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- 2026/10/28 04:17 掲載
インテル、量子ソフトのClassiqを買収へ 報道で約23億ドル、フルスタック化を狙う
買収額は、インテルの発表資料には記載がない。ブルームバーグは関係者の話として、約23億ドル(約3,600億円)と報じた。
Classiqは、量子回路を手作業で組まなくても、実現したい処理を高水準で記述すれば、量子ハードウェア向けの回路を自動で合成するプラットフォームを提供している。特定の量子ビット方式やハードウェアに依存しない設計が特徴だ。インテルは買収後も、Classiqの複数プラットフォームとの連携を維持し、ハードウェアに依存しないソフトウェアとして提供を続ける方針という。
インテルは2015年から量子コンピューティングの開発に投資してきた。通常のシリコン半導体と共通の装置・工程で、量子ビットのチップと複雑な極低温制御用の電子回路を大規模に生産できる唯一の企業だと説明している。今回の買収で、CPU、GPU、ASICに続き、QPU(量子プロセッシングユニット)を製品群に加えることも狙う。
インテルのリップ・ブー・タンCEOは「Classiqとの統合により、インテルの量子コンピューティング部門は、フルスタックの量子コンピューティング事業へと変わる」と述べた。Classiqの共同創業者でCEOのニル・ミネルビ氏は「インテルとClassiqが力を合わせれば、量子コンピューティングの利点を引き出し、普及を早められる」とコメントした。
買収は規制当局の承認などを条件とし、2027年上半期の完了を見込む。完了までは、両社は別々の独立した企業として事業を続けるという。
では、なぜインテルは、まだ小さな売上しか持たないとされる新興企業に、量子分野で前例のない額を投じるのか。背景には、上場する量子企業の時価総額と並べたときの意外な位置づけと、CEO自身が過去に出資していた事情がある。
・量子で最高額の買収、従来の記録からの跳ね上がり方
・IonQやQuantinuumと並べた23億ドルの重さ
・タンCEOの過去の出資と、協議から身を引いた経緯
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