ユニクロが1,200台のiPhoneを導入

　iPhone 1,200台は、ファーストリテイリングの東京本部移転に合わせて導入された。会社のメールや予定表を時間や場所にとらわれずに利用することで、業務効率化、生産性向上を狙ったという。社員情報の検索にはオンラインの電話帳を提供するなど、セキュリティにも配慮した。

　「世界中のグループ全社が、あたかもひとつの会社として機能するグローバルワンファームを実現」（ファーストリテイリング）するため、世界中のどこでも全社員がつながってコミュニケーションできる環境の構築のため、iPhoneが最適だと判断したという。同社では、UNIQLOCKなどの提供で成功しているプロモーション分野にもiPhone環境を活用する狙いがあり、社員への導入で弾みをつける考えがあるとみられる。

　そのほかソフトバンクテレコムでは、同社の東京本部におけるWi-Fi環境の構築や国内拠点間をつなぐ固定ネットワーク、FMCサービス、TV会議システムなど、コミュニケーション基盤を提供している。