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- 2026/03/19 掲載
【対米投資第2弾】ビル・ゲイツが手がける次世代原発など気になる10兆円の使い道
AI開発の加速に伴う電力需要の急増に対応するためのインフラ事業
対米投資第2弾が決定、日米首脳会談で共同文書調整へ
日米両政府は、2025年に合意した2029年までの総額5500億ドル(約86兆円)に及ぶ対米投融資の枠組みに基づき、新たな巨大プロジェクトの具体化を進めている。先月に人工ダイヤ製造や原油輸出インフラなどを盛り込んだ第1弾が発表されたことに続き、今回の第2弾は計10兆円規模の投資となることが明らかになった。19日に米首都ワシントンで行われる日米首脳会談において、両国間の経済安全保障の強化を目的とした共同文書として正式に発表される方向で最終調整が行われている。今回の大型投資の背景には、生成AI(人工知能)の開発競争やデータセンターの普及による世界的な電力需要の急増がある。
米国では、安定的で不可欠なベースロード電源として、さらにクリーンエネルギーの観点から原子力が再び脚光を浴びている。日米両国はエネルギーやAIデータセンターといった経済安全保障上重要な戦略分野において、強靱なサプライチェーンを構築する狙いを持つ。
同時に、国内での原発新規案件が乏しい日本にとっては、米国の巨大プロジェクトに参画することで、世界的に高く評価されている自国の高度な原子力技術を維持し、産業を再生させるという重要な意義も含まれている。日本政府は原子力政策を国内の経済成長とエネルギー安全保障の核心と位置づけており、本枠組みを通じて日米の技術的結びつきをより強固なものにする意向だ。
日米が連携してインフラ整備を進めることで、世界的な電力不足への対応と次世代技術における主導権確保を同時に図る構えだ。日米間の関税交渉から端を発したこの巨大投資計画は、今や相互の経済安全保障を担保するための戦略的連携へとその性格を大きく変化させている。
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