富士通は7日、インドで日本企業向けのシステム運用オフショアサービスを、本日より提供すると発表した。

　今回開始した「オフショア運用サービス」は、インドに拠点を置く富士通コンサルティングインディアから、インド人技術者がリモートでシステム運用を代行するというもの。顧客の重要データを海外に送信せずにシンクライアント型のモニタリングを行うとともに、欧米での運用標準体型とセキュリティ運用基準、同社データセンターで培ったインシデント管理手法を用いることで、セキュリティの品質を確保した。

　サービスメニューとして提供されるのは、（1）システム監視、（2）稼働管理、（3）バックアップ管理、（4）性能管理、（5）セキュリティ管理、（6）変更・リリース管理、（7）サービス管理の主に7つ。


　富士通社内の実践として本サービスを適用した結果、3年間で約20％のコストダウンを実現したという。