2010年8月に実施したノークリサーチの調査によれば、「文書管理・ファイル管理」製品は独自開発やリレーショナルデータベース（RDBMS）の一機能、グループウェアの文書管理機能でカバーされることも多いという。

　そのため、製品別シェアで1位になったリコーのRidocDocumentServerで13.8％。2位は大塚商会のeValueNS/VisualFinderで11.7％、3位はサピエンスのドキュメント管理システムで6.2％と、上位製品でも市場シェア2割を超える製品はなく、「少ないシェアを分け合う形」となった。今後、「独自開発を予定するユーザー企業の取り込みがパッケージにおけるシェア獲得を左右する」という。

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