• 2011/06/30 掲載

アサヒビールとキリンビール、共同配送・回収で東京ドーム約8個分のCO2削減

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アサヒビールとキリンビールは、両社が保有する拠点の立地を活かし、東京都の一部エリアでの小口配送の共同化と、茨城県・埼玉県・長野県・静岡県の4県での空容器の共同回収のテスト展開を行うことで合意した。
 アサヒビールと麒麟麦酒(以下、キリンビール)は、物流部門における配送と回収の協業を、8月29日から開始すると発表した。

 両社は、小口配送における配送拠点を相互活用し、配送距離の短縮・積載率の向上・車両回転率の向上を実現することで、環境負荷の低減を目指す。アサヒビールはビール類・低アルコール飲料・洋酒・ワイン・焼酎・清涼飲料の6カテゴリの製品を、キリンビールはビール類・低アルコール飲料・清涼飲料の3カテゴリの製品を対象に行う。実施エリアは、江東・江戸川・渋谷・新宿・中野・杉並の6区。具体的には、アサヒビール新宿配送センター(渋谷区)から渋谷・新宿・中野・杉並の4区へ、キリンビール東部センター(江東区)から江東・江戸川の2区へ、それぞれ両社の対象製品を両社の得意先に共同で配送する。10月末頃からは、東京都内の他エリアと神奈川県内の一部についても展開を拡大する予定だ。

 空容器の共同回収について対象となるのは、ビールの空瓶、空樽、飲料の空瓶、炭酸ガスボンベ、パレット。両社の製造拠点が比較的近くにある茨城県と愛知県の工場出荷エリアである、茨城・埼玉・長野・静岡の4県の一部地域からの空容器の回収を共同で行う。具体的には、両社共通の得意先ごとに回収を役割分担し、それぞれが製品を配送した後、回収を担当する側の会社の車両の帰り便に両社の空容器を積み込むことで、積載効率を約25%向上させるという。

 これらの取り組みにより、小口配送面で約38t(従来比約30%)、空容器回収面で約158t(従来比約20%)、両社合計で、年間のCO2排出量を約196t(従来比約22%)削減する。

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