日本ヒューレット・パッカード（日本HP）は、スマートフォンやモバイルPCなどマルチデバイスからのプリントや、プリンター単体でインターネット上のコンテンツのプリントを可能とするクラウド・プリンティング・ソリューションを発表した。

　今回の新ソリューションは、プリンターがインターネットへ接続し、1台1台が固有のメールアドレスを持つことによって、従来プリント機能を持たなかったスマートフォンなどのデバイスからメール送信でプリントを可能とする（『「メールdeプリント」（HP ePrint）』）ほか、プリンター単体でインターネット上のアプリケーションを利用できる（『「アプリdeプリント」（Print Apps）』）など、クラウドコンピューティング時代に則した新しいプリンターの使い方を提案するもの。

　同ソリューション対応製品第1弾として、1万2,810円（税込み）で個人向け複合機「HP Photosmart Wireless B110a」を、販売店、および日本HPのオンラインストアにて、8月5日より販売を開始するという。