日本マイクロソフトは、Windows 8提供開始にあたり、秋葉原で発売記念記者発表会を開催した。Windows 8では、従来のマウスとキーボードに加え、タッチ操作にも対応したユーザーインターフェイス(UI)を備えており、Windows 8を搭載するタブレット端末も続々と発表されている。
登壇した日本マイクロソフト 代表執行役 社長の樋口 泰行氏は、25日に行われた前夜祭の様子を「本当に多くの方に来て、盛り上げてもらった。おそらく1万名ぐらいの方々にお越しいただけたのではないか」と述懐しながら、「タッチ&トライとして実機を使った説明も行っていたが、大変にみなさんの食いつきがよい。すごい。逆に我々社員がびっくりするぐらい、注目をいただいている」と、Windows 8の大きな反響を強調した。こうした反響から、「社員を含めて『これはいけるぞ』という感触を掴めた」と、Windows 8の成功に自信を覗かせた。
Windows 8の魅力については、「タブレットに対応しながら、従来のWindows アプリ、ソフトウェアなどの資産も活用できる」点にあるという。「オンもオフも両方をカバーする、理想的なソリューション」と語った。
新しい操作性を獲得しながら、従来のWindows資産を継承
続いて日本マイクロソフト 業務執行役員 Windows 本部 本部長の藤本 恭史氏が、Windows 8の実機を用いてさまざまな機能をデモでみせながら解説した。