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- 2026/02/28 掲載
米メタがグーグルのAI半導体を数千億円規模で調達、エヌビディア依存からの脱却を図る
Google、Meta、OpenAIなど、AI半導体の大型調達が加速
米メタがグーグルのTPUを数千億円規模で調達
メタとグーグルが締結した契約は、グーグルが開発したAIモデル訓練および推論に特化した独自半導体「TPU(Tensor Processing Unit)」をメタが利用する内容となっている。総額は数十億ドル(数千億円)規模に達する。メタはクラウド経由での利用にとどまらず、2027年以降に自社のデータセンターへTPUを直接導入するための協議も進めている。メタの第3四半期の決算では、AIを組み込んだ広告システムの成長により収益が前年同期比26%増加した。同社の対話型AI「Meta AI」の月間アクティブユーザー数は10億人を突破しており、2026年の設備投資額は1000億ドルを超える計画を示している。AIサービスの拡大に伴う計算需要の急増に対応するため、ハードウェアの確保を急いでいる。
TPUはAIの機械学習やディープラーニング向けに設計された特定用途向けチップ(ASIC)である。NVIDIAなどの汎用GPUと比較して推論ワークロードにおける費用対効果が高く、同等のシステム構成で消費電力を60?65%削減できる。グーグルが発表した第7世代TPU「Ironwood」は、最大9216チップを高速ネットワークで接続し、推論速度を向上させている。
メタはこれまで自社の大規模言語モデル「Llama」などの開発においてエヌビディアのGPUに依存してきた。今月にはエヌビディアから次世代型「ルービン」など数百万個のAI半導体の供給を受ける契約を発表したが、同時に米アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)からの大量購入も決定している。
メタはブルー・アウル・キャピタルと270億ドル規模の合弁事業を通じて米国ルイジアナ州に「ハイペリオン」と呼ばれる大規模データセンターを建設する。今回のグーグルとの提携により、AI半導体市場を独占するエヌビディアへの一極集中を回避し、インフラ構築の分散を推し進める。
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