• 2026/01/23 掲載

ユービーアイソフトが大規模再編 開発中の複数タイトルを中止へ

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世界的ゲーム大手のユービーアイソフトは2026年1月21日(パリ)、組織運営とゲーム開発の方針を抜本的に見直す「組織・運営・ポートフォリオのリセット」を発表した。ジャンル別の5つの「クリエイティブ・ハウス」を中核に据える新たな運営モデルへ移行し、2026年4月初旬から稼働させるとしている。
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(Photo:Wirestock Creators / Shutterstock.com)
 ユービーアイソフトはフランスに本社を置く世界有数のゲーム大手で、「アサシン クリード」シリーズは世界累計で2億3000万本以上の販売実績があり、世界的に人気を集める主要フランチャイズを複数抱える企業である。

 同社は同日、作品の投入計画を再点検した結果として、開発中の6本を中止すると明らかにした。中止には「プリンス・オブ・ペルシャ 時の砂」リメイク(2003年のオリジナル版は世界累計で約200万本以上を販売)が含まれ、未発表タイトル4本(うち新規IP3本)とモバイル向け1本も含む。併せて7本に追加開発期間を与え、品質基準を満たすため発売時期を後ろ倒しするとした。うち1本の未発表タイトルは、当初2025-26年度内の計画から2026-27年度へ延期する。

 コスト削減策も前倒しし、組織規模の適正化を進める。スタジオ拠点は、ハリファクスのモバイルスタジオを1月に閉鎖したほか、ストックホルムのスタジオも閉鎖するとした。アブダビ、レッドリンクス、マッシブでも再編を行う。

 同社は決定を受け、2025-26年度のネット・ブッキング見通しを約15億ユーロ(日本円でおよそ2,790億円規模)、非IFRSの営業損益(EBIT)を約マイナス10億ユーロ(約1,860億円規模)、フリーキャッシュフローをマイナス4億~5億ユーロ(約740~930億円規模)とした。これまで示していた2026-27年度の見通しは適切な基準ではないとして取り下げ、2026年5月に更新するとしている。ロイターは2026年1月22日、同社が再編と中止・延期を公表した後、株価が一時大きく下落したと伝えた。

 固定費削減は少なくとも1億ユーロ(約186億円規模)の節減目標を2026年3月までに達成するとし、今後2年で追加で2億ユーロ(約372億円規模)削減する新目標も掲げた。四半期のネット・ブッキングは2026年2月12日に公表予定で、同社は参考値として2025-26年度第3四半期がおよそ3.3億ユーロ(約614億円規模)だったと示した。

※1ユーロ=約186円(ECB参照レート)で試算

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