- 2006/05/17 掲載
データの「見える化」と「統合・分析」が容易に、アプレッソとウイングアークが協業
アプレッソと、ウイングアーク テクノロジーズは、企業の重要資産であるデータを、「つなぐ」「ためる」そして「集計・分析する」分野において業務提携したと発表した。データ連携ツール「DataSpider Servista」(アプレッソ)の技術を多次元高速集計検索エンジン「Dr.Sum EA」(ウイングアーク テクノロジーズ)の製品に組み込み、データ連携機能を提供していくという。
企業の重要資産である生産・営業・売上データや顧客データなどは増加し続け、ERPや固有のアプリケーションなどの個別システムの中に散在している。また、情報漏えいリスク回避のためのセキュリティ管理や、最適在庫、品質保持を維持する堅実な製品管理が求められることによって、セキュリティ強化のためのログ履歴データや流通業界で導入が進むRFIDタグのデータなども加わり、企業が扱うデータ容量は日々拡大している。今回、両社の技術協力により、多彩なデータ連携機能を持つ「DataSpider Servista」(アプレッソ)によって、拡大するシステム群を自在につなぐことが容易になり、「Dr.SumEA」(ウイングアーク テクノロジーズ)によって、取り込んだデータを多次元で、高速に、集計・分析できるデータ活用のための統合ソリューションの提供を目指すという。
「Dr.Sum EA」は、企業システムに蓄積されたデータを「ひと目でわかるデータに見える化」し、「誰でも手元のPCでできる自由な集計」が実現できる。経営の現場から業務の現場まで、利用者の用途に応じた一貫したデータ活用をできる。両製品の連携によって「DataSpider Servista」を介して、様々なアプリケーションからデータを円滑に集約でき、ユーザーは、複雑なプログラミングの手間をかけずに、短期間かつ低コストで、ユーザーにあわせたデータ活用環境の構築が可能になるという。
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