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- 2026/10/28 23:22 掲載
オラクル、OCIで「Vera Rubin」提供開始 GPT-6 Astraの10万基超の先へ、狙いとは?
OCI Superclusterは、NVL72のラック型システムと、オラクルのネットワーク基盤「Oracle Acceleron」、エヌビディアのEthernet「Spectrum-X」を組み合わせた構成。1ラックで72基のGPUをNVLinkで結び、数十万基規模のGPUに広げられるマルチプレーン型のネットワークと、ギガワット級の電力・冷却設備を備える。従来のGB200やGB300のNVL72システムの上に築いた基盤だという。
今後はx86サーバーの「Rubin HGX NVL8」も導入する計画だ。Rubin GPU8基に加え、Intelの「Xeon 6」2基、DDR5メモリ4TB、6.4Tbpsの高速RDMAネットワークを備え、AIの学習、ファインチューニング、推論に使う。
導入事例として、OpenAIが挙がった。OpenAIは米テキサス州アビリーンのOCI Supercluster上で、10万基を超えるBlackwell GPUを使い、「GPT-6 Astra」の学習と提供を行ったという。
一方のVera CPUは、AIエージェントの動作を支える用途を想定する。ツール呼び出しやコード実行、並行するエージェントの処理を速め、モデル呼び出しの合間にGPUが遊ぶ時間を減らす狙いだ。「OCI Kubernetes Engine」ではCPUとGPUを別々に増減でき、Oracle Acceleronは、AIが生成した信頼できないコードを、ハードウェアで隔離するという。先行利用の顧客にはOpenAIも含まれ、OpenAIのウダイ・ルダラジュ氏はVera CPUを、エージェント用サンドボックスの本番に導入すると説明した。
OCI社長のマヘシュ・ティアガラジャン氏は、今回の協業でOCIの能力が学習、推論、エージェントAIにまで広がると述べた。エヌビディアのイアン・バック氏は、AIファクトリーには生産性、耐久性、融通の利く柔軟さが求められるとコメントした。
・Vera Rubin NVL72の「一番乗り」争いの現在地
・オラクルがVera CPUに寄せる数字の意味
・グーグル・クラウドが11月に控える次の一手
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