- 2026/02/18 掲載
Anthropic「Claude Sonnet 4.6」発表、コンピューター操作が人間レベルに到達
AIが画面上の情報を認識し、カーソル移動やクリック、テキスト入力して、PCの操作が可能に
新モデルは、前世代の「Sonnet 4.5」や、2025年11月に発表された上位モデル「Opus 4.5」と比較しても、コーディング、エージェント計画、知識作業といった分野で高い性能を示している。特に「経済的価値のあるオフィス業務」においては、2週間前にリリースされたばかりの最上位モデル「Opus 4.6」をも上回るパフォーマンスを発揮するケースがあるという。その一方で、API利用料は100万トークンあたり入力3ドル、出力15ドルと、Sonnet 4.5と同じ価格設定に据え置かれており、コストパフォーマンスの高さも強調されている。
機能面では、コンテキストウィンドウ(一度に処理できる情報量)がベータ版として最大100万トークンまで拡大された。これにより、膨大なドキュメントやコードベース全体を読み込ませた上での推論や作業が可能となる。また、同社が提供する自律型AIサービス「Claude Cowork」のデフォルトモデルとしてもSonnet 4.6が採用され、デスクトップ作業の代行範囲がさらに広がることになる。
セキュリティと信頼性への取り組みも強化されている。Anthropicは2025年に米国防総省(ペンタゴン)と最大2億ドル規模の契約を締結しており、Claudeは同省の機密ネットワークに導入された初の大規模言語モデルとなった。Sonnet 4.6においても、安全性に関する研究チームが「広範にわたって温かみがあり、誠実で、社会的な性格を持ち、非常に強力な安全行動を示す」と評価している。
Sonnet 4.6は、発表当日から「Claude.ai」の全ユーザー(無料プラン含む)およびAPI経由で利用可能となっている。開発者は「claude-sonnet-4-6」を指定することで、すぐに自社アプリケーションへ統合できる。人間レベルのコンピュータ操作能力を手に入れたAIが、企業の自動化ワークフローや個人の生産性向上にどのような影響を与えるか、今後の活用事例が注目される。
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