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- 2009/01/29 掲載
【連載:第1回】世界規模の恐慌がもたらすパラダイム変化
ナレッジネットワーク 代表取締役社長
サイバー大学 客員教授
森戸 裕一氏
大手システム会社でナレッジマネジメントなどのコンサルタントとして活躍後、2002年1月独立。ナレッジネットワークを設立後は組織力向上のための情報マネジメント、人材マネジメントなどのコンサルティング業務に従事。特に経営者や情報化担当者向けの講演などは独立後1500回と群を抜く実績を持ち、情報化による組織変革などのテーマで社内研修の講師や大学の客員教授なども務める。著書に『人と組織が動く中小企業のIT経営』がある。
世界規模の恐慌がもたらすパラダイム変化
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世の中の多くの人たちは、自分が知っている世界が将来も継続することを望み、現状に満足して変化することを避けているように見える。これだけ変化が激しい時代でも未来を想像すること自体を面倒だと感じているようにも思える。このような状態はいわゆる「茹で蛙」状態と称されているが、今回の金融恐慌によるショックは、我々「茹で蛙」状態の日本人にも熱く感じたのではないかと思う。では、ショックを感じた「茹で蛙」は、というと、焦るだけで茹でられている鍋の中から飛び出せない、鍋の外に新しい世界が創られはじめているということを考えることができない、または、この期に及んでも鍋から出るのを面倒だと感じている、などさまざまだろう。
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