- 2010/09/10 掲載
AndroidとSymbianの2強時代が到来する、米ガートナーが携帯電話向けOS市場予測を発表
2009年時点は、Symbianが46.9%のシェアで1位、Blackberryに搭載されるResearch In Motionが19.9%でこれに続いて2位、iPhoneに搭載されるアップルのiOSが14.4%で3位だった。
グーグルのAndroidの出荷台数ベースのシェアは、2009年時点ではわずか3.9%だが、これが2010年には17.7%と2位に躍進し、2014年時点には29.6%まで増加するという。これは、1年前に予測したガートナーの予測を2年上回るペースだという。

こうした予測を裏付けているのが、携帯端末メーカーの動向。韓国のサムスン、ソニーエリクソン、モトローラ、LG電子などがAndroid向けの投資予算を拡大しており、結果的にAndroidは2010年末までには北米でトップOSになるという。
ガートナーの主席アナリストであるRoberta Cozza氏は「オープンソースプラットフォームがスマートフォン市場を6割以上支配するだろう。アップルのiOSなど、シングルプラットフォーム製品は出荷台数ベースでは市場成長ベースでの増加は難しいとみている」と指摘する。こうした中、「(マイクロソフトの)Windows Phoneは2014年までには6位に降格するだろう」と厳しい見通しを示している。
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