- 2010/07/28 掲載
NEC、クラウドサービス向けコンサルティングサービス2種を発売
両サービスは、NEC自身が基幹システムを刷新・クラウド化する中で培ったノウハウをベースにしたもので、業務プロセスやシステムのみならず、IT関連の組織/ガバナンスの状況など、クラウド化を検討するうえで必要な要素を分析・提言するというもの。
「クラウド化クイックアセスメント」は、NEC独自のクラウド化アセスメントツールを用いて、業務プロセス・情報システム・IT基盤・IT関連組織/ガバナンスなどの標準化度合いを簡易診断し、情報システムやIT基盤でクラウド化が可能な領域、期待効果や課題、推進計画案などを短期間(最短1ケ月)で提示するというもの。どのシステム領域でクラウド化が可能か、課題は何かを総括的に把握したいというニーズを持つ企業に適しているという。
また、「クラウド化企画サービス」は、主に基幹システムの再構築を検討している企業を対象にしている。事業・業務パターンの分類や、現状基幹業務システムの分析などを行い、業務の標準化やシステムの統合が可能な領域を詳細(サブシステムのレベル)に検討することにより、クラウド化の実現形態(SaaS型・個別対応型など)、業務標準化の課題の明確化、実行計画を提示するという。
NECでは、両サービスを開始するうえで、専門コンサルタント20名の体制を構築。今後3年間で100社に両サービスの販売を目指す。

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