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- 2013/06/17 掲載
大阪ガスのビジネスアナリシスセンター所長が語る、データ分析で犯していた3つの勘違い
レッド オウル
編集&ライティング
1964年兵庫県生まれ。1989年早稲田大学理工学部卒業。89年4月、リクルートに入社。『月刊パッケージソフト』誌の広告制作ディレクター、FAX一斉同報サービス『FNX』の制作ディレクターを経て、94年7月、株式会社タスク・システムプロモーションに入社。広告制作ディレクター、Webコンテンツの企画・編集および原稿執筆などを担当。02年9月、株式会社ナッツコミュニケーションに入社、04年6月に取締役となり、主にWebコンテンツの企画・編集および原稿執筆を担当、企業広報誌や事例パンフレット等の制作ディレクションにも携わる。08年9月、個人事業主として独立(屋号:レッドオウル)、経営&IT分野を中心としたコンテンツの企画・編集・原稿執筆活動を開始し、現在に至る。
ブログ:http://ameblo.jp/westcrown/
Twitter:http://twitter.com/redowlnishiyama
独立採算制で、あらゆるビジネス組織に対して分析ソリューションを提供
1つめが、社内の全組織と関連会社に対して分析ソリューションを提供していることだ。通常データ分析といえばマーケティング部門や製造部門などをイメージするが、同センターでは、財務部や企画部、あるいは資材部などに対してもソリューションを提供している。そして2つめが、独立採算制を採っていること。ソリューション提供時には、対象部門にデータ分析に必要なコストを人件費も含めて請求する。
「一般的にデータ分析専門組織といえば、社内の各部署からデータ分析の依頼を受けて仕事をするものと思われがちだ。確かに我々も当初はそういうスタイルで分析業務をしていたが、その時は便利屋になってしまっていた。」(河本氏)
それではダメだということで、自分たちからビジネス組織に対してこんな分析をしたらどうかという提案をし、予算が付けば具体的に案件を進めるという形に改めた。しかしそのためには、各業務に対する知識も必要になってくる。
「我々のメンバーに特徴的なのは、何らかの専門分野を有していることだ。気象予報士の資格を持っている人間もいれば、環境学の博士号、あるいはエネルギー学の博士号を持つ人間もいる。つまりビジネスに関する専門知識があるからこそ、よりよい提案ができる。これが大きなミソだ。データと分析に詳しい人間が、ビジネス側に深く入り込んで分析を考えるというスタイルに改めてから、うまく回るようになってきた。」
データ分析において当初犯していた3つの大きな勘違い
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