記事 その他 大胆試算!グーグルの持つビッグデータの価値はいくらになるのか? 大胆試算!グーグルの持つビッグデータの価値はいくらになるのか? 2021/07/05 個々のデータはさほど重要でなくとも、莫大な量が集まることによって高い経済的な価値を生む場合がある。これが、ビッグデータだ。グーグルやフェイスブックについてビッグデータの価値を推計すると、時価総額を上回る額になる。ビッグデータを扱う活動と我々の日常的な情報処理活動の間には、「天文学的な差」がある。
記事 個人情報保護・マイナンバー CMP(同意管理プラットフォーム)を解説、あの「Cookie利用同意画面」はなぜ必要? CMP(同意管理プラットフォーム)を解説、あの「Cookie利用同意画面」はなぜ必要? 2021/07/05 あなたは「CMP」(Consent Management Platform/同意管理プラットフォーム)をご存じだろうか?企業と生活者の間で個人データの利用に関する同意形成を行うツールで、GDPR成立に伴い注目が高まっている。2021年6月現在、EU圏内で活動する企業以外では、実装は義務ではない。しかし今後は、個人データ利用に対する規制の動きを受けて、さらに重要視されることとなるだろう。この「CMP」が求められる背景、生活者との適切な関係性などについて、『マーケティングのデジタル化5つの本質』(共著)の著者であり、インティメート・マージャー 代表取締役社長も務める簗島亮次氏の取材協力のもと、解説する。
記事 業務効率化 DX成功のカギは「データ連携」、なぜ非エンジニアが「工数1/30」で実現できたのか DX成功のカギは「データ連携」、なぜ非エンジニアが「工数1/30」で実現できたのか 2021/07/05 DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進には、システムやサービス間のデータ連携は欠かせない。というのも、これまで収集・蓄積してきた社内外のデータを活用することが、DXのスタートラインになるからだ。しかし現状では散在するシステムやサービスをうまく連携できず、最初の一歩を踏み出せていない企業も多い。特にデータ活用で重要なバックエンドでのシステム連携は、エンジニアでないと対応できないことが多く、なかなか進められないこともよくある。人材不足の中で、企業がシステム間のデータ連携を非ITエンジニアでも開発できる方法を探った。
記事 グループウェア・コラボレーション DX成功のコツは「小さく始めて広げていく」、ツールに求められる要件は DX成功のコツは「小さく始めて広げていく」、ツールに求められる要件は 2021/07/05 DXの取り組みは、単なる業務の電子化ではなく、いかに「企業が素早く変化し続ける能力」を獲得するかにある。そのためには導入したIT製品を漫然と使って利便性を享受するだけでなく、使いながらビジネスや自身の業務スキルを強化し、常に改善し続けられるかという観点がポイントとなる。では、それを促進していくためにはどのようなツールが必要となるのか。
記事 ロボティクス 2021最新「遠隔操作ロボット」まとめ ソニーや川崎重工、スタートアップの取り組みも 2021最新「遠隔操作ロボット」まとめ ソニーや川崎重工、スタートアップの取り組みも 2021/07/05 1 顧客とのタッチポイントは多ければ多いほど良いサービスなのだという時代はようやく終わりつつある。むしろ非接触のほうがうれしいと考える人たちは以前からいたはずだが、新型コロナ禍が起きて一年余りが経過し、サービス業での非接触ニーズへの対応はコロナ後もデフォルトとなりそうだ。当然、省人化ニーズにも応えられる。製造業においても同様だ。それらのニーズを受けてか、遠隔操作系ロボットの発表が止まらない。川崎重工とソニーのような大企業同士の連携も始まっている。ここでいったんまとめておこう。
記事 セキュリティ総論 猛威を振るう「変異型」ランサムウェア、「二重の脅迫」で企業を追い詰める 猛威を振るう「変異型」ランサムウェア、「二重の脅迫」で企業を追い詰める 2021/07/05 2020年、猛威を振るったのが「新型ランサムウェア」です。いったん収まったかに見えましたが、再び被害に遭う企業が増加しています。直近では、攻撃を受けた米国のパイプライン企業や食肉加工の企業が身代金を支払ったとの声明を発表して、大きな社会問題となりました。新型ランサムウェアによる攻撃は、従来の標的型攻撃とは異なり、あらゆる企業がターゲットになります。今回は、猛威を振るう新型ランサムウェアの最新情報と攻撃から身を守る対策を紹介します。
記事 メタバース・VR・AR・MR・SR・xR 「その説明YouTubeだったらスキップされるぞ!」新卒採用をVRが変える可能性 「その説明YouTubeだったらスキップされるぞ!」新卒採用をVRが変える可能性 2021/07/03 VR(仮想現実)やAR(拡張現実)技術とビジネスとの多彩なつなぎ目を探り続ける本連載。バーチャルライブプラットフォームVARKの加藤卓也氏を迎えた第3回の後編。VARKはユーザー満足度98%を誇るバーチャルライブを次々と創り出し続ける。その活動を率いる加藤卓也氏の頭の中には、どんなビジネスとVRのマッチングが描かれているのか?具体的に聞いた。
記事 ダイバーシティ・インクルージョン 法律家の私たちが、「憲法は同性婚を禁止している」論を“都市伝説”だと言い切る理由 法律家の私たちが、「憲法は同性婚を禁止している」論を“都市伝説”だと言い切る理由 2021/07/03 1 この数年、日本で同性婚についての意見を発信する人が増えているように感じます。結婚をする/しないも含めて、結婚とは人生における重大事であり、結婚についての議論が盛んに行われることは自然だと思います。ただし、日本では現在、多くの先進国とは異なり、同性婚は法的に認められていません。これはどうしてなのでしょうか。現在の制度では、誰かが誰かを好きになり、結婚したいと思った場合に、相手の「性別」を国が(戸籍に基づいて)チェックし、「あなたはあの人と結婚してよし」「あなたはあの人と結婚してはだめ」というように国が「判定」しているとも考えられます。これは正しいのでしょうか。この問題について、法律家である私たちは、法律の観点から検討してみます。
記事 システム開発ツール・開発言語 AWSの「ローコード開発ツール」が誕生、サーバレスアプリを手軽にプログラミング AWSの「ローコード開発ツール」が誕生、サーバレスアプリを手軽にプログラミング 2021/07/02 AWSは、AWS Lambda関数やAWSのサービスなどをフローチャートのようにアイコンを組み合わせることでプログラミングを行える、ローコードビジュアル開発ツール「AWS Step Functions Workflow Studio」(以下、Workflow Studio)をリリースしました。
記事 経営戦略 売上低迷で「なくなるかも」からの発想転換、キリン『生茶デカフェ』開発秘話 売上低迷で「なくなるかも」からの発想転換、キリン『生茶デカフェ』開発秘話 2021/07/02 妊産婦や子供が安心して飲める「カフェインゼロの緑茶」は、これまで世の中にあるようで実はなかった。というのも、お茶のおいしさを損なわず、カフェインを取り除く技術がなかったからだ。そうした中、キリンはカフェインを吸着する物質によって、緑茶の抽出液から選択的にカフェインを取り除く技術を独自に開発。世界初となるカフェインゼロ緑茶飲料を『生茶』ブランドから誕生させた。緑茶からカフェインを取り除く新機軸を打ち出した、キリンビバレッジ 商品開発研究所 副所長 塩野 貴史氏にその開発の裏側を聞いた。
記事 AI・生成AI DXのカギはLINE?「ユーザーに優しい」AI技術の取り入れ方 DXのカギはLINE?「ユーザーに優しい」AI技術の取り入れ方 2021/07/02 コロナ禍による新しい働き方へ対応するため、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進んでいる。とはいえ、単なる自社内の業務プロセスの効率化だけにとどまるのではなく、顧客に対して高いユーザー体験を提供するためのデジタル改革も同時に進めていかなければならない。こうした課題に応える解決策の1つが「AI技術」である。生活者の日常の中にAIを融け込ませるには、どうすればよいのだろうか。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 「サプライチェーンDX」成功への条件を徹底討論、今まさに変革のチャンスである理由 「サプライチェーンDX」成功への条件を徹底討論、今まさに変革のチャンスである理由 2021/07/02 ビジネスのグローバル化や取引の複雑化によって製品の価値・需要が目まぐるしく変化する中、サプライチェーンにも変化への対応が求められてきた。また、今般の新型コロナウイルス感染症のパンデミックのように、多大な影響をもたらすインシデントへの対処という課題も顕在化している。特にグローバル規模の調達購買業務においては、危機対応力が高いレジリエントな(柔軟性の高い)サプライチェーンの構築が必要不可欠だと言える。そのカギを握るのは、デジタルトランスフォーメーション(DX)に他ならない。サプライチェーンのDXを実現するには、どうすればいいのか。
記事 IT運用管理全般 DevOpsのカギであり盲点、はてな社が自社用サービスで気づいた「監視」の重要性とは DevOpsのカギであり盲点、はてな社が自社用サービスで気づいた「監視」の重要性とは 2021/07/02 総務省の「企業におけるクラウドサービスの利用動向」によると、2019年時点でクラウドを全社的もしくは一部の部門で利用している企業の割合は64.7%に上る。クラウド活用が進む中、新たな課題として挙がっているのが「システム監視」である。数多くのサービスを利用することで監視対象が増えて複雑になり、担当者を悩ませている。クラウド時代のシステム監視の注意点や、組織の成長につながるインフラの管理を考えてみよう。
記事 その他 なぜ「位置情報」が重要? 金融機関が注目すべき“ライフイベント”と〇〇データ なぜ「位置情報」が重要? 金融機関が注目すべき“ライフイベント”と〇〇データ 2021/07/02 金融機関では、顧客を取り巻くイベントにフォーカスし、いかに顧客需要に対応した金融サービスを提供するかという、EBM(イベントベースドマーケティング)が注目されている。顧客ニーズを的確に把握するため、複数のデータを収集・分析し、営業活動のインプット情報とする取組みが強化されているが、通常金融機関が取得可能なデータには限界があるなど、複数の課題が存在するのが実態だ。そこで本稿では、近年金融機関でも注目されつつある位置情報データについて解説するとともに、EBMにおける活用の可能性と留意点について解説する。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 日本でリモートワークが普及しない「根本課題」、どうすれば日本のDXは進むのか 日本でリモートワークが普及しない「根本課題」、どうすれば日本のDXは進むのか 2021/07/02 「新型コロナ対策は日本企業のDXのドライバーになった」と語るSB C&S 代表取締役社長 兼 CEO 溝口泰雄氏。ただし、DXを本格化させるには、”As Is(現状維持)”に甘んじることなく、日々の進化を追求する意識を社員に根付かせる必要がある。そのための心構えとともに、同社が取り組んできたDXのこれまでについて話を聞いた。
記事 製造業界 「2021年版 ものづくり白書」ポイントまとめ、300ページを10分で理解 「2021年版 ものづくり白書」ポイントまとめ、300ページを10分で理解 2021/07/01 経済産業省、厚生労働省、文部科学省は2021年5月、ものづくり企業や技術の動向について毎年取りまとめている「2021年版 ものづくり白書」を公開しました。ものづくり白書は、政府がものづくりの基盤技術の振興に向けて講じた施策に関する報告書であり、2021年版では、ニューノーマル時代の製造業が生き残るための3つのポイントについて詳しく説明されています。300ページ超におよぶ同白書の中から、注目すべきポイントを抜粋して紹介します。
記事 その他 なぜ「デジタルID」が金融を変えるのか? 先進事例とメリットまとめ なぜ「デジタルID」が金融を変えるのか? 先進事例とメリットまとめ 2021/07/01 インターネットやスマートフォンが広く普及したことで、行政機関や民間企業が提供するデジタル化・オンライン化が進んでいます。そうしたサービスでは、ユーザー本人の特定や安全な取引を実施するためには、ユーザーの身元を証明することが必要不可欠です。オンラインの世界で本人を特定する身分証明方法の中でも、今後の需要拡大が見込まれるのが「デジタルID」です。デジタルIDは、金融サービス業界のDXの中核を担う存在として注目されています。この記事では、デジタルIDの概要や金融機関と相性の良い分散型デジタルIDの特徴、実際の活用事例などを解説していきます。
記事 メタバース・VR・AR・MR・SR・xR 「フェイスブックに買収されてもいい」、VARK加藤卓也氏に聞くVRで勝負するワケ 「フェイスブックに買収されてもいい」、VARK加藤卓也氏に聞くVRで勝負するワケ 2021/07/01 VR(仮想現実)やAR(拡張現実)技術(以下、xR)は、ビジネスシーンにどう活用できるのか。xR業界の中枢にいるキーパーソンの言動からその動向を探る本連載。今回は、5月に「バーチャルライブプラットフォーム、6億円の資金調達」のニュースで業界をざわつかせたVARK(ヴァーク)の加藤卓也氏に話を聞いた。その引受先には、ジャフコ、博報堂、電通、TBSといった名が並び、VRへの期待値の高さを感じるとともに、幅広いビジネスへの足掛かりが生まれる気配も漂う。加藤氏は「5年後にはメタバースで生きる時間が増える」と言い切るが、その理由とは。
記事 経営戦略 ハーバードが350社の事例から導いた“DXの答え”、「AIファクトリー」とは ハーバードが350社の事例から導いた“DXの答え”、「AIファクトリー」とは 2021/07/01 昨今、DXが多くの企業にとって経営課題になっている。このDXについて、ハーバードの研究者たちが「AIファクトリー」というコンセプトを打ち出し、現在世界で注目を集めている。350社のDX(デジタルトランスフォーメーション)の成功/失敗の事例を調査して、彼らが出した結論は、「企業は、AIを生み出す“工場”へと転換すべき」というものであった。本稿では、この「AIファクトリー」について紹介をしていきながら、DXの要諦について考えていきたい。
記事 リーダーシップ アマゾン創業者ジェフ・ベゾスの一貫した「失敗論」とは? 重視するのは“3つ”だけ アマゾン創業者ジェフ・ベゾスの一貫した「失敗論」とは? 重視するのは“3つ”だけ 2021/06/30 1 アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏は、自らの会社「ブルーオリジン」が開発した有人宇宙船「ニューシェパード」に搭乗し、2021年7月20日に“11分間の宇宙への旅”に挑戦することを発表しました。イーロン・マスク氏をはじめ、宇宙事業に多額の資金を投じてきた起業家は多いですが、自らが搭乗者となり宇宙へ行くのはべゾス氏が初めてです。同氏は出発の15日前にアマゾンのCEОを退任(会長に就任)、リスクをほんの少し軽減したうえで挑戦します。「宇宙」という夢の根源、その夢の実現に大きな役割を果たしたアマゾン創業──同氏の歩みをたどると、一貫した失敗論が見えてきました。
記事 セキュリティ総論 “心の隙”を突くサイバー攻撃が急増、被害を抑え従業員の「行動を変える」方法は何か “心の隙”を突くサイバー攻撃が急増、被害を抑え従業員の「行動を変える」方法は何か 2021/06/30 ワクチンや給付金をかたったフィッシングメールなど、人の不安や恐怖につけ込んだサイバー攻撃が急増している。「通信相手を信頼せずに攻撃されることを前提とする」コンセプトを持つ“ゼロトラスト”のセキュリティ対策をはじめ、新たな製品やサービスも登場しているが、人間の心の隙を突く攻撃には、十分な対策ができているとはいい難い。こうした状況で、企業はどのようにリスクコントロールすればよいのだろうか。人に焦点を当てたセキュリティ対策と被害が発生した時の備えについて整理する。
記事 その他 与党の「提言」から読み解く、金融イノベーションの重点施策とは何か 与党の「提言」から読み解く、金融イノベーションの重点施策とは何か 2021/06/30 日本の金融分野は、デジタル化やフィンテックなどによる金融イノベーションの進展、金融取引の高度化や資金調達手段の多様化などで、市場の複雑化や大きな環境変化が起きている。さらに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が、日本社会や経済に深刻な影響を与え、事業者への資金繰り支援や地方創生の取り組み強化などが課題となっている。こうした状況の中、自民党の金融調査会は2021年5月21日、日本の金融の在り方に関する新たな提言を公表した。今回は、その中から「金融イノベーション」関連に焦点を当て、進捗状況と今後の課題などを解説していく。
記事 経営戦略 天才プログラマー登氏に聞く、日本が「海外に負けないICT技術」を生み出す方法 天才プログラマー登氏に聞く、日本が「海外に負けないICT技術」を生み出す方法 2021/06/30 諸外国に後れを取る日本のICT産業。その発展を担うICT人材不足も深刻だ。企業や行政は、どのようにして優秀なICT人材を育成すべきだろうか。「天才プログラマー」との呼び声もあるソフトウェアおよび通信ネットワーク研究者であり、「シン・テレワークシステム」の開発者でもある登 大遊氏に話を聞いた。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 東大 森川 博之教授が語るDX、“波”に飲まれない考え方とは 東大 森川 博之教授が語るDX、“波”に飲まれない考え方とは 2021/06/30 新型コロナウィルスの影響で、従来の社会観や世界観が一変した。これはニューノーマル(新しい常識)とも言われ、各所で新しい社会のあり方の模索が始まっている。デジタル技術やその社会への影響に詳しい東京大学大学院 工学系研究科 教授の森川 博之氏も、コロナ禍によってテクノロジーへの向き合い方が大きく変わったという。何がどのように変わったのか、また人々は新しい社会をどう築き上げていくべきなのか。
記事 製造業界 BMWもやってる?自社の生産戦略にピッタリ合致した「デジタル工場」の作り方 BMWもやってる?自社の生産戦略にピッタリ合致した「デジタル工場」の作り方 2021/06/30 コロナ禍が依然猛威を振るい、製造業のサプライチェーンにも大きな混乱を与えている。厳しい状況が続く中でも、国内製造業は国際競争力を維持するために、DXに取り組まなければならないが、世界に出遅れている状況だ。なぜ、ものづくりのDX化は進まないのか、また製造業DXにおける成功事例があるのか。製造業のDXを包括的に支援するTeam Cross FAでプロデュース統括ほか、FAプロダクツの代表取締役会長も務める天野眞也氏に聞いた。
記事 次世代電池 中国台山の「原子炉破損」が大問題なワケ、それでも原子力発電は必要か? 中国台山の「原子炉破損」が大問題なワケ、それでも原子力発電は必要か? 2021/06/30 中国広東省の台山原子力発電所で燃料棒が破損し、放射性物質が大気中に放出された。中国当局は海外メディアから指摘されるまで情報を公開しないなど、透明性について批判が高まっているが、このトラブルは単に透明性の問題だけとどまるものではない。放射性物質を放出した原発は、フランスの国策原子力会社フラマトム(旧アレバ)が開発した最新鋭の「欧州加圧水型炉(EPR)」である。もし、この炉に本質的な問題があった場合、日本を含む各国の原発は重大な影響を受けることになる。
記事 知財管理 誤解だらけの特許・意匠・商標権、「カップヌードル」や「きのこの山」はどう活用? 誤解だらけの特許・意匠・商標権、「カップヌードル」や「きのこの山」はどう活用? 2021/06/29 デザイン経営を取り入れる第一歩、それはユーザー視点に立つことだ。そこで新たな景色が見えてくる。その“発見”に対して、企業はどう対応していくべきか。競争力強化のカギを握るのは「知財戦略」である。だが、知財の中でも「特許」「意匠」「商標」についてはそれぞれ誤解も多いのが現状だ。今後、企業が考えるべき知財戦略を、「カップヌードル」や「きのこの山」などの身近な商品を例に出しながら、特許庁 CDO(チーフ・デザイン・オフィサー)補佐官 西垣 淳子氏に解説してもらった。
記事 IT戦略・IT投資・DX 今後生き残る「通信業」とは? カギ握る「顧客理解」のためにすべきデータ分析の手順 今後生き残る「通信業」とは? カギ握る「顧客理解」のためにすべきデータ分析の手順 2021/06/29 いまの通信業界にとって、「通信業務以外における収益向上」と「通信業務の安定運用と収益の最大化」は大きな経営テーマだ。これらを実現するには、データ活用は欠かせない。そこで今回はデータから顧客の動向や好み、行動パターンなどの属性をつぶさに読み取り、これまでは実現できなかった精度の高いマーケティングやリスク管理を実現するために必要な考え方、取り組みの重要ポイントについて、専門家らに解説してもらった。
記事 その他 ステーブルコインとは何か?基礎からわかりやすく解説、裏付け資産の有無や利用手段で分類する ステーブルコインとは何か?基礎からわかりやすく解説、裏付け資産の有無や利用手段で分類する 2021/06/29 1 安定した価値を実現するように設計された「ステーブルコイン」。これに分類される暗号資産の取引が過去1年間で残高、取引金額とも4-5倍の伸びを示した。2020年はまさにステーブルコイン元年というにふさわしい年であった。2021年もステーブルコインの急拡大は続くことだろう。そこでこの記事では、ステーブルコインとは何かという基本に立ち戻りつつ、続々と登場するステーブルコインを分類してわかりやすく解説していこう。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 テンセントの平均年収約1,400万円は妥当? 日本人には厳しすぎる「人事評価」制度とは テンセントの平均年収約1,400万円は妥当? 日本人には厳しすぎる「人事評価」制度とは 2021/06/29 中国ネット大手のテンセントは、2020年の営業収入が約8.3兆円だったと年度報告書で発表した。毎年20%以上という同社の成長率にはもちろん注目が集まったが、報告書に記載された従業員数と給与支払総額が話題を呼んだ。そこから算出した平均年収は約1,400万円。ネット上では羨望の声が相次いだが、この金額は高いのだろうか、低いのだろうか。同社を含めた多くの中国ネット企業は「淘汰制度」をとっており、成績不良者は強制解雇される。その割合は毎年5~10%にものぼる。テンセントが行っている人事評価の詳細、日本とは大きく異なる中国のITエンジニアの働き方、その実態とは。