- 2010/08/09 掲載
日本HP、認証サーバの複数化対応したシングルサインオン製品「HP IceWall SSO Ver.10.0」を発表
従来、企業内に閉じたSSO環境を提供していた認証基盤の位置づけが変化しており、他社サイトとの連携やクラウドサービスとの接続などによって、認証基盤の対象範囲および関係者の数が拡大し、社内・社外を含めた大規模環境にも適応できるミッションクリティカルな認証基盤が求められている。
また、クラウドや仮想化環境における認証基盤では、動的に変化するアプリケーションのリソースに対応し、証跡管理を統合化することも必要となる。
今回、日本HPが提供するSSO製品の新バージョンでは、認証サーバの複数化による処理性能の向上、認証サーバダウン時の認可処理継続、仮想化環境での可用性向上やクラウドサービス導入による認証対象範囲拡大への対応を実現する。
具体的には、「認証モジュールの分散化」、「アクセス専用スレッド」、「ノンストップメンテナンス」などで、拡張性、可用性、運用性を向上。また、VMwareを利用した仮想化環境における認証基盤の動作検証を行い、ベストプラクティスを提示するという。
このほか、最高レベルの暗号強度を採用するなどセキュリティを大幅強化や、独自プロトコル(ICP 2.0)のHTTP化も実現している。
さらに、新バージョンでは、2020年3月まで10年間にわたる長期サポートプランを提供する。

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