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- 2026/10/29 05:16 掲載
オラクル「追加調達は200億ドルまで」と宣言、2030年度売上2,250億ドルの勝算とは?
設備投資は2027~2028年度がピークで、2029年度に減少に転じる。これに伴い、FCFは2028年度後半に黒字化し、2029年度は300億ドル(約4兆7,000億円)以上になる見通しだ。2029年度からは成長を自己資金でまかなう方針で、同年度の純債務/調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益に相当する指標)は3.5倍未満としている。
資金調達では、2027~2030年度の投資サイクルで追加調達する額を200億ドル(約3兆1,000億円)に限ると表明した。内訳は株式100億ドル、社債100億ドルで、既存債務の借り換えは含まない。第1四半期(2026年6~8月期)に完了した200億ドルのATM(随時発行)型の増資とは別枠という。このほか、ベンダーファイナンス、顧客が提供するハードウェア、顧客からの前払いを使い、当面の現金需要を抑える考えを示した。
2027年度の見通しは据え置き、売上高は900億ドル以上、非GAAPベースの1株利益は8.10ドルとした。説明会には共同CEOの2人とCFOのヒラリー・マクソン氏が登壇した。
オラクルは前日の10月27日にも、エヌビディアとともに自社クラウド「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」で「NVIDIA Vera Rubin NVL72」の提供開始を発表していた。
では、巨額の借り入れを抱えるオラクルは、なぜ「追加調達はここまで」と言い切れるのか。背景には、前回の説明会の直後に起きた株価の急落、2026年度のFCFが示す赤字の深さ、そして同社が頼る特定の大口顧客の存在がある。
・1年前の目標発表で株価が急落した理由と、今回との違い
・FCFマイナス237億ドルと、積み上がった借入金の大きさ
・CFOが語った「最終的な金額」と、黒字化を左右する大口顧客
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