記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 利用規約があればマルウエアではない?スマホ利用阻むウイルス作成罪の抜け穴を防げ 利用規約があればマルウエアではない?スマホ利用阻むウイルス作成罪の抜け穴を防げ 2012/12/18 1000万人の個人情報が流出したとされる「スマートフォン情報流出アプリ事件」。一度は摘発されたものの、その後、検察が処分保留と判断して容疑者は釈放された。この事件に対し、日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)は、一通の意見書を発表し、政府や業界に対して提言を行った。今回の事件で明らかになった問題を放置すれば、業界全体が利用者の信頼を失うことになりかねないというのだ。
記事 インボイス・電子帳票 帳票ソリューションの進化と深化、新たな顧客ニーズにどう応えるのか 帳票ソリューションの進化と深化、新たな顧客ニーズにどう応えるのか 2012/12/13 いまや帳票は、企業のあらゆるシーンで欠かせない必須のものになっている。帳票システムへの関心が高まり、自社導入を検討している企業は過半数にのぼるという。そのような状況で、帳票システムの最大の課題になっているのがクラウド環境への対応だ。従来の帳票の役割やニーズが変化していく中、帳票システムは企業ユーザーの要望にどう応えていくのだろうか。「ウイングアーク・フォーラム2012」では、帳票システムを手がけるウイングアークのWebシステム帳票運用基盤「SVF」(Super Visual Formade)に関する今後1年間のロードマップが発表された。さらに、パートナー企業として、NTTデータ、日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)、日本マイクロソフトの担当者が登壇した。
記事 ID・アクセス管理・認証 BYODでリスク増大、不正な端末・ユーザーを遮断するだけでは不十分 BYODでリスク増大、不正な端末・ユーザーを遮断するだけでは不十分 2012/12/12 スマートデバイスの広がりや無線LAN/WANの普及は、ビジネスワーカーをオフィス空間から解放するのに大きな役割を果たした。その一方で、業務効率化を図ろうとして現場判断で機器を設置する「善意の持ち込み」や、個人所有のモバイル端末を業務に利用する「BYOD(私物端末の持ち込み)」は、情報漏えいや不正アクセスといったネットワークの潜在リスクを増大させることになっている。そこで、正しいユーザーのみに業務システムを開放するユーザー認証は必須になるが、日立電線ネットワークスの茂木真美氏は「もう不正な端末、不正なユーザーを遮断するだけのユーザー認証では不十分です」と警鐘を鳴らす。
記事 モバイルセキュリティ・MDM スマホ&タブレットのセキュリティガイド、計画段階で留意する7点とBYOD実践のポイント スマホ&タブレットのセキュリティガイド、計画段階で留意する7点とBYOD実践のポイント 2012/12/10 業務の効率化やワークスタイルの変革を促すツールとして注目されるスマートフォンやタブレットだが、特有のセキュリティリスクも存在する。そのため、いったん配布したあとに回収した企業もあるほどだ。安全にスマートフォンやタブレットを業務で活用するには、何を実施すべきなのか。その疑問に応えるセキュリティガイドラインが日本スマートフォンセキュリティ協会の利用部会から発表された。業務利用を促進するスマートフォン利用のセキュリティとはどのようなものか?BYOD(私物持ち込み端末)の導入パターンとリスク回避のポイントについても紹介する。
記事 IT戦略・IT投資・DX 国内IT投資動向調査2013:投資の主役も世代交代、グローバル化で予算の海外流出懸念も 国内IT投資動向調査2013:投資の主役も世代交代、グローバル化で予算の海外流出懸念も 2012/12/06 企業のIT予算策定が進む中、2013年度の国内IT投資動向が明らかになった。2012年度の国内企業のIT投資額はプラス成長となるもの、低成長化が鮮明になった。2013年度は売上高1,000億円超の大企業で大幅なIT予算の削減が見込まれており、調査を担当したアイ・ティ・アール(以下、ITR)のシニア・アナリストの舘野真人氏は「2013年度は最悪、マイナス成長もありえる」との厳しい見通しを明らかにした。また、本調査ではグローバル対応について新たに調査を実施。拠点管理の意向がここ数年で加速する一方、海外売上高比率の高い企業では、IT予算の海外流出が懸念されるという。
記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 サイバーシティとサンドボックス、仮想環境を活用した2つのセキュリティ対策 サイバーシティとサンドボックス、仮想環境を活用した2つのセキュリティ対策 2012/12/04 大量破壊兵器を搭載した列車が街に向かっているという想定で、途中の跳ね橋の制御システムをハッキングし、持ち上げることで列車の侵入を止めるといった訓練や、医師がコーヒーショップで接続したWi-Fiのアクセスポイントからアカウント情報を盗み、病院システムを乗っ取って入院中の要人暗殺の企てを防止する訓練──これらはすべて米国空軍が開発した仮想空間「サイバーシティ」上で実際に行われていることだ。今回は、仮想空間や仮想環境で行われている2つのセキュリティ対策について紹介しよう。
記事 IT戦略・IT投資・DX 2013年のIT予測トップ10、BYOIDの増加、業種特化型PaaS、事業部門トップの役割増 2013年のIT予測トップ10、BYOIDの増加、業種特化型PaaS、事業部門トップの役割増 2012/12/03 IDC Japanは3日、2013年の世界IT市場を特色付ける技術や市場トレンド、ベンダーの動きなど、主要10項目(IDC Top 10 Predictions)を発表した。2013年の最も重要な事象は、2012年と同様に、IDCが「第3のITプラットフォーム」と呼ぶ「モビリティ」「クラウド」「ソーシャル技術」「ビッグデータ」の4つのITの成長とイノベーションが構築される土俵で起きるという。
記事 モバイルセキュリティ・MDM Windows 8タブレットなど、最新モバイルデバイスをビジネスで安全に活用するには? Windows 8タブレットなど、最新モバイルデバイスをビジネスで安全に活用するには? 2012/12/03 Windows(R) 8搭載タブレットやNexus 7、iPad(R) miniなど、次々に登場する新機種がスマートデバイス市場を賑わせている。ビジネスの現場でも、興味先行のトライアル活用ではなく、現実的で実効性の高い活用が広まりつつある。今現在の企業のスマートデバイスへのニーズ、活用方法の動向に詳しいNTTPCコミュニケーションズの2名に話を聞いた。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE Hardening Oneレポート:スイーツ通販のECサイトでサイバー攻撃が多発!どうする? Hardening Oneレポート:スイーツ通販のECサイトでサイバー攻撃が多発!どうする? 2012/11/26 スイーツ通販のECサイトを運営する、とある企業。ある日突然、社長や技術本部の一部が1泊2日の社員旅行に出ることになった。ドキュメントや設定に不備があり、ぜい弱性も放置されたECサイト。途方に暮れるWeb運用チームだったが、一丸となって8時間の試練に立ち向かう──これは都内某所で開催されたセキュリティイベント「Hardening One」で用いられた模擬ECサイトの設定だ。実際に競技が行われている間、セキュリティのプロたちがその模擬サイトにさまざまなサイバー攻撃をしかけてくる。果たして選抜チームの面々は、自社のサイトを守り、売上を維持できるのか。
記事 デザイン経営・ブランド・PR オバマ大統領の再選を支えたITチーム、その先進的なメンバー構成とは? オバマ大統領の再選を支えたITチーム、その先進的なメンバー構成とは? 2012/11/22 2012年のアメリカ大統領選挙は、バラク・オバマ現職大統領の勝利に終わりました。アメリカ大統領選挙とは、いわば米国でもっとも巨大なマーケティングキャンペーンであり、明確な期限があり失敗できないプロジェクトの1つです。今回のオバマ氏のキャンペーンで話題になったのは、ITの活用とその効果でした。
記事 CDN・ADC・ロードバランサ 【特集】WAN最適化の常識を変える!~BYOD、BCP、デスクトップ仮想化で直面 【特集】WAN最適化の常識を変える!~BYOD、BCP、デスクトップ仮想化で直面 2012/11/20 BYOD、BCP、デスクトップ仮想化などが注目される一方、企業内サーバとクライアント端末(スマートフォンやPC)、または本番サーバと遠隔地のレプリカサーバの間には、必ずネットワーク(WAN)の問題が立ちはだかる。本特集ではこうしたWAN最適化の問題の常識を変える解決方法を紹介する。
記事 セキュリティ総論 自動車のサイバーセキュリティ、米国運輸省が1,000万ドルを投入する狙い 自動車のサイバーセキュリティ、米国運輸省が1,000万ドルを投入する狙い 2012/11/20 制御システムのセキュリティが大きな問題として注目を集めている。工場やプラント、モバイル機器、家電ときて、次にわれわれが考えなければならないのは急速にIT化が進む自動車へのサイバー攻撃だ。実際、米国運輸省(NHTSA)は多額の予算を投じ始めている。
記事 組み込み・産業機械 インフラのセキュリティ、スマートコミュニティにも共通課題 日・米・独の有識者ら インフラのセキュリティ、スマートコミュニティにも共通課題 日・米・独の有識者ら 2012/11/19 電気、ガス、水道、交通といった重要インフラに対するサイバーテロが現実の脅威になり、各国の国レベルの対策や制御システムセキュリティへの取り組みが注目を集めている。重要インフラの制御システムが攻撃を受けると、企業経営や社会生活に与える影響が膨大であり、人命にも関わる重大な問題にもかかわらず、これまで真剣な議論も対策もされてこなかった。このような状況において、我々はまず、何をすべきなのだろうか。独の研究機関、フラウンホーファーAISECのピーター・シュー氏、米デジタルボンドのデール・ピーターソン氏、日本のラック西本逸郎氏、電気通信大学の新 誠一教授、森ビルの渡部 宗一氏ら有識者が一同に介し、話し合った。
記事 セキュリティ総論 Kindle発売で盛り上がる電子書籍、独禁法違反で公取委が介入? Kindle発売で盛り上がる電子書籍、独禁法違反で公取委が介入? 2012/11/19 いよいよ本日19日、Amazonの電子書籍閲覧用ハードウェア「Kindle Paperwhite」が発売開始となる。2012年は、ついにやってきた電子書籍元年と言えそうだ。しかし、華やかな舞台の裏で、公正取引委員会(以下「公取委」)が介入の可能性を示唆している、という報道もなされている。出版社とAmazonの契約が、独占禁止法(以下「独禁法」)の禁止する「再販価格拘束」にあたるかもしれないからだ。実は、これは、電子書籍やオンラインショップに限らず、およそ「Aが商品を持っていてCに譲り渡される、その過程にBが関わる」というスキームで商品流通を行う場合一般に関係する話だ。本稿では、電子書籍のスキームや、公取委が問題視しているとされるポイントから、商品流通スキームを組み立てる場合の注意点までを解説する。
記事 ルータ・スイッチ ラック西本逸郎氏xヤマハ鼎談:スマートフォン時代の無線ネットワーク構築術 ラック西本逸郎氏xヤマハ鼎談:スマートフォン時代の無線ネットワーク構築術 2012/11/15 スマートフォン、タブレットの業務利用が進むにつれて、企業内ネットワークのあり方にも変化が求められている。その1つが無線LAN対応だろう。有線だったものが無線になると、目に見えないこともあって、安全かつ確実に構築や運用を行うのも難しくなる。しかし、こうした環境の変化は、実は中堅中小企業にとってチャンスでもあるとラック 専務理事 西本 逸郎氏は指摘する。その西本氏と法人向けルーター市場を牽引するヤマハの平野 尚志氏、瀬尾 達也氏が鼎談を行った。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ Windows XPのサポート終了や8登場、スマホ急増やBYODはデスクトップ仮想化の契機か? Windows XPのサポート終了や8登場、スマホ急増やBYODはデスクトップ仮想化の契機か? 2012/11/14 オフィスのPCを管理するIT部門にとって、ユーザーサポート、障害対応、セキュリティ対策、データ保護、BCP対策、OSアップデート、ハードウェア更改など、その管理の手間やコストは決して低くない。こうした業務を効率化し、他の仕事にエネルギーを振り向けたいと考える管理者も多いはずだ。また、昨今ではスマートフォンやタブレットといった機器も台頭し、BYOD(私物の持ち込み)も無視できない課題の1つとなっている。働き方そのものも変化する時代に、企業のデスクトップ環境はどうあるべきなのだろうか。
記事 ID・アクセス管理・認証 【特集】マルチデバイス時代の認証基盤構築 【特集】マルチデバイス時代の認証基盤構築 2012/11/12 企業において、スマートフォンやタブレットなどの導入が進んでいる。従来はPCからのみ利用されていた企業システムも大きな変化の波にさらされている。本特集ではマルチデバイス時代にこれら企業システムへアクセスするためのユーザー認証基盤をどのように構築するかについて紹介する。
記事 ソーシャルメディア サイレントクレーマーの多い日本人、炎上を企業再生につなげたソーシャル活用事例 サイレントクレーマーの多い日本人、炎上を企業再生につなげたソーシャル活用事例 2012/11/12 過去2回にわたって企業視点でのソーシャルメディアのリスクを解説してきた。企業アカウント、従業員個人のアカウントのリスクについては、企業がガイドラインの整備や従業員教育を行うことで、リスクを抑えることができる。ただし、ご承知の通り、ソーシャルメディアを利用するのは自社や自社の従業員だけではない。その数を圧倒的に上回る生活者たちが日々ソーシャルメディアを利用している。今回は、企業のソーシャルメディアのリスクでも、企業がコントロールできない「ソーシャルメディアによって拡散される企業の情報リスク」について解説する。
記事 組み込み・産業機械 デジタルボンド社ピーターソンCEOが語る、制御システムセキュリティの動向と対策 デジタルボンド社ピーターソンCEOが語る、制御システムセキュリティの動向と対策 2012/11/09 Stuxnet以降、電力システムや各種工場など、重要な社会インフラのセキュリティ対策の重要性が注目されている。日本でも、今年の3月に制御システムセキュリティセンターが設立され、評価認証、標準化やテストベッドなどの委員会を発足させ、この問題への取り組みを本格化させている。2012年2月に、日本製を含むPLC(制御システムコントローラ)のハッキング方法を公開したことで一躍注目を集めたデジタルボンド社 デール・ピーターソン氏は「これまでの制御システムは、重要インフラが24時間365日稼働することに焦点を当て過ぎていたが、完全性も考えるべきだ」とIPAフォーラム2012で提言した。
記事 環境対応・省エネ・GX HEMS・スマートハウスビジネスの最新動向、IT連携で期待されるECHONET Liteも拡大 HEMS・スマートハウスビジネスの最新動向、IT連携で期待されるECHONET Liteも拡大 2012/11/08 近年、省エネを実現する家屋として「スマートハウス」や、地域全体で省エネに取り組む「スマートコミュニティ」に注目が集まっている。家庭内エネルギー管理システム(以下、HEMS:Home Energy Management System)を機軸とし、効率的なエネルギーの活用や省エネ化を図れるスマートハウスの具体的な動きもこの1年間で急激に活発になった。CEATEC JAPAN 2012で開催されたパネルディスカッションでは、スマートハウスやスマートコミュニティのビジネスの中で、ITが果たす役割や重要性について、経産省の佐脇 紀代志氏、神奈川工科大学の一色 正男教授ら有識者のほか、パナソニック、東芝などの担当者らが最新動向を語った。
記事 医療業界 なぜ医療のIT化は進まないのか?BCPを契機に進む「スマート・クラウド」の流れ なぜ医療のIT化は進まないのか?BCPを契機に進む「スマート・クラウド」の流れ 2012/11/07 現在、クラウドが持つ弱点や課題点に関する認識が高まっているが、そうした中でも政府・自治体が推し進める医療クラウドは今後発展が有望視される分野であり、BCPとの関係にも絡んで、さまざまな模索が開始され始めている。そこで今回は、医療クラウドは今後BCP拡充・発展とどのような関係を持ちうるのか、BCPにおいてどのような変革をもたらすのかについて取り上げよう。
記事 セキュリティ総論 攻撃元は韓国や中国?トラフィック観測で見えたWebカメラやルーターへのウイルス感染 攻撃元は韓国や中国?トラフィック観測で見えたWebカメラやルーターへのウイルス感染 2012/11/06 従来、PCなどがウイルスに感染しているかどうかは、動作がおかしくなったり、ウイルス対策ソフトによって発見されることでわかるケースが多かった。しかし、巷を騒がしている「遠隔操作ウイルス」の問題からもわかるように、最近の攻撃は感染したことをシステムやユーザに知覚されない工夫を施したものが増えている。そのため、IDS(侵入検知システム)やIPS(侵入防止ステム)、ふるまい検出など、シグネチャ以外の動的な検出手法などが注目されている。このようにインターネット上のトラフィック分析から攻撃や感染の可能性を判断することも可能になったが、意外な機器がウイルス感染していることがわかってきた。
記事 スマートフォン・携帯電話 【特集】Windows 8、iPad mini、Nexus 7…最新モバイル活用で働き方を変革する 【特集】Windows 8、iPad mini、Nexus 7…最新モバイル活用で働き方を変革する 2012/11/03 Windows 8搭載タブレットやiPad mini、Nexus 7を始めとする最新モバイルデバイスが続々と登場している。こうしたデバイスの進化や、LTEに代表される高速通信の拡充など、モバイルをよりビジネスに活用できる環境が急速に整いつつある。進化した最新モバイルデバイスを徹底的に活用できれば、時間や場所に縛られない、より柔軟な働き方を実現できるはずだ。
記事 製造業界 製造業を支える新戦略、クラウド・モバイル・SNSを成長ドライバーに取り込むには 製造業を支える新戦略、クラウド・モバイル・SNSを成長ドライバーに取り込むには 2012/11/01 いまや製造業をはじめ、あらゆる業界においてグローバル対応は避けられない状況だ。生産・販売拠点を迅速に立ち上げ、急激に変化する市場やサプライチェーンに対応するためには、業務プロセスの改善だけでなく、情報システム基盤そのものを変化させなければならない。「あらゆるビジネスにスピードが求められている。この問題を解決していくためにイノベーションが求められている」と語るのは、先ごろ開催されたInfor Customer Forum Japan 2012に登場した米国Infor社のジェームス・ウィリー氏だ。同氏はグローバル時代を勝ち抜くうえで求められるテクノロジーと、それを企業の成長に結びつけていく方法について説明した。
記事 ネットワーク管理 BYODからOpenFlowまで、最新のネットワーク技術を迅速にキャッチアップし幅広く対応 BYODからOpenFlowまで、最新のネットワーク技術を迅速にキャッチアップし幅広く対応 2012/11/01 インターネットやITの急速な進展に伴い、情報化社会で創出されるデータ量は爆発的に増えている。最近では「ビッグデータ」に代表されるキーワードも世間で踊っているが、ITを支えるインフラにも大きな変化が現れてきた。たとえばデータセンターやキャリアなど、企業を根幹から支えるサービスプロバイダー側のネットワークはもちろん、エンタープライズネットワークも同様に変化を遂げている。「クラウドコンピューティング」や「仮想化」といった技術は、すでにIT業界で広く認知されているが、さらに最近では「SDN/OpenFlow」や「BYOD」といった新しい話題も登場しており、目まぐるしい技術革新の渦中にシステム担当者は身を置いているといえるだろう。そのような状況で今後どのように企業ネットワークを整備し進化させていけばよいのか? という問題に頭を悩ませているシステム担当者も多いかもしれない。変化の激しい時代を生き抜くために、いま企業にとって最適なソリューションを提供できるSIerやインテグレーターが求められているのだ。
記事 メールセキュリティ 間違いメールを送信後に無効にできる?送信前と後で実現する情報漏えい対策 間違いメールを送信後に無効にできる?送信前と後で実現する情報漏えい対策 2012/10/31 さまざまな情報漏えい対策製品・ソリューションが登場し、多くの企業がそれを導入しているにもかかわらず、情報漏えいの事件、事故が後を絶たない。中でもメールの誤送信は一向に減らず、今でもときどき間違いメールを受け取ることもあるだろう。個人情報や機密情報の類であれば、大問題に発展するにもかかわらず、なぜメールの誤送信はなくならないのだろうか。この問題に対し、デジタルアーツの渡邊大隆氏は「間違いメールを送信したあとでも取り消す方法がある」という。どのような仕組みで実現するというのだろうか?
記事 OS・サーバOS Windows 8が抱える8つの不安 Windows 8が抱える8つの不安 2012/10/29 筆者は心配性である。出かけるとカギをしたかどうかが気になる。テレビを消したかどうかが気になる。最近、そんな心配の種がまた1つ増えた。Windows 8だ。Windows 8の書籍やレビュー記事を書く仕事が増えて、Windows 8への期待が膨らむ一方、「大丈夫か」という不安も大きくなった。Windows 8が発売された直後の記事としてはどうなのか、という気もするが、すべての不安が杞憂に終わればいいと思っている。なので、どうか軽い気持ちで読んでいただければ幸いだ。
記事 OS・サーバOS Windows 8発売、日本マイクロソフト樋口社長「大変にみなさんの食いつきがよい」 Windows 8発売、日本マイクロソフト樋口社長「大変にみなさんの食いつきがよい」 2012/10/27 マイクロソフトは26日、新たなOSとしてWindows 8の提供を開始した。同時に正式オープンするWindows ストアを通して、さまざまなアプリも利用可能となる。
記事 PC・ノートPC Windows8はPC業界の救世主になれるのか?メーカー5社とMS・インテルの意気込み Windows8はPC業界の救世主になれるのか?メーカー5社とMS・インテルの意気込み 2012/10/25 いよいよ発売が迫る新しいOS・Windows 8。近年、iPhoneやiPad、Android端末など、スマートフォンやタブレット端末群に押されて、PCの世界も大きな変化を迫られている。Windows 8の発売に合わせて、国内でも新たなUltrabookが市場に続々と投入されているようだ。主要メーカーやマイクロソフト、インテルは意気込むが、厳しい見通しを示す専門家もいる。本稿では、NEC、ソニー、東芝、パナソニック、富士通といった国内主要PCメーカー5社の社長らのPC販売戦略、インテル、マイクロソフトが語った見通しを紹介する。また、その後発表された各社のWindows 8のフラッグシップノートPCについても簡単にまとめた。
記事 M&A・出資・協業・事業承継 JT新貝康司副社長が語る、海外企業のIT統合における3つの重要ポイント JT新貝康司副社長が語る、海外企業のIT統合における3つの重要ポイント 2012/10/23 日本たばこ産業(以下JT)は、たばこ事業を中核に今や医薬事業、食品事業を展開する企業だ。2012年3月期からは国際会計基準(IFRS)に移行、同期の売上収益は連結で2兆338億円、うち32%を国内たばこ事業が、48%を海外たばこ事業が占めている。同社は、多様な価値を顧客に提供するグローバル成長企業を目指し、日本で過去最大のM&Aとなる英ギャラハー買収など、2度にわたる大型の海外企業買収/統合を成功させている。その際に同社が留意したポイント、またITが果たした役割とはどのようなものだったのか。Gartner Symposium/ITxpo 2012で、代表取締役副社長の新貝康司氏が語った。