できていない人も多いのではないだろうか。なぜ今、企業ITにソーシャルなのか。この具体的な効果について探った。
記事 グループウェア・コラボレーション 組織力を爆発させるエンタープライズソーシャルウェア活用術 組織力を爆発させるエンタープライズソーシャルウェア活用術 2013/03/30 企業ITにソーシャルテクノロジーを取り込んで、企業内に眠るさまざまな暗黙知をあぶり出し、それをビジネスのパワーにする「エンタープライズソーシャル」の動きが注目されている。これにより組織内の情報の流れは変わり、意思決定に必要な情報の量と質は大幅に向上させることが可能になる。この「エンタープライズソーシャル」は従来のコミュニケーション方法とは何が違うのか。また、そのソーシャルテクノロジーを取り込むにはどのような方法をとるべきなのか?本稿では、こうした秘密を解き明かしてみたい。
記事 ペーパーレス化 ぺんてる事例:迅速な経営判断を支援、iPadを使ったペーパーレス役員会議システム ぺんてる事例:迅速な経営判断を支援、iPadを使ったペーパーレス役員会議システム 2013/03/26 日本を代表する総合文具メーカー、ぺんてる。同社の経営会議は毎週月曜日、取締役会は毎月実施されるが、従来は長時間におよぶことも多く、その準備をする経営戦略室の事務負担も重かった。経営戦略室の藤村佳子氏は「これまではすべての役員が事前に資料に目を通すのが難しかった」と、その問題点を振り返る。しかし、2012年6月に新しい経営方針のひとつとして「スピード感のある意思決定」を打ち出し、この方針に合わせて長時間になりがちな会議時間を全社的に1時間半に短縮することを掲げた。その取り組みの一環として導入したのが、iPadを活用したペーパーレス会議システムだった。
記事 ペーパーレス化 ぺんてる事例:迅速な経営判断を支援、iPadを使ったペーパーレス役員会議システム ぺんてる事例:迅速な経営判断を支援、iPadを使ったペーパーレス役員会議システム 2013/03/26 日本を代表する総合文具メーカー、ぺんてる。同社の経営会議は毎週月曜日、取締役会は毎月実施されるが、従来は長時間におよぶことも多く、その準備をする経営戦略室の事務負担も重かった。経営戦略室の藤村佳子氏は「これまではすべての役員が事前に資料に目を通すのが難しかった」と、その問題点を振り返る。しかし、2012年6月に新しい経営方針のひとつとして「スピード感のある意思決定」を打ち出し、この方針に合わせて長時間になりがちな会議時間を全社的に1時間半に短縮することを掲げた。その取り組みの一環として導入したのが、iPadを活用したペーパーレス会議システムだった。