- 2026/07/23 08:00 掲載
米政府、AI科学研究「ジェネシス・ミッション」に50億ドル投資、日米連携強化
国防総省やエネルギー省など15以上の政府機関が参加
同プロジェクトには、国防総省、エネルギー省、厚生省、航空宇宙局(NASA)など15以上の連邦政府機関が参加する。各機関は、慢性疾患の根本原因特定、新薬開発の加速、長寿命な建築材料の開発に加え、兵器開発や重要鉱物の探索といった国家安全保障に関わる分野の研究を進める。また、150ペタバイトを超える宇宙データの解析や、自律型実験室の構築、量子コンピューターの実用化に向けた研究なども対象となる。研究者には、連邦政府のスーパーコンピューターや専門データセットへのアクセスが提供され、マイクロソフトも今後3年間で4000万ドル相当の計算能力を提供して支援する。
今回の投資に伴い、米政府は連邦研究資金の配分方法を見直す方針も示した。大学などの機関に対する従来の支援から、個別の研究者やAIを活用するシステムへの直接支援へと重点を移す。
本プロジェクトにおいて、日本は初の国際パートナーとして参画することが決定している。日本の理化学研究所と高エネルギー加速器研究機構(KEK)が参加し、スーパーコンピューターを活用したAI研究や素粒子物理学の分野で米国と協力する。山田重夫駐米大使は、政府や研究所、大学、産業界を結びつけ、両国民に利益をもたらす連携であると強調している。
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