• 2011/07/22 掲載

東京エレクトロンデバイス、携帯電話の電波から発電可能なエネルギーハーベストデバイス「P3110」発売

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東京エレクトロンデバイスは、日本市場向けに、携帯電話などから放出される微弱な電波から発電できるデバイス「P3110」を販売開始した。
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環境発電デバイス「P3110」
 東京エレクトロンデバイスは、米Powercast Corporation(以下、パワーキャスト)と販売代理店契約を締結し、エネルギーハーベスト(環境発電)デバイスの取り扱いを開始するとともに、日本市場向けの発電デバイス「P3110」を販売開始した。

 エネルギーハーベストは、自然界のエネルギーを電気エネルギーに変えて再利用するデバイス。パワーキャストのワイヤレス給電デバイスは、携帯電話などから放出される電波からの発電が可能となっている。

 今回東京エレクトロンデバイスが企画した「P3110」は、日本の携帯電話などから放出される微弱な電波からも発電ができるように、周波数帯域と感度を改良し、日本市場をターゲットとした商品。東京エレクトロンデバイスでは本製品の販売および顧客仕様品の設計とサポートにより、ワイヤレス給電の実用化を推し進めていく方針だ。「P3110」と、東京エレクトロンデバイス取り扱い製品であるIPS社のリチウムイオン二次電池「THINERGY」を組み合わせることにより、「P3110」で発電した電力を「THINERGY」に蓄電してバックアップシステムを構築することが可能だ。

 東京エレクトロンデバイスでは、まず携帯電話など既存の機器に「P3110」を搭載することにより、その通信を阻害することなくバックアップ発電を行い、機器の保全動作に利用することを提案していく。また、総務省で検討が予定されている特定周波数でのワイヤレス給電用の送信が認可される時期を鑑みながら、飲食店などの商業施設の室内環境管理や、ワイヤレスの特徴を生かした病室内での患者の動態モニタリングなどをターゲット市場として、デバイス/システムソリューション販売を行っていく方針だ。

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