- 2026/09/09 10:55 掲載
米OpenAI、「ChatGPT Images 2.5」発表 生成50%高速化、手描き「Sketch」追加も
編集機能では、指定した箇所以外を保ったまま単一の要素を変更する精度を高めた。長い会話の中で複数回編集した場合も、前の修正内容や構図を維持しやすくなり、新たな編集を重ねても画像品質が劣化しにくいとしている。また、実在情報を含む画像や複雑なレイアウトへの対応を改善し、透過背景の生成にも対応する。企業用途では、ブランド資産や製品画像、UI案などを繰り返し修正する際の利用も想定している。
ChatGPTには新機能「Sketch」を追加した。モバイルでメッセージ欄からSketchを選ぶと、その場で描いた簡単なスケッチを参照し、部屋のレイアウトや衣服の輪郭などを完成画像へ変換できる。ポスターや商品写真などから始められるテンプレート、画像上の特定位置にコメントして修正を指示する機能、生成に使ったプロンプトを共有する機能も加えた。ChatGPT、ChatGPT Work、Codexの全プランを対象に、デスクトップ、モバイル、Webで提供する。
開発者向けAPIでは「GPT-Image-2.5 Flare」と「GPT-Image-2.5 Sunburst」の2モデルを提供する。Flareは品質、編集、速度の改善を取り込み、GPT-Image-2より50%低いレイテンシーで高品質な画像を生成する標準向けモデルと位置付ける。一方のSunburstは生成時間を長く取る代わりに、細かな編集や完成度を重視する制作業務向けとしている。両モデルはすでにAPIで利用できる。OpenAIのAPI料金表にも新モデルが追加された。
安全面では、入力プロンプトや参照画像、生成後の画像を複数段階で検査する仕組みを継続する。OpenAIのシステムカードでは、画像のリアルさ向上に伴い、実在人物や出来事を巡る説得力の高い偽画像を作成できるリスクが高まる可能性にも言及した。生成物には来歴情報を付与するC2PAメタデータに加え、Google DeepMindの「SynthID」による不可視の電子透かしも組み込むという。
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