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- 2026/10/28 08:20 掲載
アンソロピック、創薬の初期成果を公表 BigHatなど6組織と共同研究、自社でも着手
同社は、創薬には標的の探索、分子の設計、製造の最適化、規制当局への提出書類の作成、臨床試験の設計・運営など多様な工程があり、ボトルネックは工程全体に分散していると説明している。多くの疾患領域と開発段階で実プロジェクトに深く関わることが最善だとした。
6組織との共同研究は、工程ごとに分かれる。Generate Biomedicinesは細胞療法の設計、Divergence Labsは食物アレルギー治療薬の候補探索、BigHat Biosciencesは抗体の最適化、Envedaは製造関連文書の作成とレビュー、The Column Groupは新会社の立ち上げ、ブリストル・マイヤーズ スクイブは臨床試験の計画で、Claudeを使った。
自社の創薬では、希少な2種類の筋ジストロフィーの治療薬を開発していた1人体制の企業、Mithril Medicineを買収した。創業者のCody Tranbarger氏は引き続きアンソロピックで研究を続ける。候補療法の1つは着想から18カ月未満でマウスでの有望な結果に到達しており、候補薬が有望であれば、ヒトでの臨床試験は早ければ2028年後半に始まる見通しだという。
現段階の研究の多くは前臨床段階で、ヒトでの試験には至っていない。今後はプログラムの進行に応じて、臨床試験の段階へClaudeの役割を広げ、臨床段階の組織との提携も進める。研究者向けには、AIワークベンチの「Claude Science」、ライフサイエンス研究者向けのClaudeクレジット、信頼できる組織が安全対策を一部緩和した上位モデルを使える「Life Sciences Verification Program」、ゲスト研究者の公募を挙げている。
アンソロピックは10月20日にも、サソリの神経毒に結合するタンパク質をClaudeで設計したと発表している。(関連記事)創薬AIをめぐっては、OpenAIも同日にOrchestra Bioを買収したと明らかにしており、主要AI企業の動きが相次ぐ。(関連記事)
では、Claudeは創薬のどの工程で、どこまで成果を出したのか。背景には、人間のレビュアーとの直接対決の結果と、細胞療法の設計を大きく変えた実験データがある。
・製造書類のレビューで、AIは人間の指摘を何件拾ったか
・CAR T細胞の設計は、どこまで短くなったのか
・ブリストル・マイヤーズ スクイブがAIで試した、治験の成功確率の見積もり
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