三井不動産は、今まで丸の内地区に2棟のオフィスビルを要しており、今回の三井住友銀行本店ビルディングが3棟目になる。　

　同物件は地下鉄大手町に直結したロケーションで、省エネルギー効果とデザイン性を融合させた外装となっている。オフィスフロアは、 耐震、セキュリティ、情報化に対応する最新設備を導入、天井高2.8m、約650坪の無柱スペースとするなど、社員に快適な執務環境を有す。光ダクトや室内照明の人感センサー制御といった環境対策により、CO2排出量は、東京にあるテナントビルの平均より30%近く減らせるという。所在地は、東京都千代田区丸の内一丁目1番2号。平成20年に着工し、本年7月に竣工した。