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- 2026/10/29 08:18 掲載
マイクロソフト決算、Azure48%増の衝撃…AI投資回収は進むのか?
純利益は366億ドル(約5兆7,800億円)で32%増。OpenAIへの投資の影響を除いた調整後(非GAAP)では364億ドルで18%増だった。希薄化後の1株当たり利益は4.92ドルで32%増、調整後では4.89ドルで18%増という。今期はOpenAIへの投資で純利益が2億700万ドル押し上げられた一方、前年同期は31億ドル押し下げられていたといい、これが通常の増益率と調整後の増益率の差につながった。
事業別では、AzureやMicrosoft 365のクラウド製品などを含む「Agents and Infra」の売上高が768億ドルで25%増となった。検索・広告、Xbox、Windows関連などの「Devices and Consumer」は155億ドルで3%減だった。同社は2026年9月に発表した事業区分の見直しに基づき、今期から2区分で開示している。
主な指標では、Microsoft Cloudの売上高が639億ドル(約10兆1,000億円)で30%増(為替の影響を除くと31%増)。Azureの売上高は48%増だった。商用RPOは73%増の6,770億ドル(約107兆円)。RPOは契約済みで、今後売上として計上される見込みの金額を指す。Microsoft 365の法人向けクラウドの売上高は17%増、産業向けソリューションのクラウドは10%増だった。
サティア・ナデラ会長兼CEOは「スタック全体で、顧客に高い能力、選択肢、制御、コスト効率を提供している。組織が自らのインテリジェンスを構築・所有できるよう支援し、エージェントの安全性とセキュリティで信頼を得ることで、イノベーションを、あらゆる業界での採用拡大と実際の成果に変えている」と述べた。エイミー・フッドCFOは「売上高、営業利益、1株当たり利益のすべてで想定を上回った」と説明している。
配当と自社株買いによる株主還元は102億ドルだった。今後の見通し(ガイダンス)は、決算説明会で示すとしている。今回の決算は、AI投資の回収とクラウドの伸びが焦点とされていた。
では、Azureがここまで伸びたのに、なぜマイクロソフトは設備投資を市場予想より抑えたのか。背景には、経営陣が決算説明会で明かした「ある遅れ」と、次の四半期に示した数字がある。
・Azure売上の初の金額開示と、市場予想との差
・設備投資が予想を下回った理由と、次の四半期の数字
・資金調達をめぐるCFOの発言と、フリーキャッシュフロー27%減の読み方
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