• 2026/04/22 掲載

アドビ、顧客体験の改善を自動化するAIエージェント「Adobe CX Enterprise」を発表

AIエージェントがデータ連携、マーケティング業務を自律的に実行

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米アドビは2026年4月20日、顧客体験(CX)管理を自動化するエージェント型AIシステム「Adobe CX Enterprise」を発表した。AIエージェントがデータとコンテンツを連携させ、マーケティング業務などのワークフローを自律的に実行する。アマゾンウェブサービス(AWS)やマイクロソフトなど主要テクノロジー企業とも協業し、エコシステムの拡大を図る。
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(画像:ビジネス+IT)
 アドビは米国ラスベガスで開催した年次イベント「Adobe Summit 2026」において、企業向けの新たなAIシステム「Adobe CX Enterprise」を発表した。同システムは、自律的に思考し計画を実行するエージェント型AIを活用し、企業のマーケティング活動や顧客接点の管理を統合する基盤として機能する。

 従来のアシスタント型AIが人間の指示を起点に単一のタスクを処理していたのに対し、Adobe CX Enterpriseは定義された目標に基づき、複数ステップのワークフローを自律的に構築して実行する。システム内には特定の業務に特化したAIエージェントが組み込まれ、顧客データの分析からコンテンツの生成、配信までのプロセスを一元化する。

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【図版付き記事はこちら】Adobeが顧客体験の管理をAIエージェントが自動化する「Adobe CX Enterprise」発表(図版:ビジネス+IT)

 システムの中核を担う機能として、ワークフロー構築を支援する「CX Enterprise Coworker」を導入した。分散したシステム間のデータとコンテンツを統合し、顧客ごとの体験を大規模に自動展開する。併せて、コンテンツ管理ソリューションの拡張として「Adobe Brand Intelligence」を発表した。AIエージェントに対し企業のブランドガイドラインや文脈情報をあらかじめ認識させることで、一貫性のあるブランド表現を維持したコンテンツの生成を実現する。

 アドビはシステムのオープンアーキテクチャ化を進めるため、Model Context Protocol(MCP)を採用した。自社のプラットフォームに限定せず、外部のAIエージェントやシステムと相互接続する仕組みを備える。マルチエージェント環境の実装に向け、AWS、Anthropic、Google Cloud、IBM、Microsoft、NVIDIA、OpenAIなどの各社と協業を拡大した。各社のAIモデルやクラウドインフラと連携し、部門や利用システムを横断した業務プロセスを連携させる。

 エージェント型AIによる業務自動化への期待から、発表当日の株式市場ではアドビの株価が上昇した。同社はAdobe CX Enterpriseを通じ、AIが情報探索や意思決定を媒介する環境下における、新たな顧客体験のオーケストレーションを構築する。

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